P3:PeraPeraPrvページをGoogle Sitesで作った
先日のエントリーでも書いたけど、Mac OS XをはじめJava SE5以降のマルチプラットホーム対応のTwitterクライアント、「PeraPeraPrv」通称P3が3.4になった。
- P3:PeraPeraPrvについて日本語ページ
- about P3:PeraPeraPrv英語ページ
- P3:PeraPeraPrv中文中国語ページ(翻訳:miki7500さん)
P3のアイコンやらスプラッシュスクリーンやアプリケーションの中で使う画像の制作を手伝っているのだけど、今回のバージョンアップに伴ってP3のWebサイトの立ち上げもやってみた。
Webサイトに手を出したのは昨年から注目していたGoogle Site。Folder.qlgeneratorの英語サポートページをこのはてなダイアリーの中に立ち上げてしまって本当に後悔したからだ。なにかを海外に発信したいなら悪いことは言わない。自分のblogに一番アクセスを集めるプロジェクトページをエントリーとして作っちゃだめだ。他は知らないが「はてなダイアリー」は本当に止めといたほうがいい。
まず、英語圏……とは違う。アメリカ人は視界の中に日本語が混じってくるだけで「ここ読めない」という輩がいる*1。そうでなくてもはてなダイアリーには英語インターフェイスがないのでブログの一エントリーが完全に英語で書いてあってもコメントもトラックバックもできないことに変わりはない。
文字コードがEUC-JPなのも本当に、いいかげんなんとかならんか、と思う。基本の日本語、中国語と英語を同じページに書くことができないのは、2003年ならともかく今となっては有り得ない仕様だ。お礼もかけない。リソース提供してくれたフランス人や中国人、韓国人の名前書くのに実体参照調べるなんてほんとに馬鹿げてるよ。*2?はてなグループは対応してるけど、ダイアリーはUTF-8にするつもりがないのかな?
次にアクセス解析。ソフトウェアがどんな人にどういうところから見られてるのか気になるんだけど、はてなダイアリーで使えるはてなカウンターはあまりに貧弱だ。Apacheのログならダウンロードして解析ツールにぶち込むのも手なんだろうけどCSVしか出てこないので整形するのも手間がかかる。
最後に共同編集機能がない。一エントリーだけ触ってもらうような設定はできないし、はてなグループを作っても上記の問題は解決しない。
そんなわけでGoogle Sitesを選んだ。共同編集が可能でGoogle Analyticsが使えて、100MB(ちょっとしたアプリのバイナリなら置いとけるよね)の容量があって(ほんとに基本的なことだけど)UTF-8で書ける。
Google SitesはNetscape Gold程度*3のGUIでイマドキなWebサイトが作れるサービスってことになってるけど、ほんとうによくできている。Wikiのような履歴管理や目次生成も便利だけど、今回驚いたのはGoogle Documentのリンク。一般的なWebサイトという枠ではなかなか詰め込めない情報をGoogle Documentで提供できる。
今回はローカライズリソースのCGMを狙って(Folder.qlgeneratorの教訓。複数の異なるトルコ語リソースをもらったってどれを採用するって決断できないんだよ。悲しい日本人には。)、P3の文字リソースをGoogle DocumentのSpread Sheetに置いてみた。
GMailのアカウントにログインした状態なら下のスクリーンショットのように、リソースの対応表が見える。この表がGoogle DocumentのSpread Sheetで、GMailでGoogleのアカウントを持っている人なら誰でも編集できるようにしてある。
ちょっとしたプロジェクトのWebサイト作るのにGoogle Sitesはとてもいいソリューションになることを再認識した。
Folder/Archive.qlgeneratorのページも引っ越すとしようかな。
追記
はてなダイアリーはGoogle Analyticsに対応していました。
Google Analytics対応について
ほんとごめんなさい。3年も前のことなんですね。>はてなスタッフ。