年越しNY気分 ニューイヤーズ・イヴ
懲りずに大晦日も映画館へ。大晦日にふさわしいその名も「ニューイヤーズ・イブ」を観て参りました。この手の映画を映画館へ観に行くことは稀だし当初はスルー予定だったんですが何と言っても「glee」のリア・ミシェルが出ていて歌うシーンが有る、というので観に行きました。またタイトルからいっても歳が明けてから観に行くのはどうにも違和感があるので頑張って年内にと思っていたら結局、大晦日に。でも年内ラストに観る映画としてはふさわしかったかもしれません。
いわゆるアンサンブルキャストの映画で、何組ものカップル(恋人同士もいればそうでないのもいる)のニューヨーク、タイムズスクエア周辺を舞台にした短篇集、といった趣。一組あたりの時間は短いですが、そのぶんキャストは豪華でメインどころにヒラリー・スワンク、ミシェル・ファイファー、ザック・エフロン、アシュトン・カッチャーなどが出てきます。
ヒラリー・スワンク演じるタイムズスクウェア協会副会長(会長はマシュー・ブロデリックに見えたけど違うのかな)が大晦日名物であるボール・ドロップというもののハプニングを中心に展開されます。
我らがリア・ミシェルはジョン・ボン・ジョヴィ演じる人気ロックスターのバックコーラスを務める女性で役柄からほとんど「glee」のレイチェルのその後、といった感じ。ジョン・ボン・ジョヴィとの歌も含め3曲歌い、ラストは「蛍の光」*1も歌ってくれます。お相手は同い年スターアシュトン・カッチャー。新年の祝いなんてクソ食らえ!というナードな男を演じています。二人は大晦日にエレベーターに閉じ込められ・・・
そのアシュトンの友人がザック・エフロンでお相手がミシェル・ファイファー。この二人は「ヘアスプレー」で共演してますね。あの時はファイファーの娘の同級生がザック、という位置づけでしたが、今回は堂々カップル。ファイファーは名作「バットマン・リターンズ」のセリーナ・カイルがキャットウーマンに覚醒しないままのその後、という感じのオールドミスを演じています。でもこの二人が一番ニューヨークを堪能していたなあ。
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この部分カットしてジョシュ・デアメルとヒラリー・スワンクが恋人同士、という方が良かった気がします(とエンド・クレジットのNGシーンでありましたね)。
個人的にはジョン・ボン・ジョヴィの恋人役でホテルの料理長であるキャサリン・ハイグルがとてもステキでした。もちろんすべての出演者が良かったです。カーラ・グギーノも出てるよ!
大晦日にこれを観て年を越せることは幸せでしたね。
あと、ラストに監督(「プリティ・ウーマン」のゲイリー・マーシャル)の前作「バレンタインデー」の宣伝を堂々とやる、というびっくりな展開も思わず許せる爽やかなコメディでした。
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こちらはウォブラーズ版で。
ニューヨークってやっぱり素敵ですね。