積みゲーならぬ積み感想問題

3冊ほどラノベ感想をまとめて書いて、いろいろ見えてきたような、目が見えたと思ったら勘違いだったような気がしてきたので、とりあえず語ってみたい。

感想文が追いつかない!

ゲーム、とくにエロゲでは、買ったもののプレイする時間がとれずそのまま放置されるという「積みゲー」が発生しがちだ。対して、ラノベでもよく似ているような、全然似てないような問題が発生することが分かってきた。さくさくと読み進めてしまうため、読書スピードに感想文が追いつかないのだ。
とくに、電車などの移動中にも読めてしまうのが大きい。通勤時に読み進めているだけで、数日に1冊は消費してしまう。僕は、そこまでではないが、自宅と勤務地の距離によっては、1往復=1ラノベなんて人もいることだろう。また、外回りが多かったりするとラノベ消費量も激しく上がる。
このため、ブログをいじる気力や時間がないときにも、いやむしろ忙しいときほど読書点数が増えてしまう。そうすると、「あとで読む」ならぬ「あとで感想を書く」ラノベがどんどん蓄積されてしまうわけだ。これはちょっとした問題じゃあないだろうか。
…ラノベでこうなので、マンガ感想をやっている方はもっと深刻そうだ。

なら感想を書かなければいい?

「忙しいときは感想を書かない」というのも、なかなか難しいものがある。自己満足に過ぎないとは思うが、「たまたま読み終わったときに時間があった」本については書いて、「たまたま忙しいさなかに読んだ」本についてはスルーパス、というのはどうにもよろしくない気がする。読んだ本すべてに感想を書くべきだとは思わないけれど「たまたま時間がなかった」なんて理由は、できれば避けたいもの。そうじゃないと、大好きな本をスルーして、うーんふつーだね?なんて本の感想を長々と書いたりすることにもなりかねない。

全部書く、もしくは…

そうすると、読んだ本全部に感想を書くか、もしくは自分の中で一定の基準を作って、書くものを決めることになるだろう。
しかし、感想を書くor書かないの基準を決めるのもなかなかタイヘン。自分の、そして自分のブログの立ち居地が定まっていないと、そういった判断までブレしてまい、しっかりとラインを引くのは難しいんじゃないだろうか。少なくともいまの僕には無理だと感じる。意識してラノベ感想を書き始めてからはまだ間がないし、それに…ラノベとエロゲの間でブレまくりですしね!
そういうことで、しばらくはなるべく全部書く、という方針で行ってみたいと思う。
この「なるべく全部」というのは、感想がかけない本については無理やり書かないということで、実は今日も1冊ほどスルーしている。表紙とタイトルで買ったものの、自分には合わない内容だと感じたからだ。面白くなかった本について、イマイチだったと書くのはナシではないと思う。マイナスの感想=悪だとは思わない。幸いたいていのものは面白く読めるので、いまのところマイナス感想はほぼないけれど。
ただし、その本が「うまく読めてない」場合については話が別だろう。自分がその本のターゲット層から外れていて、きちんと楽しみきれなかった、美味しいところをうまく味わえなかったなんて風に思ったときには、感想も書かないことにしたい。これをしばらく続ければ、自然ともっと楽ができる書き方なり選び方を習得できるんじゃないかなーと思っています。今後の忙しさによっては挫折するかもしれんが!
また、感想は鮮度が命だと思うので、読んでから日を置いて感想を書くのもできれば避けたいのだけど…これはしょうがないかも。

最後に…誰も読んでないことは知ってます!

アクセス数から見るに、僕のラノベ感想は非常に不人気(と言っても、ニュースサイトからリンクされた記事以外ははどれもにたりよったりの低アクセス数なので、他のジャンルに比べてラノベ感想が人気がないのかどうかは、じつのところよくわからない)。僕のぬるい読書感想文なんて、だれも求めていないというのは、重々承知。正直言って、僕自身、どういうスタンスで書くべきなのか、なにを伝えようとするべきなのか掴みきれないまま書いているので、当たり前かもしれない。
アンテナやRSSで登録してくれている方、また時々見てくれている方には本当に申し訳なく思う。自意識過剰以外の何者でもないとは思うけど…あ、更新された、なんだぬるい感想文かよ、アンテナはずしとこうかな、なんてことが起こらないかとビクビクしながら更新しておりますことですよ! でも、今はラノベ感想を書くのが楽しいの! どう書けばいいのか、何を目指せばいいのか全然分からないんだけど、それも含めて楽しんじゃってるんですよ。そういうわけで、僕のラノベ感想がイマイチだと思っても、なまあたたかくスルーしたりDisったりしていただければと思います。そのうち、なんか書き方がわかるかもしれないから!