地獄少女 二籠 第26話 「あいぞめ」(最終回)
(C)地獄少女プロジェクト/スカパーウェルシンク・アニプレックス
地獄少女としてのお仕事もこれが最後になるのでしょうか?
閻魔あいちゃんが再び掟を破ってしまいます・・・。
まだ自分が受けた昔の心の傷が残っていたのです!
蛍が地獄通信に拓真の名前を書き込んだお話の続きです。
「いいのね?」
「この子がいる限り終わらないの。」
「その子のせいなの?」
「そうよ!」
大切な兄を地獄に流された事で蛍は今までの考え方を変えてしまいました。
・・・というよりも、少々精神的に参っているふうにも見受けられます。
とにかくこのままでは拓真と一緒に地獄に行く事になってしまいます!
「この子がいなくなれば恨みの連鎖は終わる。」
その蛍の言葉にあいちゃんの目が強く反応したのが印象に残りました。
「ワラ人形を頂戴!」
蛍はワラ人形をあいちゃんから受け取ってすぐに糸を引きました(´・ω・`)
あんなに地獄少女のことを良く思っていなかったはずなのに・・・
それにしても本当に可哀相なのは拓真の方ですね(´・ω・`)
彼は何も悪い事はしていないのに皆から恨まれて悲惨だわ。
信頼していた蛍によって地獄に流されたので泣いてましたよ。
「帰して・・・」
あいちゃんに命乞いをしてました。帰してあげてほしいよ(>ω<)
そこで、驚く事にあいちゃんが舟を止めて引き返したのです。
掟に背いた罰なのでしょうか?あいちゃんが虫の息で倒れてる!?
あいちゃんは拓真の立場が昔の自分と似ているので同情したのですね。
それにきくりちゃんの隠された目が開いてましたよ。
きくりちゃんが人面蜘蛛に憑依されているのですっ!
あと三藁達が人面蜘蛛にあいちゃんを助けて欲しいと願ってました。
400年間も心を閉ざして仕事を頑張ってきたので開放してあげて欲しい。
あいちゃんに対する人面蜘蛛のこの仕打ちはちょっと酷いです(>ω<)
それにあいちゃんの地獄少女としての記憶が無くなっていましたよ。
地獄少女の任を解かれたので三ワラ達も助ける事ができないみたい;
蛍は、お兄ちゃんと拓真の後を追うために入水自殺を・・・
「ずっと我慢してきたんだ。人を恨んじゃいけないから・・・。
お父さんがそう言ってきたんだ。でも・・・もう我慢しない。」
倒れている蛍を見た拓真もまた心変わりをしていましたよ(>ω<)
もう恨みが恨みを呼ぶような不幸の連鎖になっていました・・・。
悪い住人達に追い詰められた拓真は灯油を放って火をつけようとします。
自分の家ごと燃やして何もかも消し去りたいのかもしれません。
悪い住人達も拓真を殺すのに必死で、もう地獄通信なんて関係ないみたい;
「この子は殺してはいけない。」
あいちゃんがフラフラになりながらも拓真を追いかけてきたので凄かったです。
自分の体力はもう限界なのにそれでも拓真の事を守ろうとしてましたよ(>ω<)
でも地獄に流されたくない住人達があいちゃんをフルボッコ・・・。
さすがにこの場面は見るに耐えないシーンです。涙が出ちゃうゎ(>ω<)
1期での人間だった頃のあいちゃんのシーンを思い出させます。
私が地獄少女だったら、この住人どもを地獄に送り込んでやるとこだわ!
拓真が住人達に止めるように言って助けに入ってましたよ。
この時のあいちゃんが瀕死になりながらも少し笑顔を見せていました。
昔は仙太郎に裏切られて悲しくて憎しみを持っていましたけど、
今はこうして拓真に守られて嬉しいのかもしれません(*´ω`*)
400年の時を経て、ようやく心の楔(くさび)が解かれたかな。
桜の花びらとなって空に舞い散ったあいちゃんでした・・・
あいちゃんがいなくなった家・・・。
これから三藁達はどうするのでしょうね?
そして拓真はというと、意識が回復したお父さんのお見舞いに行ってました。
孤独になって寂しくしていた拓真ですけど、これでもう安心ですね。
あと、蛍も何とか一命を取り留めていたみたいですし良かったです。
今度は拓真が友達として蛍のそばについてあげて欲しいと思います。
・・・ということで、地獄少女の物語は終わりに思われましたけど、
ある女子高生の携帯に地獄通信からのメールが着信してました。
まさか、あいちゃんが・・・地獄少女が復活しているのでしょうか?
とにかく人々の恨みの念だけは消えていないことだけは確かですね。
★総評★
1期の雰囲気をほとんど変えずに描かれていたので安心しました。
この何とも言えない様な雰囲気が私好みなので気に入ってます(^ω^)
ただ、ラストのエピソードに関してあまり満足はしなかったかな。
1期のラストに比べて、そんなに盛り上がるような展開でもないし、
それに5話分も費やすほどでもないようにも感じました(´・ω・`)
まぁそれでもラスト以外では良いエピソードを揃えていたと思います。
地獄少女のファンの方にとって満足の出来だったのではないでしょうか?