2017/01/16

冴えない彼女の育てかた　第02話「フラグの立たない彼女」

（C）2015 丸戸史明・深崎暮人・KADOKAWA 富士見書房／冴えない製作委員会

地味な女の子に美少女ゲームのキャラの真髄を教える！

「加藤。俺が保証してやる。お前は地味なんかじゃない。」
倫也が美少女ゲームを作るきっかけとなった恵とお話するところから始まります。
しかし、実際の彼女は地味で目立たない女の子だからイメージと違ったみたい。
そこで、恵をヒロインとしてキャラ立ちさせようと思い立つのだから苦笑いですわ。
あまり同人ゲームの制作には関係ないことにように思うんだけどなぁ・・・・・・。
でも彼にとってはゲームのイメージを膨らませるためには重要な事らしい（笑）
彼って自分の考えを包み隠さずに言えるのが特徴と言ってもいいかもしれない。
それゆえに率直に酷いことも言えちゃうのが痛いところなんだけどね（笑）

恵の方からすれば彼が自分に告白してきているのか、それとも面と向かって
悪口を言われているのか理解できないのも無理はないでしょう（笑）
普通の女の子なら厄介な男の子に絡まれたなぁって思うところなんですけど、
彼女はおっとりした性格だから怒ったりもしなさそうだ。

超不機嫌な詩羽と英梨々が乱入することでギスギスしたやり取りが始まった（笑）
まぁ2人からすれば待ち合わせの約束をすっぽかされたのだから当然ですね。
この後にテーブルの下で足を蹴り合いしていたのが面白いです。
このメンバーで同人ゲームを作るとしても、チームワークは最悪にしか思えない(＾ω＾)

恵が倫也と英梨々と詩羽の3大二次元オタクに囲まれるとさらに影が薄くなる。
オタクの予備知識がない彼女にしてみれば会話に加わりにくいから暇なのかも。
ここでも恵がステルス性能を発揮していたから、それはそれで凄い特徴かな。
某麻雀アニメのステルスモモとどちらが凄いんだろうって思った(＾ω＾)
とりあえず、恵にとっても学園2大美少女のイメージが崩れたのは確かでしょう（笑）

恵は倫也の誘いを受けて彼の家に行くことになります。
年頃の女の子だから男性の家で2人きりになる事を意識してもおかしくないのだけど、
恵の場合は警戒心がないというか、あんまりそういうのを気にしない感じもします。
まぁ倫也がリアルな女性に興味を持たないのを知っているというのもあるのかな？
彼女は彼女でいまいち何を考えているのか分からないところがありますわ(＾ω＾)

恵は倫也の部屋にある美少女キャラのグッズを見ても平然としていましたので、
アニメやゲームに対する免疫はそこそこ備えていそうなので安心です。
ただ、倫也からの美少女ヒロインとしての無茶振りな要求は戸惑うでしょうね（苦笑）
二次元に理解がある私でも何を言っているのか理解に苦しむもん(＾ω＾；)
とにかく倫也は恵を理想の二次元美少女のように振る舞わせたいみたいだ。

あと、ときメモ風なゲームをやらせて美少女ヒロインの行動を教えていましたけど、
女の子からすればデートの思い出としてプレゼントを貰えるのなら嬉しいですよね(＾ω＾)
恵はリアルな感覚でゲームをするみたいだ。

ただ、倫也からすればリアルな三次元女性としての感覚ではなく、あくまで
美少女ゲームでの女の子としての行動をしてもらいたいみたいです（笑）
彼は色々と熱く語っていたけど、普通の女の子ならドン引きすると思う(＾ω＾；)
それでも恵は冷静に突っ込み返していたので大したものです。
物静かな性格だけど、物怖じしないし、物言うべき時には言ったりするので、
意外にもしっかりとした女の子なのかもしれませんね。

「俺達の夢のためにも今夜ずっと一緒にいてくれ。」
「え？」
「俺を男にしてくれ。」
倫也は恵に徹夜でゲームの続編をしてほしいと強くお願いしていました。
でも、このセリフを聞くと、何だか別の意味にも聞こえちゃうから面白い。
恵は帰らずにゲームのお付き合いしてあげていたからお人好しだよ。
彼女って男性の家に外泊しても親に何も言われないのでしょうか？
ちょっと天然なところがあるような感じがしますわ(＾ω＾；)
深い意味で取ると、彼女は倫也の事を信頼しているのかもしれませんね。
もしかすると男性として見ていないとも言えそうだけど・・・・・・(＾ω＾)
とにかく、恵が倫也に付き合ってあげていたところを見ると、少なからず
彼の事を好意的に捉えているようにも見受けられました。