夢戦士ウイングマン 第27話 「裏切りハートに愛が散る」 - アニメとゲームと恋の楽園
2015/01/31

夢戦士ウイングマン 第27話 「裏切りハートに愛が散る」

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(C)桂正和/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション

アオイと健太が戦うお話です。

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前回からの続きでアオイがナァスに騙されて三次元世界を去る決意をします。
特に健太との関係に亀裂が生じてきてしまったのが原因と言ってもいいでしょう。
ただ健太達と別れるとはいっても今までに楽しい思い出もいっぱいありますので、
後ろ髪を引かれる思いもあるように見えました。
とにかく健太の両親から自分の記憶を全て消していたので後戻りはしなさそうだ(汗)

健太はアオイの様子が変だったので学校を抜けだして家に戻ってきていました。
アオイの部屋の荷物が全て消えていたことで、ここで初めて彼女がポドリムスへ
帰ろうとしていることを知ります。鈍感な彼にしてみれば早く気づいた方かもね。
そんなこんなで今回はシリアスな雰囲気で始まっています。

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アオイは斉藤にポドリムスへ帰ることを伝えていました。
ただ斉藤の本当の狙いはドリムノートを手に入れることなので、さらに言葉巧みに
アオイを誘導して健太からノートを返してもらうように作戦を立てます。
もうすっかりアオイは斉藤に扮するナァスを信じ込んでいる感じがします(汗)
さっそく美紅に健太の居場所を聞くついでに彼女の記憶まで消そうとしていたし、
この三次元世界とは綺麗さっぱりと縁を切ろうとしている様子が伝わりますわ。

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アオイは健太にドリムノートを返すようにお願いしていました。
健太は躊躇うものの、元々はアオイの所有物でもあったので断りにくいかな。
斉藤がリメルの手先だとしてもアオイにその証拠を示せるはずもありませんので、
健太がいくらアオイに斉藤を疑うように言っても聞き入れられるはずがない。
むしろ、ますますアオイが健太の事を嫌いになるから逆効果になってますわ。

ここで斉藤はドリムノートを手に入れたわけですけど、すぐに本性を現さずに
まだまだアオイを手助けして一緒にポドリムスへ帰る演技をしていました。
きっとアオイと健太の関係を徹底的に壊しておこうという計算なのでしょう。
これは今までのドリムノートのみを奪う敵とはちょっと違う感じもします。

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上手く演技をしていたナァスなのですが、ちょっとした事で本性を現しかけてました。
やっぱりドリムノートを少しでも自分の手元から離れると安心できないのでしょうね。
この時にアオイは変だと気づけばいいのに、まだ信頼していたから困ったものです。
むしろ健太の方がますますナァスの事を怪しいと思うようになっていたし・・・。
いつもは健太の方が無警戒に人を信じようとする部分があるのですけど、ナァスに
対してはアオイの方が正反対の立場になって信用しているから珍しい形かも。

この後、健太はウイングマンに変身してナァスの力を試していました。
しかし、その点はナァスもなかなかなもので、ワザと弱いフリをして本性を現しません。
これでは完全にウイングマンが悪役のヒーローになっているようにしか見えない。
もちろんアオイはさらに健太に対して怒りの感情が増すばかりですわ(汗)

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「私はポドリムスへ帰るわ。その人を殺すなら私を倒してからにして。」
アオイがナァスを助けるために変身して健太と戦おうとしていました。
昔のアニメでよく見るようなビキニアーマー風の美少女戦士になってます。
もうここまでギクシャクしてくると戦いは避けられそうにありませんでした。
つまりナァスの考え通りに事が運んでいる状態です・・・(汗)

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アオイが健太に本気で戦いを挑んでいました。健太は戸惑って避けるのが精一杯。
彼女が敵と戦う時はいつもディメンションパワーによるビーム攻撃ばかりでしたので、
このように剣を持って戦っている姿を見ると珍しい雰囲気を感じます。
それにかなり強い印象もあるし、やっぱり彼女自身がドリムノートに書き込んだ方が
健太よりも手っ取り早く強くなれるんじゃないかなぁって思ってしまいますわ(^ω^)

「あいつとポドリムスへ帰れよ。もう俺、止めないからさ。
ありがとう。俺、アオイさんに会えて楽しかったよ。」

「ケン坊・・・」
「さようなら。アオイさん。」
健太はアオイがこんなに真剣にナァスの事を好きだったので戦いを諦めました。
もうアオイがナァスの事を好きなら自分の出る幕はないと思ったのかも?
それにナァスがリメルの手下であるという確証が得られていないこともあって、
少しだけ自分の推理に自身が持てなくなっていたのかもしれませんね。

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ここでナァスがアオイと健太を殺そうとして背後からビーム兵器を放ったのですけど、
いち早く健太が気づいてアオイを助けてあげていました。
これはナァスにとっては決定的なミスを犯してしまったかな。
リメルの最高幹部になるためにアオイと健太を倒そうとしたのが間違いでした。
ドリムノートだけを手土産にしてもリメルなら褒美をしてくれると思うんだけどなぁ・・・。

「私はリメル様の部下だ。アオイ。もうお前の役目は終わった。」
結局ナァスは演技をしても無駄になったのでここで本性を現していました。
アオイはショックを受けますが、それでも彼の事をまだ信じていたので驚きです。
それほどナァスの事を信頼しきっていたし、心を惹かれてもいたのでしょうね。
ただの幼なじみではなく、将来を誓い合った婚約者同士だったのは確かですので、
彼の裏切りを簡単に信じられないというのも分からなくもありません。

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健太がアオイの愛情を利用したナァスに怒りをぶつけて連続攻撃していました。
アオイはそんな健太の熱いに心を打たれてナァスに見切りをつけた感じがします。
今の自分を真剣に思ってくれているのが誰なのかをこの時に悟ったと思う。
「さようなら。ナァス・・・・・・」
最後はアオイ自身の手でナァスを倒していました。
かつては本当の恋人同士として愛し合ったから、せめて最後は自分でケリを
つけようとしたのかも。もちろん彼女にとっては苦渋の決断だったでしょうけど。

あと、ナァスが心変わりしたのは彼の出世欲の大きさにあるような気もしました。
彼が自分の肉親を殺してでもリメルに取り立ててもらおうとしていたところを見ると、
たとえアオイと結婚していたとしても家庭を顧みずに仕事に没頭するような感じで
あまり夫婦関係は上手くいかなかったのではないかなぁって思います。

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今回の件で健太はアオイの事をもっと大切に思うようになってくれそうです。
それはアオイの方も同じでしょうね。
2人はさらにお互いを信頼し合える関係になったように思います。
とりあえず健太のお母さんがアオイの記憶を取り戻していたので、これからも
アオイと健太が1つ屋根の下で暮らす生活は続いていくことになりそうです。
アオイが扉を締めるシーンがナァスとの永遠の別れを示していたように思いました。

今までは健太とアオイと美紅の三角関係が描かれるパターンが多かったですけど、
今回はナァスの登場で別の角度から三角関係を描いていたのが斬新でした。
美紅が絡むとラブコメ色が強めに出やすかったので、ここでナァスを出したことで
今までにないくらいにシリアスな恋愛の雰囲気になっていた感じがします。
この一件で健太とアオイの関係がどのように変化していくのかも注目したいです。

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