あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第09話 「みんなとめんま」
めんまから目の前に蒸しパンを差し出されたのを見て、あなる達がビックリしてた。
勝手に物が動いているように見えるわけですから仕方がないですよねぇ(笑)
あなるだけじゃなく、つるこまでが抱きついて怖がってましたわ(苦笑)
「めんま、お前に直接教えて欲しいんだ。教えてくれ、めんま。」
ゆきあつから話しかけられためんまは筆談で気持ちを伝えようとしますけど、
今回はなぜか文字が書けませんでした。日記帳には書けたはずなのですけが・・・。
これにも何か理由があるような感じがします・・・。
「めんま、私達のこと怒ってなかった。許してくれてた。」
「許してくれてるかどうかなんて、わからないじゃない。・・・許してないからこそ、
責めるために現れた・・・ってこともあるかもよ。」
帰り道でのあなるとつるこの会話では、ちょっと気になるような事を言っていました。
めんまが死んだのが自分達のせいでもあるような言い方をしているのが気になります。
いったいあの日に何があったのか?これは最後の最後まで最大の謎として残りそう。
「違う。めんまのこと信じろだなんて・・・結局は独り占めしたかったんだ。」
ゆきあつは、めんまの存在を知ったことにより複雑な感情を抱いていました。
めんまの姿がじんたんにしか見えないというのが気に食わないのでしょう。
そして彼は、あなるやぽっぽにバイト代を貯めるように言ってました。
めんまを成仏させるために計画通りに花火を打ち上げようとしてました。
これはめんまの事を想って成仏させてあげるというよりも、どちらかといえば、
じんたんのそばからめんまを引き離そうとしているようにも感じられます。
もちろん彼の本当の気持ちというものは、わからないのですけど・・・。
「ありがとう、じんたん・・・ありがと・・・」
じんたんもめんまを成仏させたいという気持ちの上では同じなのですけど、
ただ彼の場合はめんまを喜ばせてあげたいという思いが強いのかもしれない。
でも、めんまが成仏して別れることになれば寂しくなるはずなのですけどね。
それだけが心に少しだけ引っかかっているといった感じなのでしょう(´・ω・`)
複雑な感情を抱いているのは、あなるも同じでした。
好きな人に告白をしても振り向いてもらえないのは、心苦しいと思う。
それもじんたんが自分の知っている女の子の事ばかり考えているのですからね。
あなるの涙を流しそうな瞳や悲しそうな表情がとても印象に残りました。
「あいつはまだ過去に生きている。芽衣子があぁなって、
それから時間が少しも動いていない。あいつを今に引き戻したい。
そのためにも、これ以上思い出させたくないんだ。」
花火に反対していたのは、めんまのお母さんだけだったようです。
でも、めんまのお父さんも娘に関する事は避けたいようでした。
これでは花火を打ち上げるのは無理だと思われたのですが・・・
「お願いしますっ!おばさんの気持ち、おこがましいですけど、俺わかる気がします。
俺は娘さんが、芽衣子さんが好きでした。芽衣子さんのために何かがしたいんです!
俺も過去に生きたままだから・・・だからこそ、俺・・・」
ここで、ゆきあつが土下座をしてまでお父さんにお願いしていました。
今回はゆきあつの心情に注目といったところです!この作品では、
主人公のじんたんよりもゆきあつの方が目立っている感じさえする(笑)
つるこがゆきあつに好意を寄せているのは間違いなさそうです。
めんまのために土下座をするゆきあつを見つめる表情とか、
ここでの会話での表情から彼女の寂しさが感じられました。
つるこの場合は、あなると違って自分の気持ちを打ち明けてないので、
それが余計にもどかしさを感じてしまうようにも見えますゎ(´・ω・`)
これが彼女の性格を最も表しているのでもあるのでしょうけど・・・。
「いいの?信じているならいいの?めんま成仏させちゃって・・・。あれだけめんまに
こだわってたくせに、宿海を介せば話だって出来るのによ。なのに・・・」
「宿海を介せばな・・・」
ゆきあつがじんたんに対してかなり嫉妬をしている事が伺えるセリフでした。
それぞれの恋する気持ちがまさに一方通行になっていますよね・・・。
「美人か?」
「・・・ほどほどに・・・まぁまぁ美人っつうか・・・可愛い系?・・・」
ゆきあつがじんたんに成長しためんまの姿について尋ねてました。
たしかに好きな人がどのように成長しているのか気にはなりますよね。
じんたんは、お世辞でもいいからハッキリと美人と言ってあげたらいいのにw
・・・で、ゆきあつは、2人のラブラブっぷりな雰囲気に大嫉妬してたw
「ゆきあつが壊れた・・・。」
つるこが思わず呟いてましたけど、これって女装していた時からすでに
壊れてるんじゃないの?って突っ込んでしまったよwww
とりあえず、このセリフって前のノイタミナでも聞き覚えがあるなぁ~(笑)
ゆきあつの土下座の効果もあって、花火師さんが花火を作ってくれる事になりました。
めんまのお父さんもこのままでは何も変わらないと思ったのかもしれませんね。
超平和バスターズの皆が花火を作ってくれてるので、めんまがとても嬉しそうです。
とにかく、めんまの夢だった花火が完成すれば成仏する日もそう遠くないかも。
「(私、敵わない・・・昔も今だって・・・敵わない。)」
あなるは、じんたんがめんまと親しくしているのを感じて落ち込んでました。
失恋の傷を抱いている状態なのに、好きな人が自分の目の前で他の女の子と
仲良くしているのだから余計に悲しくなっちゃいますよね・・・。
あなるは、泣きたくなるほど心が痛んでいました(´・ω・`)
それは、もちろんゆきあつも同じだったわけです・・・。ホント悲しい恋です。
「めんまはそばにいる。それは納得した。けど、めんまは見えない。喋る事も
出来ない。めんまともう一度会いたかった。なのにどうして宿海だけ・・・」
「・・・やっぱり宿海なんだよ。宿海にもやっぱりめんまなんだよ。
あの頃から何も変わらない。」
あなるは、じんたんとめんまの間に分け入る隙間がないことを感じてます。
もし、めんまが生きていたら片思いに少しはあきらめもつくのでしょうけど、
亡くなっているために心のどこかに微かな希望を持ち続けていたのでしょう。
そして、2人の様子を影から見ていたつゆこも寂しさを感じたかもね。
めんま一筋と思っていたゆきあつが、あなるに告白しているとは
思わなかったでしょうし・・・。これまた複雑な三角関係ですわ(^ω^;)
「あの日、お前さ・・・あの時・・・その・・・俺の事・・・」
ぽっぽが、めんまに何かを聞き出そうとしていました。ちょっと意味深です。
これでますますあの日の超平和バスターズに何があったのか気になります。
まさかぽっぽまでめんまの事が好きだった・・・てことはないですよね!?(^ω^;)
「いやだ!めんまがいなくなるなんて絶対にいやだ!」
最後にじんたんが自分の本当の気持ちを叫んでいました。
めんまが喜んでくれるなら何でもしてくれていたじんたんですけど、
いざお別れするとなると堪えきれないのかもしれませんね。
「いやだよ!じんたんが死んじゃったら絶対に絶対にいやだよ!」
そんなじんたんにめんまが抱きついて言ってあげてます(^ω^)
もしじんたんが死んじゃったら、それでこそ成仏できないかもね。
「ずっと・・・ずっとここにいろよ。」
これが、じんたんの本音なのでしょう。
じんたんの気持ちにめんまがどう感じてしまったのか気になります。
めんまが成仏するのに影響を与える可能性もありそうなのですが・・・。
今回はEDに新たなカットが用意されていました。これで完全バージョンかな。
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