アイドル伝説えり子 第40話 「ささやかな交響組曲(シンフォニックスーツ)」
えり子は最優秀新人賞を獲得して、ますます歌手の仕事に励んでいました。
「好きよ」の歌がフルコーラスで流れている間に今まで事を回想してます。
辛い事があっても周りのみんなが支えてくれたから、ここまで来れたのですね。
麗はロックンルーツのレッスンのためにニューヨークで一人暮らしをしていました。
綺麗なマンション暮らしよりもアパートでまったり過ごすのが好きみたいですね。
モーニングコーヒーを飲む表情とかを見ていると表情が柔らかくなってます。
良子と項介の件があってから、少しずつ心に変化が生じてきている感じかな。
「お前さ・・・なんか可愛くなったよ。」
「・・・バカ。」
星吾までがニューヨークにレコーディングに来ていました。
スケジュールを変更してまで来ているという事は、星吾は
それなりに麗の事を気にかけてあげているのでしょうね(*´ω`*)
麗は、そろそろ星吾に甘えても良い頃合いかもしれないよ!
星吾は、「さよならの夏」のレコーディングを頑張っていました。
ここからは星吾の今までの活動の回想シーンが始まります。
何だか回想シーンばかりです。別に感想を書く必要なかったかも?(苦笑)
でもこの作品って、歌を聴いているだけでも楽しめるんですよねぇ♪(^ω^)
麗は、項介が入院している病院にお見舞いに行っていました。
何といっても自分のお父さんなのですから心配なのでしょう。
そして、お母さんの良子からの手紙にも目を通していました・・・。
『麗、元気?・・・私はえり子に負けて、あなたにも負けて、もしかしたら
項介にも負けたのかもしれない。でも本当は、勝ったとか負けたとか、
そんなことを思う方がおかしいって事がわかったの。・・・麗も元気で。
それからね、麗・・・私の心がどんなに澄み切ったとしても、私には項介を
愛するようにはなれないかもしれない。でもあなたは愛してあげてね・・・。』
どうやら、麗だけじゃなく、良子の心も変わってきているようですね。
少しずつですが、親子の関係が修復されそうな雰囲気に感じられました。
ちなみに洋が旅をしている場所というのはアフリカのサバンナです。
さすが野生児ですわ。自由気ままに歌を歌いながら生きていますw
新曲の「Bay-Side Junction」をアフリカの動物達に聞かせてましたよ(^ω^)
洋と良子の旅はこのまましばらく続いていきそうです・・・。
「え・・・り・・・子・・・えり・・・子・・・」
意識不明状態だった項介が、徐々に意識を取り戻しつつありました。
最初はえり子の歌声を聞いてうなされているように見えました。
それほどまでにえり子の事が憎いのかなぁ?って思ったわ(^ω^;)
それとも、えり子の歌声の力が項介を目覚めさせようとしている!?
「れ・・・い・・・れい・・・麗・・・」
やがて、自分の娘でもある麗の歌声を思い出していました。
項介の意識が徐々に回復していっているような感じです!?
項介にとっては自分の娘の歌声の方が精神的に良いのかもね(*´ω`*)
そして、項介は苦しみから解き放たれたように目覚める事が出来ました。
「麗・・・」
「おとう・・・」
一瞬、麗が「お父さん」と呼ぼうとしていたのが印象に残ります。
今はまだ無理かもしれませんけど、やがて呼べるようになるのかも。
あれほど毛嫌いしていた項介ですけど、やはり自分のお父さんだから、
目覚めてホッと安心したのかもしれませんね(*´ω`*)
これで、一つの悩みから解き放たれたので、今後の彼女の歌に良い影響を
与えそうな気がします。どんな歌を歌ってくれるのか楽しみです。
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