機動戦士ガンダム 第20回 「愛する人のために戦うララァ」
出撃前にシャアとララァがキスをしていました♪(*´ω`*)
以前にシャアはララァの能力だけを愛していると冷たく言ってましたけど、
このシーンを見ていると女性としてちゃんと愛していたようにも思えます。
ララァは好きな人からキスして貰えて嬉しかったんじゃないでしょうか(*´ω`*)
「大佐、今日からノーマルスーツを着て出撃なさってください。」
「うむ。ララァがそう言うのならな・・・。」
ララァはシャアの身の心配をして命令していましたよ(^ω^)
やっぱり愛する人には無事に帰還してもらいたいものですからね。
でもシャアって、なぜかララァの命令を聞かないで、いつもの
軍服姿のままゲルググに乗って出撃しちゃうんです(´・ω・`)
ある意味これがララァの退場フラグの一因だったかもしれない。
ガンダムのアムロとエルメスのララァとの戦い。
連邦とジオンの最強の兵器と最強のパイロット同士の戦いとも言えます!
エルメスがビットを使って遠隔攻撃をしていましたけど、アムロがその動きを
先読みして次々と撃破していました。やっぱりアムロの方が強いのかもしれない。
ただ、エルメスの方もガンダムのビームライフルを撃破していたのでやりますね。
ちなみにガンダムは、マグネットコーティングという調整がされているので、
以前よりもかなり機動性が高まっています。だから、エルメスとビットの
素早い動きにも反応が出来るというわけです。
アムロとララァの脳裏に一羽の白鳥が映し出されていました。
そういえば2人が初めて出会った時にも白鳥が登場していましたね。
あの神秘的な出会いから、このように戦うなんて皮肉なものですわ。
「あなたを倒さねばシャアが死ぬ。」
このセリフからも、ララァはすでにアムロがシャアよりも強い事を悟っています。
愛する人を守るためにアムロを倒さなくてはいけないと思っているのでしょう。
アムロとララァの精神が共鳴し合うシーンは見応えがあります!(*´ω`*)
こういうシーンもガンダムではよく描かれている演出の一つですけど、
やっぱりこの2人のシーンが一番印象深いかなぁって思います。
「あなたはこんなに戦えるじゃない。なぜなの!?あなたには
守るべき人も守るべき物もないというのに・・・」
「何だと!?」
「私には見える。あなたには故郷もなければ、家族も無いわ。人を愛してもいない。」
ララァがアムロの家族や人間関係を的確に見通していたのは凄いです。
ニュータイプになると、こんな事までわかっちゃうものなのかなぁ!?(^ω^;)
前回の感想でアムロのお父さんを再登場させなくてもいいのでは?と書きましたけど、
このララァのセリフを際立たせるためにはやっぱり必要なのかもしれません。
お父さんと決別するシーンを描いたことによって、このララァのセリフが
よりいっそう際立ってくるようにも思いました。
「私を救ってくれた人のために私は戦っている。」
このセリフからもララァがシャアを慕っている事が伝わってきます。
彼女がシャアと出会う前にどのような生活をしてきたのかわかりませんが、
今のアムロと同じようにとても孤独に生きてきたのかもしれません。
そんな彼女の寂しい生き方を変えてくれたのがシャアだったのでしょうね。
「ララァ!やつとの戯言はやめろっ!」
ララァとアムロとお喋りタイム中にシャアが乱入してきました。
これはちょっとアムロに嫉妬していたのかな?(^ω^;)
セイラも乱入してきたので、戦いは混戦模様・・・。
シャアのゲルググとの戦いでは完全に主導権を握ってます。
テレビ版では長距離射撃でシャアを撃墜寸前にまで追い詰めてたし、
アムロの戦闘能力がとても高くなっている事が伺えます。
「大佐、いけません!」
「何!?・・・アルテイシアか!?」
シャアが危うく妹のセイラを撃破してしまいそうになってました。
実の兄であるシャアですら気付かなかったのに、他人であるララァが
気付くのは、彼女の感覚がとても優れている証拠でもありますね。
でも、よくよく考えてみたら、もしセイラが来ていなかったら、
ララァの退場はなかったのではないかなぁって思いました。
「シャア、覚悟!」
「うぅ・・・」
「大佐!」
アムロとシャアにとって、とても悲しい出来事が起こってしまいました(涙)
ララァは自分の身を投げ出してまでシャアを守りたかったのでしょうね。
このシーンはもう衝撃的でしたよ。もしララァの死を回避出来ていれば、
Zガンダム以降のアムロとシャアの生き方もかなり変わっていたに違いない。
すでにララァはビームサーベルで焼かれているはずなのですけど、
アムロと精神的に触れ合って最後の会話をしていました。
シャアではなく、アムロと最後に話すのが何とも複雑な感じでした。
でも、ニュータイプとしてはアムロの方に惹かれていたのでしょうね。
もちろん好きな男性としてはシャアなのでしょうけど・・・。
とにかく2人が巡り合うタイミングが悪かったようですわ。
あと、宇宙空間と海をかけ合わせた映像が印象に残ります。
「あぁ・・・アムロ、時が見える。」
実際にアムロとララァが初めて出会ってから話したりする機会というのは、
そんなになかったのですけど、ここまで深く分かり合えていました。
これもまたニュータイプの特徴の一つなのかもしれませんね。
そして、ララァが光に包まれて天国に旅立っていきました・・・。
エルメスの爆発が真っ暗な宇宙を一瞬だけ輝かせてました。
シャアもまた涙を流してララァの死を悲しんでいました。
この姿を見ていると、ララァの事を能力だけじゃなくて
本気で心から愛してあげていたんだなぁって思いました。
あと、TV版では操縦パネルを叩いて悔しさを表していました。
私的には劇場版よりもこのTV版の方が気に入ってたりします。
シャアは、あまり感情的になって怒りを表現しないので、
むしろこういうシーンがとても新鮮に見えてしまいます。
もし私がララァだったら、静かに涙を流して悲しんでもらうよりも、
ストレートに悔しい感情を表現してもらった方が嬉しいです(^ω^)
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