2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧
承前*1成田空港で本を3冊。平野啓一郎『私とは何か 「個人」から「分人」へ』講談社現代新書、2012 私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)作者: 平野啓一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/09/14メディア: 新書購入: 19人 クリック: 29…
承前*1午後の飛行機で上海に帰る。天気は今平静だけど、颱風の方はどうなっているのか。イ・ヨンスク『「国語」という思想』を読了。「国語」という思想――近代日本の言語認識 (岩波現代文庫)作者: イ・ヨンスク出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/02/17…
「そもそも「保釣」の本場は香港や台湾だった」と書いたのだが*1、 慧心「台湾七十年代保釣運動対当今的啓示」http://www.21ccom.net/plus/view.php?aid=21296 は1970年代初頭の台湾における「保釣運動」を台湾民主化の先駆として評価するもの。 *1:http://d…
村と土地の社会史―若干の事例による通時的考察 (人間科学叢書 14)作者: 岩本由輝出版社/メーカー: 刀水書房発売日: 1989/04メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (1件) を見る岩本由輝「戦前における農政と村落」in 『村と土地の社会史 若干…
極限の論理 (1970年)作者: 酒井角三郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1970メディア: ?購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る酒井角三郎「沈黙の論理と暴力の意味――戦後民主主義の啓蒙主義的体質――」*1in 『極限の論理』筑摩書房、197…
「レジューム」を鍵言葉としたアクセスが増えているようだ。これって安倍晋三の自民党総裁復活と関係があるのか。 See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070906/1189082768 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070911/1189534747 http://d.hatena.ne.jp…
承前*1村上春樹「魂の行き来する道筋」『朝日新聞』2012年9月28日*2 尖閣問題の「過熱化」を巡る村上春樹のテクスト。 少し抜き書きしてみる。 先ずタイトルに関わること; 文化の交換は「我々はたとえ話す言葉が違っても、基本的には感情や感動を共有しあ…
近所のブックオフに行ったが、はっきり言って不作で、買ったのは3冊のみ。斎藤美奈子『あほらし屋の鐘が鳴る』文春文庫、2006あほらし屋の鐘が鳴る (文春文庫)作者: 斎藤美奈子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/03/10メディア: 文庫 クリック: 11回こ…
意識としてのアジア (1985年)作者: 松岡祥男出版社/メーカー: 深夜叢書社発売日: 1985/11メディア: ? クリック: 3回この商品を含むブログを見る松岡祥男「遠い迂回路―部落解放運動の一断面―」『意識としてのアジア』深夜叢書社、pp.153-160 少し引用。 わた…
承前*1沖縄から台湾、さらには中国大陸にかけての海というのは、今から20年前くらい、つまり1990年代前半あたりでは、「密航」と「密輸」の海だったということを、森田靖郎『密航者 狙われる列島』(1994)という本を捲りながら、思い出した。この森田靖郎と…
日本に帰ってきたものの、ほとんど自宅と病院の往復。おまけに天気も不安定である。そんな中で時間を見つけて、子どものもの(例えば薬とかベビー・フード用のソースとか)を買いに行き、序でに本を買う。今野真二『百年前の日本語――書きことばが揺れた時代…
承前*1http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20120919/1348013340 尖閣諸島「国有化」に関するのだめの弁明。これを読むと、石原慎太郎の挙動がのだめを刺戟し、のだめの挙動が中国を刺戟してしまったということになる。のだめの気持ちも理解できないではないけ…
知の自由人たち―近代日本・市井のアカデミー発掘 (NHK人間大学)作者: 山口昌男出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 1997/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログを見る山口昌男『「知」 の自由人たち 近代日本・市井のアカデ…
Via http://d.hatena.ne.jp/nessko/20120922/p1金平茂紀*1「日本のテレビ局はなぜ反原発の動きを報じ損ねたのか?」http://www.asahi.com/digital/mediareport/TKY201209070270.html 曰く、 これまで日本のテレビは、ごく概括的に言えば、原発について異議申…
承前*19月22日で、禁煙2か月目に突入。 *1:http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120910/1347245350
父親の手術のため、30日まで日本に滞在中。 19日に来日。飛行機の中で余華*1のChina in Ten Wordを読了。着陸寸前、もう千葉県の地面が見えてきたときに乱気流にぶつかった。後でそのとき竜巻が起こったことを知る。乱気流のせいなのか、その日は、飛行機を…
http://weibo.com/1668244557/yBJGvlnNT 中国大陸における政治思想の見取り図。呉鉤氏による。 「原教旨」はfundamentalism、日本語で言えば原理主義。「毛儒」は甘陽*1などの立場だということだが、「新法家」とはどんな思想潮流を指すのだろうか。 *1:See …
承前*19月15日と16日の中国は幾らかは〈2011年倫敦〉的な要素も考慮しなければならないだろう。 2005年の〈反日〉との違いのひとつは毛沢東という記号の氾濫だろう。毛沢東の肖像、それから紅衛兵のコスプレ。この背景に、〈重慶事件〉でダメージを蒙った〈…
9月9日は毛沢東の命日だったのだ。 さて毛沢東は身長が183cmあり、スターリンよりも10cm高かったという*1。身長差の政治的象徴性というのは例えばかつてのマッカーサー元帥と昭和天皇とのツーショット写真に明らかだが、毛沢東が蘇聯を訪問してスターリン…
尖閣列島を巡って日中関係が一気にテンパってきたが、カナダ在住の中国人であるという「連鵬」氏の9月11日付けの呟きは穏当なものだといえるだろう; 中日不会为钓鱼岛一战的。钓岛是重要战略棋子,美国重返亚太,日本长远国家战略,中国东海战略,利益复杂…
気がついたら2か月近く更新していない! とにかくこの間、更新の機会を逸していた。タイミングを外していた。ということで、ぼちぼち再開。 ところで、7月の下旬に煙草を吸うのを止めた。今のところ、禁煙は1か月以上続いていることになる。 禁煙は難しい…
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