日本人はどれくらい貯金をしている?
こんにちは、Jam ossanです
今回は【貯金をするために必要なことは〇〇です】というテーマで記事を投稿します
以前、貯蓄をすることの価値を僕なりにまとめてみました
今回は貯蓄をするにあたって、どうすれば継続的にお金を貯めていけるかについて考えていきます
↓↓主に投資と貯蓄に対する僕の考えをまとめています、よければご覧ください
st105x.hatenablog.com
ところで、日本人は貯金が大好き!投資は怖い💦というのは有名な話です
では実際のところ日本人はどれくらい貯金をしているのでしょうか?
分かりやすくまとめてくれているサイトがありましたので、下記参照しました
www.joyobank.co.jp
まず、年代別の平均貯蓄金額を見ていきましょう
29歳以下の若年層は154万円と少なく見えますが、30代、40代と順調に貯蓄額は増えていき、50代以上では1,000万円を超えています
やはり日本人は貯金が大好きで、いまでも多くのお金を貯金に回しているんだな、と思えるような結果になりました(;^ω^)があるそうです
年代別の平均値の中には外れ値とも言える高額の貯蓄者が含まれています、いわゆる富裕層と呼ばれる方々ですね、これらの少数の富裕層が全体の「平均値」を底上げしてしまいます
そこで、外れ値の影響を受けにくい指標である「中央値」で確認してみます
「中央値」とは数値を小さい方から順に並べたときに真ん中に位置する値です、言葉の通り単純に数字を並べていき、真ん中にある数字を採用します
「平均値」と違い富裕層などの外れ値の影響を受けないことが特徴です
こちらを見てみると「平均値」よりも「中央値」のほうが貯金額が減っています
特に母子世帯、いわゆるシングルマザー世帯は中央値が50万円未満と極端に低くなっています(*´Д`)
児童のいる世帯も300-400万円未満となっています
母子世帯も児童のいる世帯も本来はお金が必要な世帯であるにも関わらず、十分な貯金があるとはいい難い状況です
「平均値」との乖離を考えると、いかに一部の富裕層が平均を押し上げているのかが分かります💦
日本の古き良き中間層はすでに過去のものになったように見えます
日本人は貯金が好き!なのかもしれませんが、現実には十分な貯金ができているとは言えなくなっていますね
次に僕たち日本人は毎月いくらぐらい貯蓄をしているのかを考えてみます
金融広報中央委員会の調査(2017年)によると、手取り年収の約10-15%を貯蓄にまわす人が一番多いようです、割合は約20%です
反対にまったく貯蓄をしなかった人の割合は約30%いました
貯金ができない人の理由はさまざまだと思います、そもそも貯蓄に回すだけの収入がない方やそれぞれの事情があると思います
僕はと言うと典型的な貯金下手でした、今回の記事のテーマで言うとダメダメだったタイプです
僕自身、今後同じようなことを繰り返さないためにも、しっかりとアウトプットしたいと思います
貯金ができない人ってどんな人?
この記事で言う【貯金ができない人】は収入の金額に関わらず、収入ー支出が0、あるいはマイナスになっている人を指します
期間は月ごとです、僕もそうだったのですが月ごとの収支がマイナスで賞与で帳尻を合わせる、というパターンがあります、これは実質的に貯金ができていないと考えます
一言で言うと【浪費】をしてしまう人ですね、頑張っているにも関わらず収入の絶対額が生活費に追い付いていない、あるいは、ギリギリという方はここには当てはまりません
浪費をしてしまう人のイメージはどんな人でしょうか?
見栄っ張りな人、計画性がない人、気前のよい人、ストレスが多い人、など様々なパターンが考えられると思います
ズバリ!すべて当てはまります
そして、それらの人に共通するポイントは「現状を把握できていないこと」です
お金の話である以上、ここで言う現状とは「数字」で把握できていないことを指します
家計簿をつけていない、つけようと一念発起しても続かない
家計簿をつけていても、特別な出費や仕方のない出費ということで、都合の悪い支出は例外として除外する…など現状を数字で正確に把握することができません
現状を把握できないのは本人の能力に原因があるケースはほとんどなくて
精神的な課題を抱えていることが原因であることが多いと思います
仕事や会社に関するストレス、家庭に関するストレス、孤独であることのストレス、未来の不安から来るストレス、なんとなく現状に満足できないストレス
現代社会はストレスの総合商社のようになっています
繰り返しになりますが、浪費をしてしまう人は現状を把握できていない人が多いのですが、さらに正確に言うと「できない」のではなく「したくない」というのがほとんどです
これはある意味での現実逃避です
すでに多くの悩みやストレスを抱えている人にとって「浪費」という行為は典型的なストレスの解消方法になっています ←僕は完全に浪費でストレス解消をしていました
このような人にとって、現状を把握するという行為は唯一の逃げ場を塞ぐことになります、だからこそ現状を把握したくない、しない、という選択をしているのです
貯金をするために必要なことは自分に優しい習慣を作ることです
『サイコロジー・オブ・マネー』をはじめ、多くの書籍は貯金の重要性を教えてくれています、貯金ができる人できない人の事例を提示して、どのような顛末を迎えることになるのか…についても警鐘を鳴らしてくれています
st105x.hatenablog.com
それらの書籍における結論は「収入ーエゴ(見栄)=貯蓄」というものです
つまり見栄を張ることによってお金を浪費している、ということです
最近読んだバフェット太郎さんの『投資の教室 人生を変えるマネーマシンのつくり方』にも同じことが書かれていました
そして、見栄を張るという行為の原因になっているのが現代社会のさまざまな「ストレス」であると僕は考えています
とは言え、ほとんどの人は見栄っ張りでもなければ、見栄を張りたい訳でもないと思います、ただお金を使うことで、必死に自分自身が壊れないようにしているだけです、自分を守るためのある種の防衛反応だと思っています
では、そんな貯金ができない人が取り組むべき目標は何なのでしょうか?
僕は「習慣を整える」ことだと考えています
僕自身を含めて貯金ができない人の共通点は生活環境・習慣のどこかしらが破綻していることです、逆に言えば貯金ができない本人に根本的な原因がある訳ではありません
あくまで現在の環境に強く影響されている=過剰なストレスが原因だと考えています
具体的な解決方法はそれこそ人それぞれになりますが、まずは「ストレスの原因を把握する」ことから始めましょう
自分が最もストレスを感じていることを口に出すか書き出してみましょう、その他の方法でもなんでも構いません
ここで気を付けて欲しいのは「自分に厳しくし過ぎない」ことです
必ずノートに文字で書く、他人に話す、などハードルを高く設定するのは逆効果です
目的はあくまで「自分のストレスの原因」を把握することです
この方法に正解はありませんし、あえて言えば自分に合ったやり方が正解です
とことん自分に優しくなってください
「こうすべき!」などという強い抑制はさらにストレスをかけて自分を追い詰めてしまいます
自分に合ったやり方というのは自分にかかるストレスが1番小さい方法です
次に「自分を褒める」習慣をつけてください
毎日少しずつ自分を褒めて、認めて、という行動を習慣化することが大事です
極端な話、これができていればお金が人より少なくても幸福な人生だと思います
ここまでの話を少し整理しましょう
「現状を把握する」←パニックを起こさない
「習慣が命」←習慣は環境で作られます、自分が幸せだと感じる環境を作ることで自分を幸せにする習慣が生まれます
少し、宗教チックに聞こえるかもしれませんが(∩´∀`)∩
浪費をしてしまい、貯金ができない人の行動は、程度の差はあっても概ね「破滅的」です、その原因はストレスが自分の許容量を超えているためです
つまり、浪費を抑えるためにはストレスを自分の許容範囲内に収める生活をする必要があります
この褒めるという習慣のスタートもハードルを上げないでください
僕を含めて現代社会を生きる人間がストレスを完全になくすことは不可能です
つまり、ストレスの原因を完全に解消する方法なんてありません(/・ω・)/
ストレスを完全になくす、なんていう土台無理な目標を自分に課してしまうと絶望しかありません
目指すのはあくまで「ストレスを自分の許容範囲内に収める」ことです
貯金ができないと自覚している人にとって、お金に関することは刺激が強すぎます
褒める内容も貯金やお金に関係ないことにしてください
「毎日これを続けて自分を褒める」なんてのもNGです!あなたでなくても大抵の人間は毎日同じことを1日も欠かさず続けることなんてできません(*^_^*)
では、何をするの?という話になりますよね、これも自分に合ったものを…ということになるのですが、参考までに僕の考えた方法をお伝えします
僕が考えた方法は 他人を褒める です
ご家族がいらっしゃる方であれば家族を、働いている方であれば職場の人を、引きこもっているという方であればSNSで交流する人を、という風にとにかく自分以外の人を褒める、あるいは感謝を伝えて、優しい言葉をかけるようにしてください
この時も自分にストレスがかからない方法を第一に考えてください
いくら身近であっても相手の反応が気になって恐れてしまうような相手は避けてください、相手の反応が気にならず一方的に褒めることができるような相手が最適です
そういった意味ではSNSはよい手段だと思います
僕が他人を選んだ理由は「他にいくらでもいるから」です
僕にとって自分は替えの効かない存在です、唯一無二の存在です、その時点ですでにハードルが高いです😅
でも、接点の少ない他人であれば最悪気まずくなってもチャンスはいくらでもあります
それに、そもそもが攻撃する訳ではなく、褒める訳なのでマイナスにはなりにくいです
他人であっても自分であっても褒めるという行為にちがいはありません
まずハードルの低いところから始めて、褒めるという行為自体の習慣をつけていきましょう、自分を褒める習慣はそれからでも遅くはないです
生活のストレスが自分の許容範囲に収まれば、自然と自分の感情も落ち着いて衝動的な浪費をする必要性も小さくなってきます
しつこいようですが、貯金が貯まらない=浪費してしまうのは あなた自身に問題がある訳ではありません あくまで環境やストレスの問題です(´ω`*)
僕の考える最も幸福な人生は 自分にかかるストレスができるだけ小さい生活を日々送ることができる人生 です
とにかく現代社会はストレスが多すぎます、社会全体がストレス過多になっています
現代社会を生きる上では、自分にかかるストレスをどうコントロールできるかで、お金に対する姿勢や行動も変わってきます
今回は貯金をするために必要なことは〇〇です、というテーマで記事を作ってみました
貯金をするためには 自分に優しい生活習慣を作ること=日々のストレスを自分の許容範囲内にコントロールする ことが第一歩だと思います
この記事が貯金ができない、という方の参考になれば幸いでございます(;´∀`)
貯金をするための具体的な方法は、横山光昭さんの著書『年収200万円からの貯金生活宣言』をおすすめします、古本屋さんなどでお安く購入できると思います
僕の考えとしては、生活習慣を安定してきたな、というタイミングで読むことがおすすめです
具体的な貯金の方法なんかもあらためて記事にできればと考えています
それでは、また
Jam ossan