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戦中を経験されてる方のお話を訊いたりとか、戦争の前後を書いたエッセーを見てると、特に大正生まれや昭和ひと桁の前半に産まれた方のそれを見聞きすると、かなりの割合で「エログロナンセンスの取り締まりから始まって、どんどん何でも取り締まるようになって、結局戦争に向かう世論に何も言えなくなって戦争に突入した」と言う趣旨の述懐があるんですよね。
結局、エログロナンセンスのような「『良識あるひと』が眉をしかめる」物の取り締まりのように文句を言い難いものから取り締まり、それが好戦的な言説を諌める言葉を取り締まったり吊るしあげたりするように発展し、それを後ろ盾に特高警察や憲兵隊が大手を振って言論統制をするようになっていく中で、戦争に勝ち目がないから参戦すべきでないという意見が黙殺されるようになり、戦争となれば特高や憲兵隊だけではなく民間人ですら競うように厭戦的な言葉を取り締まるようになってしまった。と言うのが、前の戦争で日本をハメスさせるに至った背景にある訳ですよ。
戦争は軍人の一部がやっただけじゃなく、検閲を容認・要求する民間人がエスカレートすることで、間接的にやったと言う。
だから、こういう流れは物凄く恐ろしいんですよね。「善意の正義」が無理筋なクレームを沢山つけるということと、「強者」=上級国民がやったことに対してBPOが異様に弱腰だという事があって(逆に、例えば自民党の政治家主導で行われた生活保護バッシングに乗っかった報道の多くが事実に反していたり生活保護受給者に対する反感を煽る報道を繰り返していた事に対して貧困問題に関わる弁護士たちがBPOに申し立てたら、にべもなく却下したりしてる訳で、BPOには一貫性がない)、こういう「文句を言い難い所から言論統制や表現規制をしていこう」と言う意思に対しては、BPOは加担しているんですよ。
それこそ、戦前のマスコミが軍部に接待されて好戦的な世論を煽る記事を競って書いてたのの轍を見事に踏んでしまってる。
今の時点では、そう恐ろしくない。(安心神話かもしれんけど)隣国などに言論統制の実例があるから。そんな中でも国民は規制されながらもネットを使って世界の情報を目にしているし、世界には自由なネットがあることも知っている。当局も規制しすぎれば、経済に悪影響があることを知っているから、適当にはやれない。
世界中がそうならないかぎりは。アメリカあたり日本よりよほど怪しいんだよなあ。
当局の規制から個々人の意識の高まりが始まって相互に強化し合うことが恐ろしい中国のように政府が押し付けてるだけなら縛りすぎたときは緩めればいいし締めすぎても政府が崩壊するだけ戦前日本が暴走したのは行き過ぎたことに気づくまでに純化された世論が戦争遂行を突き上げてしまったから意識高く近視眼な国民という督戦隊と未熟な国際世論に挟まれて破滅してしまった
その理屈で言うと、戦後~最近までの憲法9条神聖視もかなり不味かったんじゃ…。米国みたいにしょっちゅう戦争しろとは言わないけど、日本以外の国がどういう戦略(外交・軍事含めて)で物事を考え、動いているのかという想像・思考能力まである意味麻痺させちゃったんだから…。これって国家外交や巡り巡って国民主権(民主主義)の危機に繋がるわけで。現在安倍内閣と自民党の独走を止められないのも、外交戦略で安倍政権にきっちりした対論(憲法9条信仰以外で)を組み立てられる政党が居ないせいなんじゃ無いかな…。本来は、「人権と自由は大事だし国防も大事(場合によっては集団的自衛権含めて)」というリベラル・人権派勢力もあってしかるべしだろうし、そういった(保守派も含めた)多様な意見の間で議論を闘わせるから民主主義が上手く機能するわけで…。
憲法や法は政府や人間を縛るもので、法律や憲法が人間の上に存在するという誤解はもはや常識の域ですね。目的(快適な社会生活を営む)と手段(そのためのルール)が逆転して、手段を守るためなら目的を放棄してもいいという人まで。九条守って滅んでもいいって人は、目的と手段を取り違えてる代表例。
戦争するかしないかは、国会で民主的に話し合って決めることなのに、それを憲法レベルで規定して議論を許さないのは、議会民主制としてアンフェアなやり方ですよね。。
ここに出入りしてるくらいなら、俺専用ネットワーク組んで俺専用HDDレコーダに入れて俺専用環境で観るくらいしようぜこれこそ文字通り常考だ
毎度そういう「日本は云々」みたいな論調になってますけど、民主主義国家においては政治家が自分の集票を最大化しようとするのは、どの国でもそんなもん。
今日のイギリス大衆紙The Sunを開いたら、「障害給付に数千ポンドを受給しながら、英国全土で活動していたパフォーマンス・ストリッパー [thesun.co.uk]」がトップ記事だった。。どの国でも結局のところ、庶民の敵は庶民なんすよ。
>毎度そういう「日本は云々」みたいな論調になってますけど、>民主主義国家においては政治家が自分の集票を最大化しようとするのは、どの国でもそんなもん。
この部分には同意しますけど、それに放送側が報道の形態で加担した。と言うのが結構あるじゃないですか。特に、在阪メディアはそういう傾向が強くて本当の意味での上級国民ではなく一般国民の中の対立を極端に煽る報道が結構あって、そこに乗っかる形で上級国民の利害利権を最大化したい政治家がのし上がる(名指しはしませんが、大半の方がどこの政党かわかるでしょう)。
生活保護バッシングの場合には、在阪・在京両方のマスコミが競ってそれをやって、片山さつきなんかがそこで出てきて彼女のバックにいる(彼女は、元財務省主計官)財務省が、自民党政権になった途端に嬉々として生活保護受給者への締めあげと生活保護受給基準の切り上にでた。叩かれた当事者には自民党政権になる前から実害が色々出てる問題なのに(生活保護を受けられる人が受けられない敷居が上げられた事も含めて)、それをBPOに人権侵害だと訴えたら却下した訳ですよ。
そういうことが他の問題でも結構あったのですが、今回はこういう風にエログロ規制を後押ししてる。ひょっとして、純潔思想に凝り固まってる現政権側の意思を忖度してるのではないかと個人的には思ってますが、そういう事が、次に標的にするのはお上の気に入らない言説の取り締まりとか、一般国民同士でいがみ合うことを諌める言説への取り締まりと、世界史的に相場が決まってる訳で…
イギリスやフランスの大衆紙って、いつもこんな調子ですよ。イスラム教を風刺する新聞もあれば、生活保護を風刺する新聞もあり、そして紙面の第一面は水着バストアップ、これが庶民の日常光景。
人権先進国の欧米でも、こんなもんですから、この程度でBPO入りしてたら欧米の新聞はみなアウトになってしまう。毎度そういう「日本は云々」みたいな論調に帰結させる国のほうが、よっぽど「全体主義」じゃないのかな。
個人的には、欧米のように「誰でも使える無料の公的訴訟支援制度」を整備するのではなく、BPOという密室裁判制度を強化せよという意見のほうが、よほど全体主義になりかねないと思う。
最近は「1984」や「動物農場」が引っかかったりしてるからなあ独裁や個人崇拝批判するような作品は公開が難しくなってくるんじゃないか?アニメとかだと広告代理店が絡むようになってから変な原作改変が多くなってきてるしドラえもんはどくさいスイッチとかぞうとおじさんあたりは新版難しいかな?
日本の場合三権分立や三審制を導入して冗長化してるのに、しょうもない冤罪が起きたりするから取り締まりの権限を強くするのに不安があるんですよね。エロに関しては常に限界に挑戦する者が現れるために規制対象にしやすいってのもあると思いますが、自分たちの価値基準を押し付けようとする輩も多いのが現状です。
#原発に災害にも耐える能力を持たせろと要求するのなら、自分の子供にも耐性を持たせる教育をしてみろよ、と。
近現代の日本を含めた世界で、エログロナンセンスの取り締まりの一翼を担ったのがリベラル≒共産主義者(他に極右・イスラムを合わせたのがTOP3であろう)であり、その最たる物が「文化大革命」である。実際共産主義者の始めた戦争は山の様にあるし、太平洋戦争開戦も米国のリベラル政党民主党大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルト渾身の政治的策術であり、攻撃開始迄に宣戦布告すら出来なかった大日本帝国外務省には笑いが止まらなかったであろう。
# ベトナム戦争の大枠は、共産主義国である北ベトナムによる民主主義国南ベトナム征服戦争であり、被征服後共産化した南ベトナム領域のエログロナンセンスの取り締まり強化他から逃れる為、大量のボートピープルが流出した事は、(左翼系)歴史教科書が書かない現実である。
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
「エログロナンセンスの取り締まりから戦争が始まった」 (スコア:4, 興味深い)
戦中を経験されてる方のお話を訊いたりとか、戦争の前後を書いたエッセーを見てると、特に大正生まれや昭和ひと桁の前半に産まれた方のそれを見聞きすると、かなりの割合で
「エログロナンセンスの取り締まりから始まって、どんどん何でも取り締まるようになって、結局戦争に向かう世論に何も言えなくなって戦争に突入した」
と言う趣旨の述懐があるんですよね。
結局、エログロナンセンスのような「『良識あるひと』が眉をしかめる」物の取り締まりのように文句を言い難いものから取り締まり、それが好戦的な言説を諌める言葉を取り締まったり吊るしあげたりするように発展し、それを後ろ盾に特高警察や憲兵隊が大手を振って言論統制をするようになっていく中で、戦争に勝ち目がないから参戦すべきでないという意見が黙殺されるようになり、戦争となれば特高や憲兵隊だけではなく民間人ですら競うように厭戦的な言葉を取り締まるようになってしまった。と言うのが、前の戦争で日本をハメスさせるに至った背景にある訳ですよ。
戦争は軍人の一部がやっただけじゃなく、検閲を容認・要求する民間人がエスカレートすることで、間接的にやったと言う。
だから、こういう流れは物凄く恐ろしいんですよね。
「善意の正義」が無理筋なクレームを沢山つけるということと、「強者」=上級国民がやったことに対してBPOが異様に弱腰だという事があって(逆に、例えば自民党の政治家主導で行われた生活保護バッシングに乗っかった報道の多くが事実に反していたり生活保護受給者に対する反感を煽る報道を繰り返していた事に対して貧困問題に関わる弁護士たちがBPOに申し立てたら、にべもなく却下したりしてる訳で、BPOには一貫性がない)、
こういう「文句を言い難い所から言論統制や表現規制をしていこう」と言う意思に対しては、BPOは加担しているんですよ。
それこそ、戦前のマスコミが軍部に接待されて好戦的な世論を煽る記事を競って書いてたのの轍を見事に踏んでしまってる。
Re: (スコア:0)
今の時点では、そう恐ろしくない。(安心神話かもしれんけど)
隣国などに言論統制の実例があるから。
そんな中でも国民は規制されながらもネットを使って世界の情報を目にしているし、世界には自由なネットがあることも知っている。
当局も規制しすぎれば、経済に悪影響があることを知っているから、適当にはやれない。
世界中がそうならないかぎりは。
アメリカあたり日本よりよほど怪しいんだよなあ。
Re: (スコア:0)
当局の規制から個々人の意識の高まりが始まって相互に強化し合うことが恐ろしい
中国のように政府が押し付けてるだけなら縛りすぎたときは緩めればいいし締めすぎても政府が崩壊するだけ
戦前日本が暴走したのは行き過ぎたことに気づくまでに純化された世論が戦争遂行を突き上げてしまったから
意識高く近視眼な国民という督戦隊と未熟な国際世論に挟まれて破滅してしまった
Re: (スコア:0)
その理屈で言うと、戦後~最近までの憲法9条神聖視もかなり不味かったんじゃ…。
米国みたいにしょっちゅう戦争しろとは言わないけど、日本以外の国がどういう戦略(外交・軍事含めて)で物事を考え、動いているのかという想像・思考能力まである意味麻痺させちゃったんだから…。これって国家外交や巡り巡って国民主権(民主主義)の危機に繋がるわけで。現在安倍内閣と自民党の独走を止められないのも、外交戦略で安倍政権にきっちりした対論(憲法9条信仰以外で)を組み立てられる政党が居ないせいなんじゃ無いかな…。
本来は、「人権と自由は大事だし国防も大事(場合によっては集団的自衛権含めて)」というリベラル・人権派勢力もあってしかるべしだろうし、そういった(保守派も含めた)多様な意見の間で議論を闘わせるから民主主義が上手く機能するわけで…。
Re: (スコア:0)
憲法や法は政府や人間を縛るもので、法律や憲法が人間の上に存在するという誤解はもはや常識の域ですね。
目的(快適な社会生活を営む)と手段(そのためのルール)が逆転して、手段を守るためなら目的を放棄してもいいという人まで。
九条守って滅んでもいいって人は、目的と手段を取り違えてる代表例。
Re: (スコア:0)
戦争するかしないかは、国会で民主的に話し合って決めることなのに、
それを憲法レベルで規定して議論を許さないのは、議会民主制としてアンフェアなやり方ですよね。。
Re: (スコア:0)
ここに出入りしてるくらいなら、
俺専用ネットワーク組んで
俺専用HDDレコーダに入れて
俺専用環境で観るくらいしようぜ
これこそ文字通り常考だ
Re: (スコア:0)
毎度そういう「日本は云々」みたいな論調になってますけど、
民主主義国家においては政治家が自分の集票を最大化しようとするのは、どの国でもそんなもん。
今日のイギリス大衆紙The Sunを開いたら、「障害給付に数千ポンドを受給しながら、英国全土で活動していたパフォーマンス・ストリッパー [thesun.co.uk]」がトップ記事だった。。
どの国でも結局のところ、庶民の敵は庶民なんすよ。
Re:「エログロナンセンスの取り締まりから戦争が始まった」 (スコア:1)
>毎度そういう「日本は云々」みたいな論調になってますけど、
>民主主義国家においては政治家が自分の集票を最大化しようとするのは、どの国でもそんなもん。
この部分には同意しますけど、それに放送側が報道の形態で加担した。と言うのが結構あるじゃないですか。
特に、在阪メディアはそういう傾向が強くて本当の意味での上級国民ではなく一般国民の中の対立を極端に煽る報道が結構あって、そこに乗っかる形で上級国民の利害利権を最大化したい政治家がのし上がる(名指しはしませんが、大半の方がどこの政党かわかるでしょう)。
生活保護バッシングの場合には、在阪・在京両方のマスコミが競ってそれをやって、片山さつきなんかがそこで出てきて彼女のバックにいる(彼女は、元財務省主計官)財務省が、自民党政権になった途端に嬉々として生活保護受給者への締めあげと生活保護受給基準の切り上にでた。
叩かれた当事者には自民党政権になる前から実害が色々出てる問題なのに(生活保護を受けられる人が受けられない敷居が上げられた事も含めて)、それをBPOに人権侵害だと訴えたら却下した訳ですよ。
そういうことが他の問題でも結構あったのですが、今回はこういう風にエログロ規制を後押ししてる。ひょっとして、純潔思想に凝り固まってる現政権側の意思を忖度してるのではないかと個人的には思ってますが、そういう事が、次に標的にするのはお上の気に入らない言説の取り締まりとか、一般国民同士でいがみ合うことを諌める言説への取り締まりと、世界史的に相場が決まってる訳で…
Re: (スコア:0)
イギリスやフランスの大衆紙って、いつもこんな調子ですよ。
イスラム教を風刺する新聞もあれば、生活保護を風刺する新聞もあり、そして紙面の第一面は水着バストアップ、これが庶民の日常光景。
人権先進国の欧米でも、こんなもんですから、この程度でBPO入りしてたら欧米の新聞はみなアウトになってしまう。
毎度そういう「日本は云々」みたいな論調に帰結させる国のほうが、よっぽど「全体主義」じゃないのかな。
個人的には、欧米のように「誰でも使える無料の公的訴訟支援制度」を整備するのではなく、BPOという密室裁判制度を強化せよという意見のほうが、よほど全体主義になりかねないと思う。
Re: (スコア:0)
最近は「1984」や「動物農場」が引っかかったりしてるからなあ
独裁や個人崇拝批判するような作品は公開が難しくなってくるんじゃないか?
アニメとかだと広告代理店が絡むようになってから変な原作改変が多くなってきてるし
ドラえもんはどくさいスイッチとかぞうとおじさんあたりは新版難しいかな?
Re: (スコア:0)
日本の場合三権分立や三審制を導入して冗長化してるのに、しょうもない冤罪が起きたりするから取り締まりの権限を強くするのに不安があるんですよね。
エロに関しては常に限界に挑戦する者が現れるために規制対象にしやすいってのもあると思いますが、自分たちの価値基準を押し付けようとする輩も多いのが現状です。
#原発に災害にも耐える能力を持たせろと要求するのなら、自分の子供にも耐性を持たせる教育をしてみろよ、と。
Re: (スコア:0)
実は日本の刑事裁判は冗長化されてないからね。
地裁から最高裁までの一連の流れが1回の裁判だから、有罪判決を3回出しても一事不再理の制限にかからない、というのが最高裁判例でしょ。
Re: (スコア:0)
どこぞの野党っぽくて、そういう人種の人は嫌いじゃないですよ。
Re: (スコア:0)
近現代の日本を含めた世界で、エログロナンセンスの取り締まりの一翼を担ったのがリベラル≒共産主義者(他に極右・イスラムを合わせたのがTOP3であろう)であり、その最たる物が「文化大革命」である。
実際共産主義者の始めた戦争は山の様にあるし、太平洋戦争開戦も米国のリベラル政党民主党大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルト渾身の政治的策術であり、攻撃開始迄に宣戦布告すら出来なかった大日本帝国外務省には笑いが止まらなかったであろう。
# ベトナム戦争の大枠は、共産主義国である北ベトナムによる民主主義国南ベトナム征服戦争であり、被征服後共産化した南ベトナム領域のエログロナンセンスの取り締まり強化他から逃れる為、大量のボートピープルが流出した事は、(左翼系)歴史教科書が書かない現実である。