極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

セキュリティって仕事は

昨日のCMUJカンファレンスで、セキュリティ保護を考えることの無力感、ということが語られていましたね。多くはないお金をやりくりしてセキュリティを一所懸命に実装しても、家でウイニーだシャレだであぼーん、というのでは、無力感ばかり募る、という意味ですが。
たしかにそういう感覚はありますねえ。それでなくてもセキュリティってうるさく言えば言うほど煙たがられるような部分もあり、このままだと「かっこいい」どころか3K(キレてる、キてる、苦しい、とかね(爆笑))とか言われちゃいそう。
とはいえ、そんなことはなくて(笑)>3K、道筋によっては高給取りになれたり、アメリカとかですかっと就職できたり、日常的におもしろかったり(インシデントはイベントだ!)するんですけどねえ。まあでも、平穏とか安定ってのとはちょっと違うかなヽ(´ー`)ノ
今回のファイル共有系漏洩ってのは、新しいフレームの中でセキュリティを考えるきっかけが無理矢理来ている、ということでもあるんでしょうね。ってことは、新しいフレームを定義できる、ということでもありますね。そのものが即商売に繋がると、Webサービス系のようにハナバナしくイケルんでしょうけど、セキュリティは(世間的には)静かに、地味に革命が進行する感じかなあ。そういうところに噛んで、仕組みを考えたり、あるいはそれを発表したりするっていうところが、セキュリティのおもしろいところなのかもしれないなあ。