2024年11月の読書まとめ。読書メーター調べ。
計66冊、1日約2.2冊ペース。
やはりイマイチ読書意欲が戻らず。
ライトノベル40冊、ジュブナイルポルノ9冊、一般文芸・ミステリ12冊、その他5冊。
ラノベが少なすぎる。
11月の読書メーター
読んだ本の数:66
読んだページ数:19607
ナイス数:279
約束された場所で (underground2)の感想
著者のスタンス・前置きがフェアで、自分が望んでいる方向に変なバイアスをかけない姿勢には好感が持てる。
「信者」「信奉者」の心理的傾向については今となっては斬新なものではないけど、特定の人物・事柄に対して「悪いところ」があったかもしれないけど「良いところ」があるからと擁護しちゃう心理や、何かに携わった・力を入れた過去を全否定したくない心理など、腑に落ちる面は多い。信者としての視点が多角的。
村上作品の小説は合わないけど、「村上春樹」という要素を抜きにして客観的に「インタビュー本」として良く出来ていましたね。
読了日:11月30日 著者:村上 春樹
知識ゼロからの国宝入門の感想
有名どころを中心に狭く浅くと言った感じだけど、そもそもの国宝の数が多過ぎるから取っ掛かりとして有名どころにカジュアルに踏み込む作りになっているのは悪くないとは思います。
読了日:11月30日 著者:小和田 哲男
催眠清規【北条こころ・無意識発情編】 (フランス書院eブックス)の感想
ベタぼれの協力者堕ちするヒロインにエロスを感じる。
読了日:11月30日 著者:愛欲 ほねね
ようこそ修道院へ、ここは追放された女たちの楽園よ (アイリスNEO)の感想
婚約破棄や追放された女性たちが追放先の修道院で仲間・理解者を手に入れて一念発起する連作短編。
「女性の結束・強さ」が強調されている広い意味での「ざまぁ」ものといった感じ。
一つ一つのエピソードは短めだから、ザマぁ・復讐・反撃がサクサク進むし、タイトルから予想されるものを繰り返し味わえるテンポ感がいい。
読了日:11月30日 著者:一ノ谷鈴,whimhalooo
百花宮のお掃除係 9 転生した新米宮女、後宮のお悩み解決します。 (カドカワBOOKS)の感想
先輩として張り切る雨妹がかわいかった。
読了日:11月29日 著者:黒辺 あゆみ
~死亡フラグは力でへし折れ!~2 エロゲの悪役に転生したので、原作知識で無双していたらハーレムになっていました (角川スニーカー文庫)の感想
吾輩は原作知識持ちである。無双はまだ無い。
読了日:11月29日 著者:夏歌 沙流
追放令嬢、クラフトしながらキャンピングカーで異世界を旅します (GAノベル)の感想
設定はアバウトだし、展開も緩くて軽い。
ただまあ、「そういうもの」として割り切ってしまえば、何だかんだで「キャンピングカーで旅」というシチュエーションにワクワクを感じてしまう自分がいることは否定できない。
読了日:11月28日 著者:てるゆーぬ
魔王様、リトライ!(10) (Mノベルス)の感想
まなみちゃんまじてんし。
読了日:11月28日 著者:神埼黒音
名探偵じゃなくても (『このミス』大賞シリーズ)の感想
ミステリとしての形式、認知症の切なさ、ラスボス(?)含めて、良くも悪くも前巻の延長線上にあるからインパクトには欠ける点があるのは否めない。
しかし、「恋」に関して引っ張ってきおる。
読了日:11月27日 著者:小西 マサテル
地味なおじさん、実は英雄でした。 2 ~自覚がないまま無双してたら、姪のダンジョン配信で晒されてたようです~ (ダッシュエックス文庫)の感想
新キャラも魅力的だったし、スレたおじさんが今巻もかっこよくて面白かったけど、社畜としてのもどかしさは残ったまま話が進む点には歯がゆさがある。
読了日:11月26日 著者:三河 ごーすと
ゴールデンタイムの消費期限の感想
「芸術・創作」分野の「教育・創出」に「AI」を用いることに向き合う内容になっており、2021年初頭の段階でこれを出してきている先見性については感心する。
現状「AI」は特定分野においてはこの本の内容程の精度は出せていないとは思うけど、その精度・確度が上がった時、そのことを是とするか非とするかについては考えてしまう。
歴史においては様々なテクノロジーによって世界が変わってきただけに、「AI」に対して自分がそれをスンナリと受け入れられる側なのか、抵抗を感じて立ち止まる側の人間なのか、今はまだ分からない。
読了日:11月25日 著者:斜線堂有紀
冷たい恋と雪の密室 (一般書)の感想
強烈な「確信」に基づいて動いている「愛に生きる女」の強さといったら。
読了日:11月24日 著者:綾崎 隼
社畜転生 貴族の五男 (ハルキ文庫 わ 5-1)の感想
「恵まれた能力」を持ちながらも「貴族」として上手く立ち回らないといけないもどかしさとか、作者名を見ると納得感がある。
読了日:11月24日 著者:Y.A
俺ん家が女子の溜まり場になっている件 (ファンタジア文庫)の感想
無自覚チート主人公と欠点持ちの天才美少女たちとのラブコメ。これはこれで。
読了日:11月24日 著者:雨音 恵
大樹館の幻想 (星海社FICTIONS オ 1-03)の感想
一種の特殊設定ミステリではあるんだろうけど、そういう「特殊設定」を上手くミステリの面白さに消化できていなかった印象はあるし、「館」要素についても割と強引な印象を受けた。
うーん、特別出来が悪いという訳ではないとは思うんだけど、「僕が好きな乙一」はここには無かったかな?、という感じですね。
読了日:11月23日 著者:乙一
幼女になった僕のダンジョン攻略配信 ~TSしたから隠れてダンジョンに潜ってた僕がアイドルたちに身バレして有名配信者になる話~ (モーニングスターブックス)の感想
現代ダンジョン配信もの。
TS幼女は可愛い。
読了日:11月23日 著者:あずももも
スターゲイザーの感想
「(旧)ジャニーズJr」をモチーフにしたような、男性アイドル(デビュー)候補生たちの群像劇。
それぞれの登場人物たちが「アイドル」になった動機・目標・スタンス・長所・境遇が様々で人間模様が賑やかで、やや箱庭的で内向きながらもドラマがしっかりとある。
「スターゲイザー(星を見つめる者)」というタイトルに込められた「星」を仰ぎ見る彼らの物語をもっともっと見ていたかった。
読了日:11月22日 著者:佐原 ひかり
百花宮のお掃除係 8 転生した新米宮女、後宮のお悩み解決します。 (カドカワBOOKS)の感想
猫ちゃんが不幸なことにならず、ちゃんと見つかって良かった。
読了日:11月22日 著者:黒辺 あゆみ
聖剣学院の魔剣使い16 (MF文庫J)の感想
ここ最近の巻で裏設定開示や伏線回収が進んでいたので、しっかりと段取りを踏んでの堂々とした最終巻といった感じ。
最後までとにかくキャラクターがいいシリーズではあったけど、本巻の終わり方は、うーん。
ラストの展開の是非はともかく、エピローグが短くて食い足りない点は明確に不満が残る。
……と思っていたら同時発売の画集に後日談SSが収録されてるの……?
文庫シリーズ本編で明らかに足りてなかった後日談エピソードを、3000円以上する画集に収録するってやり方には正直抵抗を覚えますね……最後の最後に微妙な気分に。
読了日:11月21日 著者:志瑞祐
前世が最強魔導師だった俺、異世界魔法で無双する! (GA文庫)の感想
現代ダンジョンものに、異世界転生(前世の記憶・能力が戻る)要素を合わせたような内容。
まあ、「前世要素」は主人公への「チート付与」の理由付け以上の意味にはなっていないかな、という印象。
主人公やヒロインのキャラクター性は特段刺さらなかったので、今のところは僕向きの作品ではなかったかな?という印象ですね。
読了日:11月21日 著者:kimimaro
Tier1姉妹 有名四姉妹は僕なしでは生きられない (角川スニーカー文庫)の感想
先行のラブコメ漫画などを思い出す題材だったけど、この作者らしいミステリ的な仕掛けや魅せ方が手堅い。
ただスロースタート気味の作者ではあるので、面白くはあるものの、今のところは「無難に面白い」の範疇で納まっている。
ここから続いたとして、今後の展開をどのように展開させていくか、期待しながら見守りたい。
読了日:11月21日 著者:紙城 境介
ソース焼きそばの謎 (ハヤカワ新書 006)の感想
2巻(あんかけ焼きそば)の方を先に読んでから手に取った。
中華料理店の「焼きそば(炒麺)」とソース焼きそばの落差は感じてはいたけど、ここまで綿密に資料を用いて「パロディ」スタートであることを証明されるとぐうの音も出ない。更に明確な「証明」だけでなく、資料の積み重ねによる「推論」の精度も高く、食文化の変遷、地域格差などのアプローチもいちいち興味深くも面白い。
「ソース焼きそば」というニッチに思える題材一つで、ここまでの満足感は凄かった。いい読書体験でした。
読了日:11月20日 著者:塩崎 省吾
ジゼルの錬金飴 1 (HJ NOVELS HJN 89-01)の感想
たぬきがかわいい。
読了日:11月20日 著者:斯波
家臣に恵まれた転生貴族の幸せな日常1 (MFブックス)の感想
「異世界転生」とは言うものの、一定以上の年齢と立場、一定以上の立場が整った段階、(ガチャによる)多くの有能な家臣がいる状態でのイージーモードスタート。
こういう状態になるまでの積み重ね・描写が無い状態で大量の味方キャラが投入され、状況が作られているので、各キャラクターに愛着がいまいち持てず、主人公の置かれた状況にも重みが無い。
何だか「これまでのあらすじ」と「キャラクター紹介」を読んだだけでシリーズ途中の巻を読んでいるような感覚に陥ってしまう。
んー、こういう作品なのは分かるけど僕には合いませんでしたね。
読了日:11月19日 著者:企業戦士
極悪令嬢の勘違い救国記 2 (PASH!文庫 Mま 1-2)の感想
「この作者らしさ」が安定している。
読了日:11月18日 著者:馬路まんじ
そして誰かがいなくなる (単行本)の感想
メタ構造ミステリとしては上手く組まれてる気はするけど、導入部分の気分の悪さや、「(理由のある)荒さのある館ミステリ」などの部分がいまいち乗り切れず、終盤のネタ晴らしまでは「ハマらなかった」感がある。
ネタ晴らしのところについても、細かいロジックの隅々まで分かったとは言わないけど、「大筋の真相はそんな感じだよね」という印象で衝撃は受けなかったかなぁ。
物語のメタ構造・要素自体は面白かったけど、ミステリとして・物語としてはそこまで刺さらなかった。
読了日:11月17日 著者:下村 敦史
イチャつくのに邪魔だからとパーティ追放されました!1 ~それなら不労所得目指して賃貸経営いたします~ (一迅社ノベルス)の感想
典型的な追放ざまぁもの。そういうものとして割り切れば、まあ。
高ランク冒険者が恋愛弱者過ぎる。
読了日:11月17日 著者:桃月とと,桧野ひなこ
Your Only Story Onlineの感想
VRMMOを独自プレイで独自ルートを突き進む系の作品。
「好きなもの」がハッキリしている主人公のスタンスには好感が持てるし、楽しそうにプレイしている感が伝わってくるところは割と好き。
ただ「天体」「星」というモチーフ・題材は割とニッチな要素だと思うし、本巻ではストーリーテリングに生かせていたとしても、それを上手く生かしていくのは長期的には難しそうだな、と感じるところはあったかな?
今後の物語の舵取りには注目していきたい。
しかし、こういうシンプルすぎる程の書名、今となっては逆に新鮮味があるな……
読了日:11月17日 著者:灯火
疎遠になっていた幼馴染(彼氏あり)をセフレにしてみた【鷹島藍編】 (フランス書院eブックス)の感想
ヤリチンムーブをしながらも、家族関係を和解に導く男。
ハーレムメンバーを幸せにするハーレム主の鑑やで。
読了日:11月17日 著者:水鏡
少年名探偵 虹北恭助の冒険 フランス陽炎村事件 新装版 (星海社FICTIONS ハ 5-04)の感想
イロモノな映画組にあまり愛着が持てないので、その点で乗り切れないところがある。
読了日:11月16日 著者:はやみね かおる
四刀流の最強配信者 ~やり込んだVRゲームの設定が現実世界に反映されたので、廃止予定だった戦闘職で無双します~ (Kラノベブックス)の感想
現実がゲーム世界風に改変されるタイプの作品。
割と大雑把な面はあるけど、ニッチなスキルで無双するというロマン、好きなものに真っすぐな主人公、などの要素は好きなので思ったよりは楽しめた。
読了日:11月16日 著者:木塚 麻弥
女性の将来なりたい職業ランキング第一位が性奴隷な世界2 学校で一番のお嬢様な女の子 (フランス書院eブックス)の感想
エロスは感じるけど、やはり「なりたい職業~~~性奴隷」というタイトルがイマイチしっくりこないかなぁ。
読了日:11月16日 著者:琴弾 南中
転生した私は幼い女伯爵1 後見人の公爵に餌付けしながら、領地発展のために万能魔法で色々作るつもりです (アース・スターノベル)の感想
前世知識とチート能力によるNAISEI・飯テロ系の作品。
全体的に読み易いし、主人公の前向きなキャラはそれなりに好きなので十分に楽しめた。
ただ「成形魔法」があまりに便利過ぎるので、シリーズを重ねる過程で「万能性」の匙加減によって面白さは大きく変わってくる気はする。
読了日:11月15日 著者:もーりんもも
ゲーム世界転生〈ダン活〉11~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を〈はじめから〉プレイする~の感想
Web版既読。テレビゲームとかでもそうだけど、やはり上級職にクラスアップする瞬間ってテンションが上がる。
読了日:11月15日 著者:ニシキギ・カエデ
おうち風俗2 爆乳お嬢様と放課後セックス三昧 (フランス書院eブックス)の感想
2巻にしてクラスメイトまでエロネットワークが広がって、「おうち風俗」というタイトルはさっそく有名無実化した印象はある。
読了日:11月14日 著者:赤鬼
百花宮のお掃除係 7 転生した新米宮女、後宮のお悩み解決します。 (カドカワBOOKS)の感想
「恋人を思い続けた女性」に幸せな結末が訪れる展開にはホッとする。
読了日:11月14日 著者:黒辺 あゆみ
男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと6 百合の間に挟まる男として転生してしまいました (MF文庫J)の感想
ここまで散々引っ張ってきた積み重ねの結実としての寮長の見せ場には満足感がある。
相変わらず構成や文章での読み辛さは随所に感じるんだけど、こういう断片的な魅力と吸引力のせいでついつい読み続けてしまっている。
読了日:11月13日 著者:端桜 了
愛じゃないならこれは何の感想
「執着」や「憧憬」、あるいは「偶像化」や「献身」など、呼び方は幾らでもレトリックで置き換えることが出来るんだろうけど、それらを「愛じゃない」と簡単に切り捨てられるほどには、僕は、僕らは"愛"を知らない。
読了日:11月12日 著者:斜線堂 有紀
歌ってみた制作バイブル 〜初心者歌い手とMIX師のための実践ガイド (リットーミュージック)の感想
「歌ってみた」の制作について全体的なアウトラインを語る内容だけど、これ一冊でMIXを行えるようなノウハウ本ではないという匙加減。
著者が「MIX師」ということもありMIX部分の情報量・解像度があからさまに高く、全体的なバランスは良くないかな?
サブタイトルに「MIX師」と入ってはいるけど「歌ってみた制作バイブル」というタイトルでこういう内容は、うーん。
こんな感じにするならもっとMIXに関するノウハウ本として振り切るか、MIX記述を減らしたり・複数著者として全体的な解像度を平均化した方がいいと思いますね。
読了日:11月11日 著者:小泉こいた。貴裕
城塞幼女シルヴィア 〜未知のスキルと魔術を使って見捨てられた都市を繁栄させます〜 (ハガネ文庫)の感想
優れた能力を持ちながらも肉親に恵まれず孤独だった幼女が、仲間・家族を手に入れていく流れが温かい。
「大人にならざるをえなかった」ことによって大人びた面はあるけど、「幼女」にちゃんと「幼女らしい」可愛らしさがあるのがいいですね。
読了日:11月10日 著者:サエトミユウ
ファンタジー銀河 ~何で宇宙にゴブリンやオークが居るんだ~の感想
超科学を持った宇宙人に拉致られて奴隷にされるところから始まる奴隷脱却宇宙冒険スぺオペ。
読み味としては「奴隷に転生したところから始まるハードモード異世界転生」ものに近く、ファンタジー要素をスペオペに、転生を拉致改造に置き換えたような感じ。
「現代日本」では発揮されることのなかった適性が発揮されていく流れが中々良い。
スペオペ世界観が好きなので続いて欲しいですね。
読了日:11月10日 著者:月汰元
名探偵のままでいて (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)の感想
読者である僕自身が年を取って、親の年代的に「認知症」が身近になってきたこともあり、認知症の肉親という題材が心にチクチクと刺さる。
「レビー小体型認知症」の特徴を上手く安楽椅子ものに落とし込んでいるし、前述の認知症に纏わる情緒がタイトル・表紙絵を含んでエモい雰囲気になっている。
上手い一品でしたね。
読了日:11月09日 著者:小西マサテル
さよならに反する現象の感想
ミステリ、ホラー、ノベライズなど様々な作風のものがあつまった短編集。
乙一らしさは随所にあるものの、様々な作風のものを集めていることもあって、好きな短編は好きだけど合わない物も多く、1冊としてのまとまりには欠けていたかな、という印象。
読了日:11月09日 著者:乙 一
孤独な推しが義弟になったので、私が幸せにしてみせます。 押して駄目なら推してみろ! (角川ビーンズ文庫)の感想
「推し活」を通して母娘の絆が強くなっていく流れが良かった。
読了日:11月09日 著者:咲宮
35歳独身山田、異世界村に理想のセカンドハウスを作りたい ~異世界と現実のいいとこどりライフ~ (カドカワBOOKS)の感想
ホムンクルスがかわいい。
読了日:11月09日 著者:出雲 大吉
俺、悪役騎士団長に転生する。 (カドカワBOOKS)の感想
「お兄ちゃん」的な発言(失言)をしてしまう場面に共感性羞恥を感じてしまった。
読了日:11月09日 著者:酒本 アズサ
八男って、それはないでしょう! みそっかす 2 (MFブックス)の感想
例によってヒロイン勢の過去エピソード。
各ヒロインの解像度が上がる。
読了日:11月08日 著者:Y.A
忘れられ令嬢は気ままに暮らしたい1 (MFブックス)の感想
スローライフっぽいゆったりとした雰囲気は割と好きかもしれない。
読了日:11月07日 著者:はぐれうさぎ
異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する15 ~レベルアップは人生を変えた~ (ファンタジア文庫)の感想
「聖」が敵になるまでの流れ・理由付けが雑だっただけに、最後まで取ってつけた感が拭えず小物臭すぎた。
読了日:11月07日 著者:美紅
悪役令嬢、ブラコンにジョブチェンジします7 (角川ビーンズ文庫)の感想
本当に久々に出た新刊だったけど、あまりにも変わらないブラコン・シスコンっぷりと大仰な修辞による言葉遣いに実家に帰ったような安心感を覚えてしまった。
読了日:11月06日 著者:浜千鳥
自分に自信がない最強パーティーメンバーが辞めたがる件 1.チートすぎる仲間となぜか英雄になった転生者の感想
チートなパーティーメンバーの中に、自分の「強さ・能力」に無自覚な主人公がいるタイプの作品。
このタイプの作品としては手堅い仕上がり。
読了日:11月06日 著者:白石 基山
三谷幸喜 創作の謎の感想
前作は未読。この本だけだと体系付けられた創作論がまとめられている訳じゃないけど、「創作」に纏わる三谷さんのちょっとした心持ち・ポイント・視点が描かれているので興味深いし、特定作品の裏話的なものが読めるので素直に楽しい。
書かれている内容を見るとやっぱり根本的に話が上手いんだよな、と感じる。
読了日:11月05日 著者:三谷 幸喜,松野 大介
女性の将来なりたい職業ランキング第一位が性奴隷な世界 (フランス書院eブックス)の感想
エロいのはいいんだけど、この作中の「性奴隷」は「職業」ではなく「立場」なのでは?という印象が残る。
読了日:11月05日 著者:琴弾 南中
楽園とは探偵の不在なりの感想
特殊設定ミステリとしての筋立ては面白いし、不気味さと終末観のある雰囲気には魅力を感じる。探偵役の哀しい過去には情緒的で心がざわつく。
ミステリとしてもまとまってはいるしある程度の納得感はあるんだけど、「とある天使の行動」等の一部の謎に明快な回答が与えられずにスッキリしないところが残っているので、そういう点では肩透かしな面もあったかな、と。
悪くなかったけど、やさぐれる前・再起した後の探偵の話も読みたいかな、って思いましたね。
読了日:11月04日 著者:斜線堂 有紀
本家が絶えそうなので分家の俺が種馬5 ─帝都遠征軍、果てしなき終着点─ (フランス書院eブックス)の感想
えええ、こういう展開で、この感じで完結……?
1年半以上新刊が出ていないし書籍版としては完結っぽいけど、Webを観てみたらやっぱり新章として続きがあるのか。ただ新章のWeb掲載の分量は少ないから、続編として書籍化するには足らなそうだし、書籍版としては本当にこれで終わりになってしまうのかな……
うーん、本巻の内容がつまらないとまでは言わないけどエロ小説としては有名無実化してるし、物語・戦記としては区切りは付いているもののスッキリしない終わり方だしで、なんか色々と勿体ない作品でしたね。
読了日:11月04日 著者:遊家@R18
本家が絶えそうなので分家の俺が種馬4 ―撤退戦、そして妹分騎士の忠誠― (フランス書院eブックス)の感想
良くも悪くもエロ小説成分が減っていく。
読了日:11月04日 著者:遊家@R18
本家が絶えそうなので分家の俺が種馬3 ―メイド真白の初体験&帝都遠征編― (フランス書院eブックス)の感想
エロ小説的に一つ進展と戦記(政争)要素が増量。
読了日:11月04日 著者:遊家@R18
双子まとめて『カノジョ』にしない?2 (ファンタジア文庫)の感想
安定した双子イチャラブと、登場するたびに株を落としてくる幼馴染さん。
読了日:11月03日 著者:白井 ムク
もふもふと行く、腹ペコ料理人の絶品グルメライフ 1 (GCノベルズ)の感想
タイトルには「料理人」とあるけど、他人(客)に食べ物を食わせるよりも、「美味しいものが食べたい」主人公本人が美味しいものを食べるために冒険や料理をする感じの作品。
「好き」に対して真っすぐな主人公のスタンスは割と好き。
読了日:11月03日 著者:佐倉涼
春菜ちゃん、がんばる? フェアリーテイル・クロニクル 10 (MFブックス)の感想
「元の世界に戻る」「世界を救う」的な目的があった前シリーズに比べて、着地点が見えない新シリーズではあったけど、唐突感のある完結巻。
締まらない終わり方もこのキャラクター達、このシリーズらしいっちゃらしいけど、苦笑はしてしまう。
まあ、何にせよお疲れ様でした。
読了日:11月03日 著者:埴輪星人
博士はオカルトを信じない (一般書)の感想
手堅いけど、パンチは弱い。
読了日:11月02日 著者:東川 篤哉
TSロリサキュバスの健全配信活動! (キネティックノベルス)の感想
異世界TS転生から現代に戻ってきて配信して、異世界に行ったり来たり出来るようになる中で異世界の勇者少女を救ったりする話。
要素が盛り盛りで個々の要素は賑やかだったけど、全体としてのまとまりはイマイチだったかな、と。
例えば、そもそも配信は現代社会での飯の種にするためだったとは思うんだけど、異世界に行って事件に関わっていく中で、「そもそも何で配信しているの……?」と感じる瞬間があったり、全体の繋がりとして個々のエクスキューズがあまり上手くないかな。
サラッと読む分には悪くないけど、考えて読むと粗が気になる。
読了日:11月02日 著者:吉武止少
お隣の美人エルフの距離感が近すぎる件 ~私とイイコトしませんか?~ (ファンタジア文庫)の感想
出オチ感やメインストーリーの弱さは無くも無いけど。
駄目な隣人もの、オタク趣味な友人とワイワイ、近所のお姉さんにドキドキする瞬間、エルフと人間の時間差による切なさ、等の(個人的に好きな)要素が程よく混ざり合っているので、思ったよりは楽しめた。
読了日:11月02日 著者:福山 陽士
総務部の地味子さんは実はヘンタイエロエロです (フランス書院eブックス)の感想
終盤においては社内風紀に則った展開になっていて、社会倫理が生きている!、ってなった。
読了日:11月02日 著者:日向 弓弦
ひとりぼっちの異世界攻略 life.15 ウェイクアップ小悪魔幼女 (オーバーラップ文庫 こ 02-15)の感想
「いつものノリでいつもの感じ」ではあるけど、大きな事件が終わってストーリー的な「当座の目的」が無い巻。
この作品で脇道にそれるのはいつもののこととはいえ、「行動目標」はハッキリしてた方が読み易いかな。
読了日:11月01日 著者:五示正司
愛娘のダンジョン配信を陰で支える無自覚最強パパ 1 ~こっそり素手でドラゴンを始末する様子が全世界に流出してしまう~ (OVERLAP NOVELS)の感想
現代ダンジョン配信もので、有名配信者の配信映り込みでチート能力がバレちゃった、という作品。
近年割とありがちな導入・設定ではあるけど、「親バカ・ファザコン」要素が入っていることで程よく目先が変わっているのでその辺は悪くない。
読了日:11月01日 著者:なっくる
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