凝れば凝るほど・・・

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極私的 Apple Music プレイリスト Grooving Rock'n Roll 編

今回の"凝れば凝るほど”は、前回に引き続き「超私的Apple Musicプレイリスト」を作ってみたので、その紹介をしてみましょうか。

前回はソフトサウンディング中心の、心に響くHert Warming Musicのプレイリストでしたが、今回は打って変わってロックンロールミュージックのマイフェイバリットリストです。ロックンロール、その中でも特にグルーヴが強く感じられる曲をピックアップしました。

今回もApple Musicサブスク契約なさっている方限定ですが、しばしお付き合いいただければ幸いです。


グルーヴ:GROOVEって何でしょう?以前このブログでも書きましたが、自分的にはサウンドにおける「アフタービートのノリ」と解釈しております。

そして今回のセレクトも前回同様、60〜70年代中心になってしまうことを予め言っておきます。でも自分の耳に聞こえてくる最近の楽曲って、グルーヴ感があるサウンドが洋邦問わずあまりと言うか、全く無んですよね。

では、曲順に従って解説というには口憚れますが、極私的な感想を書いてみたいと思います。
題して、シュミルソンがお勧めするグルーヴ感いっぱいのロックンロールサウンド集

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今回も基本 あまりベタな選曲は避けたつもりですが、前回と比べると聴く人によっては有名曲もまあまあ入ってるかな?その辺りは太く鷹揚にご容赦願います。

アラン・メリル AUTOMATIC PILOT
アラン・メリルをご存じない方に説明するとアメリカ生まれのロックミュージシャンですが、日本で活動していた期間が長く、かまやつひろし等とウォッカ・コリンズというバンドで70年代初期はテレビに出演したりして人気がありました。このオートマチックパイロットという曲も本来ウオッカコリンズがオリジナルだと思います。演奏的にはこっちの方がいいのでこのソロバージョンにしました。かまやつさんが亡くなった際に放映されたドキュメンタリーで、ロンドンでこの曲を二人で歌っていたのを見て、APPLE MUSICで探したところ、このグルーヴ感に溢れたバージョンを発見。一発で気に入りました。聴いていただければお分かりかと思いますが、このサウンドってT-REXですよね。でも演奏はこっちの方がずっと上手い(笑)
そのアラン・メリルも昨年コロナで亡くなりました。ちなみに彼の母親は「ニューヨークのため息」と言われた超有名ジャズボーカリスト ヘレン・メリルというのはあまりにも有名なお話し。

 

ジョニー・リバース MEMPHIS TENNESSE
チャック・ベリーのヒット曲ですがサウンド的によりハイファイなこっちを選びました。ハンドクラップがグルーヴ感を一層強調しています。間奏のギターソロもグルーヴィですね!

 

ZZ TOP CEAP SUNGLASSES
お次はZZトップ チープサングラス ZZ TOP 嫌いじゃないんですけど、まだ勉強不足で有名曲しか知らないんです。自分知ってる中で一番アフタービートな一曲がこれ。他にグルーヴ感いっぱいの曲があったらご教示宜しくお願いします。

 

THEM (ヴァン モリソン) GLORIA
イントロからずっと流れているギターカッティング自体はそれ程グルーヴ感ないんですが、シンプルなドラムとベースとヴァン・モリソンのボーカルが重なるとえも言われぬグルーヴの塊になります。

 

トニー・ジョー・ホワイト POLK SALADA ANNIE
映画フォードvsフェラーリのタイトルソングにも使われたこの曲は、もう最初のギターの1フレーズからグルーブの極地。エルビスも歌ってますが断然こっちを選びます。

 

ドゥービー ブラザーズ NEAL'S FANDANGO
カントリーテイストってことで、今回の選曲で一番異色かもしれませんが、なんと言ってもドゥービーズならではのツインドラムスのグルーヴ感は思わずカラダが動いてしまいます。右耳と左耳のドラムが別々であることに注力してお聴き頂ければと思います。

 

The Who REAL ME
アナログ盤としたらここからがB面
ROLLING STONE誌が選ぶ歴代ロックベーシストとドラマー、それぞれ1位(ジョン・ウエントウィッスル)と2位(キース・ムーン)が何故1位と2位なのかは、この曲聴くと分かります。このタイム感、痺れます。

イアンギランバンド MAD ELAINE
DEEP PURPLE脱退後のイアン・ギランが作ったグループは、意外にもリズムセクションがファンキー路線で、ハードファンクロックと言った趣でした。そんな中でも一番グルーヴィな一曲。武道館に観に行きましたけど、変にパープル引きずらず好感が持てました。

 

ザ・キンクス SHE'S GOT EVERYTHING
最近KINKSがお気に入りで、探せば探すほどいい曲が発見されます。前回のTHERE'S NEW WORLDもそうでしたが、独特の世界観にツボってます。それらの中で一番グルーヴィな曲です。

 

クリーデンス クリアウォーター リバイバル COMMOTION
グルーヴィなナンバーが多いCCRから何か一曲と考えたとき、ベースラインが印象的なこの曲を選びました。ジョン・フォガティのワンマンバンドと思われがちかもしれませんが、リズムセクションが地味ながらいい味出しているんです。

 

CHAR STREET INFORMATION
ギターリフからしてCharのキャラクターがとても良く出ている曲ですね。このバージョンのドラムはジェフ・ポーカロなのかな?ジョニーとルイズルイスのバージョンなかったけど、独特のグルーヴ感がいかにもって感じです。

 

デイブ・メイソン FEELIN' ALL RIGHT
Grooving Rock'n Roll 最後を飾るのは、デイブ・メイソンのライブレコーディング。ドラム、ベース、ギターのイントロでもう決まりですね。ミュージシャンが実に気持ちよさそうに演奏していることが、音だけからでも目に浮かびます。

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