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てきとーに生きている奴の日記

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DriveTheLifeというドライバー一括更新ツールは”使える”

DriveTheLifeはPCのドライバを最新に更新するユティリティである。Windows XP/Vista/7/8/8.1/10に対応しているという事なので、まずは実PCのThinkPad X200やX220で動作しているVista、8.1、Windows 10 Technical Previewで試してみた。

ダウンロード~インストール

ダウンロード

http://www.drivethelife.com/にある[Download Now]ボタンをクリックするとダウンロードが始まる。

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このトップページには主な特徴が書いてあるのでザクっと翻訳して引用する。

主な特徴
  • 完全に無料
  • スキャンし、古い、不足している、壊れたWindowsドライバを見つける
  • 非常に短時間で問題を抱えているドライバを修正する
  • ワンストップ管理:バックアップは、リストア・アンインストール・インストールを行い、PCのドライバを評価する
  • ほとんどのハードウェアデバイスをサポート
  • Windowsの10/8.1/ 8/7 / XP / Vistaで動作
  • ダウンロードして、すぐに自動的にハードウェアのために最もマッチしたドライバを更新

インストール 

ダウンロードしたdtlabroad_setup.exeを実行する。ウィザードが表示されるので、中央の[Install]ボタンをクリックする。最初はThinkPad X220のWindows 8.1である。

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インストール中はこんな感じ。

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途中、特に何も無くインストール完了すると、中央に[Launch]が表示される。初回起動はこの[Launch]をクリックする。

DriveTheLifeでドライバをアップデート

使ってみる

中央の[Launch]をクリックすると、早速スキャンが始まる。

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最初のスキャン結果はこんな感じ。WHQLはWindows Hardware Quality Labsで動作保証されたドライバ。3ドライバがRepair対象、4ドライバがバックアップ対象。

右上の[Repair]をクリックする。

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ダウンロードが始まる。

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標準SATA AHCIコントローラーが再起動対象のドライバだったようで、再起動ダイアログが表示された。[Restart Now]をクリックする。

PC再起動~通常起動

PCを再起動後、通常起動してみた。インストール時にデスクトップにアイコンが作られているので、ダブルクリックするとこのようなウィザードが表示される。

[Start Scan]をクリックしてみる。

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1つbackup対象がヒットした。[Start]をクリックする。

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無事backupが終わり、"All drivers are functioning perfectly!"になった。普通はこれで完了ということだろう。ところが個別にみるとNormalに混じってUpdatableが2つある。

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今度は個別にダウンロードする機能を試すため、左のDownloadアイコンをクリックしてみた。上のウィザードでUpdatableになっている二つは[Update]アイコンが表示されている。[Update]アイコンだと1つずつになるので、今回はまとめて実行するために左のチェックボックスにチェックを入れて、上の[Start]をクリックした。

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こんな感じでUpdateが行われる。

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UltraNavが再起動対象だったようだ。[Restart Now]をクリックする。

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初期画面は同じなので省略。スキャンするとバックアップ対象がある。[Start]をクリックする。

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successfullyになった。

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実はDriveTheLifeはインジケーターがある。これで監視するようだ。

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Windows 10 Technical Previewでも確認

まだ発売前のWindows 10だが、サポートされているということなので動作確認しておく。まあ、ドライバーのほうがWindows 10対応になっているかどうか分からないわけだが。

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この後は割愛するが、こんな感じで問題なく利用できる。OSもきちんと"Windows 10 Enterprise Technical Preview 64ビット"である。ここで気づいたが、操作系は日本語化されていないアプリなのに、ビットとかデバイスとかあちこち日本語なんだな。

今度Windows 10の環境を作る一発目でこのDriveTheLifeを使ってみたい。この先はWindows 8.1の時と変わりばえしないので割愛。

なお、Windows 10でThinkPad X220の組合せ、トラックポイントのセンターボタンが効かない。このDriveTheLifeを使う前はセンターボタンを押してもPCのトラックポイントのセンターボタンは無反応だった。外付けキーボードだときちんと機能するのだが。DriveTheLifeでアップデートした後はセンタボタンを押した後は専用のカーソルに変わるところまでは進化した。しかしセンターボタンの機能であるスクロールは動かない。ここはWindows 10用のドライバ待ちということだろう。

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Windows Vistaでも使ってみる

ThinkPad X200のWindows Vista 64bitはまだ現役である。数か月ぶりの起動なのでこの作業の前のWindows Updateで数時間掛かったが。

1件ヒットしてるので[Repair]をクリックする。

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 何度もしつこく[Rescan]や[Repair]をやっていく。

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これで"All drivers are functioning perfectly!"になった。

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感想など

いやあ簡単。今度はクリーンインストール直後、まだドライバがきちんと入っていない状態からやってみる。各PCベンダは初期導入用のツールを用意していたりする(lonovoとDELLは使ったことがある)のだが、ThinkPad用はどんどんダメになっていっている気がするし、これで初期導入が簡単になればどのベンダのPCでもこのツールでいいことになる。ディスクは余っているので次回お試し。

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