ゆらゆらただよう さかな日記

娘2人とダックスとさかな達と暮らしています。全般性不安障害とうつの経験あり。現在はわりと普通に暮らしています。

躁転ってなんでしょう?

こんばんは~さかなです🐡

 

Xを始めてから1か月ぐらいでしょうか?

私と同じように精神疾患を持っている方とフォローしあったりすることも多いです。

その中で「うつの治療中に躁転してしまう人も多い」などのポストを見かけることがあります。

 

もちろん「躁うつ病」「双極性障害」という病気があることは知っていますが、「躁転する」というのはどういうことなんだろう?と単純に疑問だったので調べてみたいと思います。

自分にも縁のない話では全然ないですしね。

 

 

まず、躁状態とは。

病的なまでに気分が高揚して、開放的になったり怒りっぽくなったりした状態のことです。尊大な振る舞いをする、延々しゃべり続ける、考えが次々飛躍する、注意が散漫になる、活発に活動し寝なくても平気なほどになる、焦燥感が目立つ、といった様子もみられ、ギャンブルや買い物などの浪費が盛んになるといった問題行動を伴うこともあります。症状はあるものの、社会的機能に著しく障害をきたすほどでない場合は軽躁状態といいます。

www.saiseikai.or.jp/medical/disease/mania/

 

なるほど…「気が大きくなる」という感じでしょうか?

普通の人でもこういう状態になることはあると思うのですが、病的なくらいそれが大きい、ということのようですね。

 

双極性障害にはⅠ型とⅡ型があり、Ⅱ型の方が躁状態が軽い、というのは知識としてありました。

Xで見ている限り、Ⅱ型の人の方が多いのかな?という印象です。

 

 

 

双極性障害になりやすい人はどんな人なのか調べてみました。

遺伝の関与はほぼ確実と考えられており、それに性格・養育環境・ストレス・生活リズムの乱れ・家族などの要因が重なって双極性障害を発症すると考えられています。

双極性障害はどうして気分の波が生じるのか、その原因はよくわかっていません。ただ、双極性障害の患者さんでは遺伝の影響が大きいと考えられています。双極性障害の患者さんが家族に固まっていることも多く、遺伝の関与はほぼ確実とかんがえられています。

双極性障害(躁うつ病)につながる6つの原因 | 医者と学ぶ「心と体のサプリ」 (mentalsupli.com)

 

遺伝の要素が大きい、と書かれています。

それに様々な要因が重なると発症するようですね。

 

私が患っている不安障害も、もともとの性格に「ストレスや環境」が重なると発症するんだろうな~という実感があります。

要素があっても、発症する人としない人がいますよね。

 

 

 

では「躁転」についてです。

うつ病でも双極性障害に注意する患者さん

・決まった季節にうつになる。

・高学歴

・うつ病を発病した年齢が25歳以下

・血のつながった家族に双極性障害の方がいる。

・うつの時に不眠ではなく、寝すぎるようになる。

・うつの時に、食欲低下ではなく、食欲増加がみられる。

・妄想など、気分以外の症状を伴う。

・5回以上うつ病を繰り返している。

・産後にうつになったことがある。

・抗うつ薬内服後に躁状態になったことがある。

 

実際に病院で治療している感覚で、他の病院から「うつ病」と紹介されてくる患者さんの10人に1人くらいは双極性障害が混ざっているような印象です。
また、うつからはじまって、治療中に躁状態が見つかって病名が変わることもあります。

うつ病と双極性障害(躁うつ病)では治療薬も全く異なりますので注意が必要ですね。

うつ? 実は躁うつ?:精神科専門医が躁うつ病について説明します。 | 大曽根駅前こころのクリニック(kokoronotiryou.com)

 

私もうつ病を持っていて、「治療の過程で抗うつ薬を使用していると躁転することがある」とXで見て、私もなる可能性がありそう、と思いました。

実際のところ、うつ病なのか双極性障害なのかは初めから決まっているのでしょうか?

それとも、うつ病で抗うつ剤を使用することによって双極性障害が引き起こされる、ということがあるのでしょうか??

 

上記のサイトを見る限りは、「うつ病と思われる人の中には、実は双極性障害の人がいる」ということは書かれています。

しかし調べていても、「うつ病だけど、抗うつ剤が原因で躁転して双極性障害に変化することがある」という記述は無かったです(Yahoo!知恵袋とか、一般の人が答えているサイトだとまた違うかもしれませんが)。

やはり双極性障害とうつ病は全く違う病気で、最初からどちらに罹っているかは決まっている、という解釈で良さそうです。

 

 

また、こんな記述もありました。

双極性障害の患者さんの病前性格(病気の前の性格)には、いくつかの傾向がみられます。このことは昔から知られていて、ドイツの精神科医のクレッチマーは、病前性格として循環気質を見出しました。

循環気質とは、社交的で人間味があふれ親しみやすく、他人への気配りも上手で周囲と同調していこうとする性格です。このような方は周囲の人間関係を盛り上げて、仕事も快活にバリバリこなします。社会的に成功を収めやすいといえます。

クレッチマーはこのような方が、自然と双極性障害に移行しやすいと提唱しました。

双極性障害(躁うつ病)につながる6つの原因 | 医者と学ぶ「心と体のサプリ」 (mentalsupli.com)

 

「循環気質」という言葉は初めて目にしました。

とてもいい性格のように思いますが、ストレスを溜めやすい性格とも言えそうですね。

双極性障害だけでなく、精神疾患に罹る方って「優しくて、我慢強くて、まわりに気配りできる人」が多いように思います。

自分も精神疾患があるので、自分のことも褒めているようで恐縮ですが💦

図太く鈍感に生きることも学んでいかなければなりませんね😂

それを身をもって学ぶために、病気になったのかな、なんてことも思ったりします。

 

 

ではでは、今日はこのへんで。

 

 

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