ユニバーサルデザインへの第一歩

富士通を少し見直しました。今後が期待できるツールです。


とりあえず、公開されているツールのうち、WebInspectorというツールで、Zerosを診断してみました。

引っかかった項目としては、

「yy/mm/dd」という文字列があります。日付はyy年mm月dd日にしてください。

というのと、

文字色(#909090)と背景色(#f0f0f0)は、弱視者(白内障者)の基準で、背景色と文字色のコントラストが足りません。

の2種類。


自分としてはなるべくWAIにも気をつけていたのですが、意外な盲点を指摘されて、納得。
確かに/を使った日付は、音声ブラウザだとダメかも。それに、弱視者の見え方とかあまりわからないので、こういうチェッカがあると非常に助かります。
/.J等によると、CSS内部にコメントがあると、チェックしきれないようなバグなどもあるようですが、皆さんも、とりあえず参考程度にチェック掛けてみては如何でしょうか?


自分としてはColorDoctorというツールには非常に期待をしていて、

ウェブブラウザやディスプレイ上の表示内容をグレースケールや色覚偏位者がみえるような色、第一色覚障害(赤)、第二色覚障害(緑)、第三色覚障害(青) に変換して表示します。また、Flash等の動画もリアルタイムに変換できます。これにより健常者の目視による色のアクセシビリティチェックを支援します。

ということなので、配色決めのときに活躍してくれそうな気がしています。
唯一難点なのは、現在WinXPのみで動作というところですかね。


WAIに興味ある方は、ちょっと動かしてみるだけでも、いろいろと勉強になると思います。