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おぎやはぎ矢作、番組内容を伝えるネットニュース記事の存在意義に言及「TVを観る人が減り、ネットで知るようになった」

2015.06.19 (Fri)
2015年6月18日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(毎週木 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼が、テレビ番組などの内容をそのまま伝えるようなネットニュース記事の存在意義について語っていた。

以前ならば、ほとんどの人が番組を視聴しているから知っていることも、「TVを観る人が減り、ネットで知るようになった」からではないかと語っていた。

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矢作兼:今週、ふと思ったんだけどさ、ラジオでも言ってるけど、テレビとかラジオで言ったことがそのままネットニュースになるわけじゃない。

小木博明:なるね。最近はね。

矢作兼:それをふと考えてみたんだよ、ちゃんと。「なんでテレビで誰かが発言したことをネットニュースにするんだ?」って思ってたじゃん。

小木博明:うん。

矢作兼:思ってたんだけどさ、俺も正直、昔に比べたら、テレビとかを観る時間が減ってるわけ。

小木博明:はい、はい。

矢作兼:そうするとさ、昔、テレビで100%知ってたことを、ネットニュースで知るわけ。「ああ、テレビでこんなことしてたんだ」って。

小木博明:たしかに、テレビの発言のことが出てるもんね。

矢作兼:「記者、何してんだ」って思うじゃん。でも、テレビで発言したことを知らなくて、ネットで知るってことが、俺ですらあるんだから。

小木博明:うん。

矢作兼:まだテレビ観てる方じゃん。

小木博明:うん。

矢作兼:そう考えた時に、逆転しちゃったんだって思ったよ。

小木博明:なるほど。

矢作兼:「なんでテレビでやったことを、ネットでニュースにしてんだ、バカじゃないの?」って思ってたけど。それが、もう時代と俺との感覚が違うのかなって、真面目に思ったよ、今週(笑)

小木博明:たしかに、テレビ観てる人が少ないんだよね。

矢作兼:そうなんだよ。ネットで知ってるんだもん、大体。

小木博明:分かるよ。分かるんだけど…

矢作兼:(放送作家)鈴木工務店さんは凄いテレビ観てるから。

鈴木工務店:観てますね。ずっと観てます。

小木博明:そういう仕事だよね。

矢作兼:だから、しょうもないって思うかもしれないけど。

鈴木工務店:切り取るじゃないですか。一部分だけ。

小木博明:アレがイヤなんだよね。

鈴木工務店:それで、そこから調べていただいたりとか、追求すれば良いんですけど、そこだけ鵜呑みにして、勝手に騒ぎ出すじゃないですか。

矢作兼:ああ、騒ぎ出す場合ね。

小木博明:アレがイヤなんだよね。

鈴木工務店:アレがね。

小木博明:見ても、「激怒」とか。「加藤浩次、激怒」みたいなのあるじゃん。

矢作兼:書いてあるね。

小木博明:「これ、本当になにかあったのかな?」って思うと…

矢作兼:テレビ中にマジ切れがあったのかなって。

小木博明:でも、記事見てみると、そんなマジ切れじゃないんだよ。プロレス的な感じなのに、「激怒」って。本当に、その記事では激怒のまま終わってるのよ。それはいけないことだなって思って。

矢作兼:じゃあ、15年前くらいだったら、「極楽とんぼ、大げんか」って書かれてたのかな(笑)

小木博明:そうだよ(笑)

鈴木工務店:毎週のように(笑)

矢作兼:毎週、「大げんか」って。

小木博明:そういうのがあるのがイヤなんだよね。

矢作兼:まあね。でも、記事になっちゃうことは、もう仕方ないんだなって、今週思ったよ。

小木博明:仕方ないなっていうのはあるね。

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