世界は数字で出来ている

2015年3月10日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週水 25:00 - 27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、ハリソン・フォードの飛行機墜落事故について、日本であったら顰蹙(ひんしゅく)を買ってしまう可能性があるのではないか、と指摘していた。

しごとのはなし


太田光：ミスター・スポック、亡くなってしまいまして。

田中裕二：太田さんは『スタートレック』好きだもんね？

太田光：好きでしたね。カーク船長。あと、ピカード船長くらいまでは観てたんだけど。

田中裕二：俺はあんまり分からないんですよ。

太田光：ああ、そう。頭ツルツルで、ピカード船長。

田中裕二：ああ、覚えやすいですね(笑)偶然だろうけど。

太田光：スポックは、ずっと出てるし。監督もやってますしね。

田中裕二：ああ、監督もやってるんだ。

太田光：『スターウォーズ』が人気出て、『スタートレック』なんか古いって感じになっちゃったからね。

田中裕二：センセーショナルでしたからね、『スターウォーズ』がきて。

太田光：ユニフォームがダサい、みたいな感じになっちゃったんだよね。

田中裕二：でも、人気あるよね？

太田光：やっぱり、話は面白いし。哲学的だったりね。

田中裕二：うん。

太田光：特に、ミスター・スポックの地球人の心と、宇宙人の心の揺れ動きね。

田中裕二：あの人、本当に宇宙人みたいな顔してるもんね(笑)

太田光：本当に宇宙人。あの人、宇宙人だよ。

田中裕二：矢追純一さん、「あの人は宇宙人だ」ってしてるだろうね(笑)

太田光：矢追より宇宙人ですよ。矢追なんか、全然地球人の顔してるでしょ？

田中裕二：あの人は、自分が宇宙人だって言ったないから(笑)

太田光：田舎者みたいな顔してる(笑)

田中裕二：そんなことはない(笑)『スターウォーズ』っていえば、ハリソン・フォードは凄いな。

太田光：ハリソン・フォードは、不時着です。
田中裕二：本当にさ、どこまで映画の人なんだって感じがするよね。出来事が。インディー・ジョーンズそのままですよ。ちょっとアンティークっぽい飛行機に1人乗っててさ。それでエンジン切れてさ。

太田光：また、本当にちゃんと…

田中裕二：住宅地をかわして、あのゴルフ場のところに。

太田光：カッコイイね。

田中裕二：土の跡を見ると、多分、ガガガガッってなったんだろうね。その感じが分かるじゃない？

太田光：うん。

田中裕二：それで助かるんだよ。凄いよね。それでまた、そのゴルフ場で医者がゴルフしてたっていうんだから(笑)

太田光：医者ゴルフっていうんだから凄いよ。

田中裕二：すぐ来たっていうんだから(笑)なんだ、その映画みたいな話はっていうさ。

太田光：でも、日本の俳優がやってたら、大顰蹙みたいな感じだよね(笑)

田中裕二：日本だったら、文珍師匠とかね。

太田光：文珍師匠(笑)

田中裕二：やっさんとかさ(笑)

太田光：やっさんとかやったら、非難されたろうな。

田中裕二：もちろん、向こうだって一歩間違えれば大惨事になったかもしれないから。「そんな古い飛行機に乗って」ってことを言われるかもしれないけどね。

太田光：うん。

田中裕二：たしかに、日本でああいう高級住宅街でですよ。

太田光：顰蹙を買っちゃうかもね。

田中裕二：いくらゴルフ場でって言っても。

太田光：なんでも文句言われちゃうからね。

田中裕二：たしかに、危険は危険だからね。

太田光：昔のスターなんか、今、生きていけないだろうね。

田中裕二：それはそうでしょう。昔の豪快な伝説みたいなのは…

太田光：何かっていうと怒られるからね。

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