世界は数字で出来ている

2018年3月21日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、結婚披露宴で泣きながらスピーチをするも、ラブレターズ・塚本直毅から「泣く芝居上手いですね」と言われてしまったと明かしていた。

もっとたりないふたり ─山里亮太と若林正恭─


山里亮太：(放送作家・せきしろの結婚披露宴で)お祝いメッセージをって。俺なんかが代表していいのかなって。せきしろさんが一番辛い時期に、俺は近くにいることもなく。むしろ、ちょっとその辛くなったきっかけに、自分は変わってるんじゃないかみたいなのもあったわけ。

ラジオで、ちょっと途中で分かれちゃったりとかして。で、そんな俺が一番幸せな席に。しかも、代表で「おめでとう」って言っていいんだろうかっていうので、結婚式に行ってた中で、そういう紹介を受けて、拍手を聞いて。

せきしろさんがこっち見て、「ありがとう」って感じで頷いた時に、もうさっきのまったんのやつも相まって(山里亮太、ピース又吉が結婚披露宴で行ったスピーチに感動「あなたに会ってなければ、『火花』のこのセリフは生まれてない」)、マイクの前に立った瞬間に、もう単純に言おうとしたことも…本当は、つかみとかも考えてたのよ。
ロフトプラスワンで、つい最近までやってた、一番ヤベェイベントいっぱい言おうと思ってたの。どんなところで結婚式挙げてんだよみたいなこと言おうとしたけど、マイクの前に立ったら、今までのこと、すげぇ思い出しちゃって、涙がこぼれ落ちちゃって。

「申し訳ない、喋れない」って、でもその思いを伝えて。「おめでとうございます」って。ありがたいことに、一応こう最後にオチもつけて。ちょっとお客さんなんかも、俺のせいでしんみりしちゃって、すすり泣く音が聞こえて。

感傷的になって、かなりハートがむき出しになってて。わかりやすく言うと、初めて剥いたオチンチンみたいな感じで。ちょっと触るだけで、ビクンッとするくらいの繊細な感じになっちゃってる状態でさ。

「やべぇ、この後、どうしよう」って。それで、俺の隣の席に座ってたのがさ、ラブレターズの塚本でさ。塚本がさ、「いやぁ…」って。

「いや、山里さん…」「お？どうした？塚本」「泣く芝居上手いっすね」って言われて。「いや、違う。泣く芝居じゃないんだよ」って。「お前、いい加減にしろよ」って言ってたら、その塚本のイジリで危なく泣くモードから戻れたけど。

あれなかったら、シクシク泣いて式出てたわ。

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