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松村邦洋が語る「人生の逆境を乗り越える方法」
2012.06.30 (Sat)
2012年06月16日放送の「ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!」にて、松村邦洋がゲスト出演していた。
小杉「芸人で一番キツかった時期っていつですか?色んな、電波少年やってたときとか」
松村「電波少年の時は、やっぱり苦しかったですよ。ディレクターとか怖かったですね。ADさんとかつくじゃないですか、ロケで」
小杉「はい」
松村「『ADを連れて行くと、ADを怒ることによって、松村に怒る部分が弱くなる』ってことで、ADの方を連れて行かなくなったんです」
小杉「ふふっ(笑)行かないの?」
松村「はい。だから、ロケの合間とか、火の番をやるんですけど」
小杉「なんですか?火の番って」
松村「寒いので、火の番を誰かがやってなきゃいけないんです」
小杉「野宿してるとき?」
松村「はい。それで火の番をやってたんです。その時にほめられましたよ。『お前は、タレントとしてはよく分かんねぇけどよ、こういう火の番とかは自分からやるって言い出すからよ、そういうところは見なおしたよ』って」
吉田「そんな大親分みたいな喋り方をするんですか?」
松村「ええ(笑)いやぁ、怖かった。元々、ディレクターの方は、海賊がご先祖だったらしくて」
小杉「そんな、あるわけないやろ(笑)」
松村「『俺は先祖が海賊だったから、気性が荒いんだよ』って」
吉田「必要以上にビビらされてますね」
松村「その電波少年が終わってから、『久しぶりに飲みに行くか』って言われて、連れて行っていただきました。そういうふうに、徹底してましたね」
吉田「『今は感謝してます』くらいのトーンですね」
松村「在任中はね、『なんで俺だけこんなことするんだよ。こんなことするために来たわけじゃねぇよ』って思ってて。僕、その頃にちょっと浮かれてたり調子に乗ってた時期もあったので」
小杉「あぁ~『なんで俺がここまでやらなアカンねん』みたいな」
松村「えぇ、ちょっと勘違いの部分も結構ありましたけど。でも、今思うと、良い職業訓練の時期だったかなって思いますね」
吉田「それがあるから」
松村「今がありますね」
さらに、以下のように語っていた。
小杉「それに出てたことによって、私生活に結構支障があったんじゃないですか?」
松村「やられましたね。家にも、イタズラがバンバン来てましたね」
吉田「直接?」
松村「はい。ドアを開けようと思ったら、『ピロピロの家』とかスプレーで書かれてたり。『ファッション・ヘルス松村』って書かれてたり。ネオンがつけられて(笑)」
小杉「ネオンつけられてた?(笑)どんな時代やねん」
松村「TSUTAYAでビデオ借りるときに、合間でパン食べてたら、『パン食ってんじゃねぇよ』って頭叩かれたりとか」
吉田「ケンカとかにならなかったんですか?」
松村「ならなかったですね。僕は昔から、無抵抗のガンジーって呼ばれてたんですよ」
吉田「ガンジーに、さらに無抵抗?」
松村「高校時代から無抵抗」
小杉「ガンジーって、そういうもんなんやけど(笑)」
松村「はい」
小杉「苦しいときに、支えというか心のモチベーションはどんなものやったんですか?」
松村「そういう時には、ポイントが貯まるって思ってたんです。『今は、ポイントを貯めることだ』って」
小杉「しんどいことやってるときに」
松村「えぇ。理不尽だって思ってるときにも、ポイントを貯めると、20代で苦しんだ分は、30代に繰り上げされるって」
小杉「あぁ」
松村「結構、殴られたりするのも、『これ殴られたら1ポイントくらい付くな』くらい思ってて。ポイントがつくと、後々の夢が叶うんじゃないかなぁ、と。マイレージみたいなものですね」
吉田「あぁ~。松村さんは成功なされたから、ポイントやったって言えるけど、その時は、『これ、ホンマに何かに変わるんやろうな?』みたいなのは思わなかったんですか?」
松村「この世界に入れたってことが、ポイントのお陰だなって思ってるんです」
吉田「入ったことがご褒美?」
小杉「ポイント還元の1つとして?」
松村「僕、高校時代にイジメられてて。イジメられっこで、高校も留年して4年通ったんですよね。そのころのポイントが貯まってるから、芸能界入ったんだなって思いましたね」
吉田「あぁ~そういう過去があるから、電波少年で」
松村「そうです」
小杉「そういうことも経て、マラソンで心臓止まられたじゃないですか」
松村「そうですね」
小杉「そこから何か変わりましたか?」
松村「ちょっと痛い思いしましたけど、僕の中では寝ておきたなぁってだけなんですよね」
吉田「リアリティがない?」
松村「うん。倒れて、気がついたらベッドにいたんですけど、俺、完走したんじゃないなかなぁって思ってたんです。『ありがとうございます、完走しました』って」
吉田「いやいや、心臓止まってるから!(笑)」
松村「お陰様で、ありがとうございます!って」
小杉「心臓止まっとったわ!」
吉田「厚かましいなぁ」
小杉「どんな思いでみんな救命措置したと思ってるんですか(笑)」
松村「あと、退院するときに、小学生くらいがやるような『シマウマが何匹いるでしょうか?』みたいな、脳のチェックがあるんですよね」
小杉「うん」
松村「その時に、僕、そういうの得意じゃなくて(笑)『これで2匹じゃないですかね?』って言ったら、お医者さんが腕組みして唸ってて(笑)『そうですか?』って。でも、最終的に帰るときに、『もともとそういう人じゃないですか?』って言われて(笑)」
小杉「はっはっはっ(笑)」と語っていた。
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小杉「はい」
松村「『ADを連れて行くと、ADを怒ることによって、松村に怒る部分が弱くなる』ってことで、ADの方を連れて行かなくなったんです」
小杉「ふふっ(笑)行かないの?」
松村「はい。だから、ロケの合間とか、火の番をやるんですけど」
小杉「なんですか?火の番って」
松村「寒いので、火の番を誰かがやってなきゃいけないんです」
小杉「野宿してるとき?」
松村「はい。それで火の番をやってたんです。その時にほめられましたよ。『お前は、タレントとしてはよく分かんねぇけどよ、こういう火の番とかは自分からやるって言い出すからよ、そういうところは見なおしたよ』って」
吉田「そんな大親分みたいな喋り方をするんですか?」
松村「ええ(笑)いやぁ、怖かった。元々、ディレクターの方は、海賊がご先祖だったらしくて」
小杉「そんな、あるわけないやろ(笑)」
松村「『俺は先祖が海賊だったから、気性が荒いんだよ』って」
吉田「必要以上にビビらされてますね」
松村「その電波少年が終わってから、『久しぶりに飲みに行くか』って言われて、連れて行っていただきました。そういうふうに、徹底してましたね」
吉田「『今は感謝してます』くらいのトーンですね」
松村「在任中はね、『なんで俺だけこんなことするんだよ。こんなことするために来たわけじゃねぇよ』って思ってて。僕、その頃にちょっと浮かれてたり調子に乗ってた時期もあったので」
小杉「あぁ~『なんで俺がここまでやらなアカンねん』みたいな」
松村「えぇ、ちょっと勘違いの部分も結構ありましたけど。でも、今思うと、良い職業訓練の時期だったかなって思いますね」
吉田「それがあるから」
松村「今がありますね」
さらに、以下のように語っていた。
小杉「それに出てたことによって、私生活に結構支障があったんじゃないですか?」
松村「やられましたね。家にも、イタズラがバンバン来てましたね」
吉田「直接?」
松村「はい。ドアを開けようと思ったら、『ピロピロの家』とかスプレーで書かれてたり。『ファッション・ヘルス松村』って書かれてたり。ネオンがつけられて(笑)」
小杉「ネオンつけられてた?(笑)どんな時代やねん」
松村「TSUTAYAでビデオ借りるときに、合間でパン食べてたら、『パン食ってんじゃねぇよ』って頭叩かれたりとか」
吉田「ケンカとかにならなかったんですか?」
松村「ならなかったですね。僕は昔から、無抵抗のガンジーって呼ばれてたんですよ」
吉田「ガンジーに、さらに無抵抗?」
松村「高校時代から無抵抗」
小杉「ガンジーって、そういうもんなんやけど(笑)」
松村「はい」
小杉「苦しいときに、支えというか心のモチベーションはどんなものやったんですか?」
松村「そういう時には、ポイントが貯まるって思ってたんです。『今は、ポイントを貯めることだ』って」
小杉「しんどいことやってるときに」
松村「えぇ。理不尽だって思ってるときにも、ポイントを貯めると、20代で苦しんだ分は、30代に繰り上げされるって」
小杉「あぁ」
松村「結構、殴られたりするのも、『これ殴られたら1ポイントくらい付くな』くらい思ってて。ポイントがつくと、後々の夢が叶うんじゃないかなぁ、と。マイレージみたいなものですね」
吉田「あぁ~。松村さんは成功なされたから、ポイントやったって言えるけど、その時は、『これ、ホンマに何かに変わるんやろうな?』みたいなのは思わなかったんですか?」
松村「この世界に入れたってことが、ポイントのお陰だなって思ってるんです」
吉田「入ったことがご褒美?」
小杉「ポイント還元の1つとして?」
松村「僕、高校時代にイジメられてて。イジメられっこで、高校も留年して4年通ったんですよね。そのころのポイントが貯まってるから、芸能界入ったんだなって思いましたね」
吉田「あぁ~そういう過去があるから、電波少年で」
松村「そうです」
小杉「そういうことも経て、マラソンで心臓止まられたじゃないですか」
松村「そうですね」
小杉「そこから何か変わりましたか?」
松村「ちょっと痛い思いしましたけど、僕の中では寝ておきたなぁってだけなんですよね」
吉田「リアリティがない?」
松村「うん。倒れて、気がついたらベッドにいたんですけど、俺、完走したんじゃないなかなぁって思ってたんです。『ありがとうございます、完走しました』って」
吉田「いやいや、心臓止まってるから!(笑)」
松村「お陰様で、ありがとうございます!って」
小杉「心臓止まっとったわ!」
吉田「厚かましいなぁ」
小杉「どんな思いでみんな救命措置したと思ってるんですか(笑)」
松村「あと、退院するときに、小学生くらいがやるような『シマウマが何匹いるでしょうか?』みたいな、脳のチェックがあるんですよね」
小杉「うん」
松村「その時に、僕、そういうの得意じゃなくて(笑)『これで2匹じゃないですかね?』って言ったら、お医者さんが腕組みして唸ってて(笑)『そうですか?』って。でも、最終的に帰るときに、『もともとそういう人じゃないですか?』って言われて(笑)」
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