【コウゾリナ】

11月17日 はれ


にゃんぱち はゆです♪
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さてさて~
この写真だけではちょっと何か見分けられませんよね♪
「キク科の仲間」つったって分からない・・・

でも、名前の由来は、この写真にある「毛」から来ているんです(*´▽`*)















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【コウゾリナ】顔剃菜、剃刀菜
 日本全土に分布が確認されているキク科の越年草
 日当たりの良い草地を好む。
 秋に芽生え、ロゼットで冬を越し、
 翌年の夏から秋にかけて、黄色いタンポポに似た花を数多く付ける。
 花は茎上部で分岐し、舌状花で数は多く、頭状花を10個程度付ける。
 茎は太く、背は高くなり、褐色から赤褐色の剛毛をつける。
 葉は下部に集中し、根生葉と混在、15cm程度と大きく、毛が多い

 似た種が多くあるが、
 本種は平野部から低山に多く、
 日当たりが良く管理された背の低い草の多い草地を好む。
 また、褐色の剛毛が多く、茎や葉はざらつく。
 総苞はやや黒味かかった緑色をする点で識別する。

 名前の由来は、その手触りから。
 茎や葉の剛毛を髭を剃った後の顎のざらつきに見立て、
 顔剃菜が訛ってコウゾリナと呼ばれた説と、
 このざらつく葉は髭も剃れそうだと言う意味から
 剃刀菜が訛ってコウゾリナと呼ばれた説がある。

 キク科
 学名:Picris hieracioides L. subsp. japonica (Thunb.) Krylov
 花期:夏~秋



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さてさて、一見するとブタナに似た感じですが、
ブタナはもっと弱弱しい感じでしょうか。
逆にコウゾリナは茎も太く、剛毛もあり、ごつごつしくみえます。

葉を触ってみると、ビロードの手触りを持つ葉に近い感触ながら、
毛自体は剛毛なので、硬く感じて、面白い手触りだったりします(*´▽`*)

この子は越年草で、茎を伸ばすまでに時間がかかります。
なので、藪のような場所では中々生息出来ません。
結果、日当たりの良い草地の中でも、背が高くならない草の多い場所を好みます。

となると、春~夏にかけて草刈がされ、
茎を伸ばす夏~秋にかけて放置されるところでよく見られるんです(*´ω`*)















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ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です。
by mikenekohanten | 2008-11-17 19:17