【ホザキノミミカキグサ】

9月14日・はれ


にゃんぱち はゆです♪





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前回紹介したミミカキグサの横でひっそりと咲いていた花。
ミミカキグサと同じように茎が細くヒョロリと伸びて、先に紫色の小さな花を付けていた。
この花、実は先に紹介したミミカキグサの仲間なんです・・・。

 →にゃんぱち 地球生態園 : 【ミミカギグサ】

















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【ホザキノミミカキグサ】穂咲乃耳掻草
 日本全土に分布が確認されているタヌキモ科、多年性の食虫植物。
 湿地のやや日当たりの良い草地を好む。
 茎は高さ10cm程度になり、秋の頃、上部に紫色の花を数個付ける。
 地表または地中に伸ばした地下茎の補虫のうで、
 地中のプランクトンのような小動物を捕食する。

 似た種にムラサキミミカキグサがあるが、以下の点で識別できる。

  ホザキノミミカキグサ
   ・花柄は極端に短い。
   ・距は反り返り、突き出る傾向にある。

  ムラサキミミカキグサ
   ・花柄はホザキノミミカキグサに比べ長い。
   ・距は下に垂れ下がる傾向にある。

 名前の由来はその形態から。
 細長く伸びた茎の先に平べったい果実が
 耳かきのように見える事からミミカキグサと呼ばれる種があり、
 本種はその仲間のムラサキミミカキグサに似るが、
 花柄が短いため、花が咲いたときに「穂」のように見える事から
 ホザキノミミカキグサと呼ばれる。
  注1)しかし、余り花を多く付けないため、穂状には見えない
  注2)また、本種の果実は通常耳掻きのようには見えない


 タヌキモ科
 学名:Utricularia racemosa Wall.
 活期:秋
 RDB:環境相カテゴリー無し
     香川県カテゴリー絶滅危惧II類
     全国33都道府県指定




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この湿地では黄色のミミカキグサと
紫のホザキノミミカキグサが交互に咲いていました。

2種が同じタヌキモ科であっても、
花の形だけを見ると印象が随分違うように感じます。

ひょろながい茎の咲きに花を咲かせる傾向はそっくりなんですけど(`・ω・´)
















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ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です。
by mikenekohanten | 2008-09-30 17:54