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科学な本のご紹介: ミニ特集:日本の昔の病気観 その2

科学に佇む書斎

注射器EmojiOne 

『血液の物語』
『病いの世相史 江戸の医療事情』
『「健康」の日本史』
『明治の精神異説 神経病・神経衰弱・神がかり』


血液の物語


『血液の物語』 
 ダグラス・スター 河出書房新社

●血液と輸血の医学史がスゴイ!

科学の本戦後、日本の捕虜収容所から帰国した連合国の兵士たちは、日本の研究者が捕虜にマラリア患者の血液を注射したり、捕虜の血液を抜いて代わりに馬の血を注入するなど、ぞっとするような実験を行なったと報告している。

科学の本イギリスの医師たちは瀉血に敬意を表し、すぐれた医学専門誌に『ランセット』[柳葉刀]という、今日までつづく名称をつけた。



●第二次大戦当時は、日本の医学ではまだ「輸血」の技術は確立していなかったし、麻酔技術もろくなものではなかった。
 それに対して戦時中のアメリカは、国民がこぞって戦地の兵士のために献血にどんどん協力するなど… ほんと、大丈夫か当時の日本…!!

好評につき、新装改題版が出ています。
   ↓

血液の歴史





病いの世相史?江戸の医療事情


『病いの世相史 江戸の医療事情』
 田中圭一 ちくま新書 筑摩書房

●もちろん、江戸時代には医師免許はなかった。医術や施療を、成否はどうあれ、信頼されれば名医であり、うまく納得させられなければヤブ医者になるのであり。
 そういう社会環境の中で、病は、病観は、どのように、共有されていたのか。

こちらで紹介
→『病いの世相史 江戸の医療事情』


「健康」の日本史 (平凡社新書)


『「健康」の日本史』 
 北沢一利 平凡社新書

●一昔前のこの世界には、今で言う「健康」なる概念は存在しなかった。
 統治と組織が、「健康」というキーワードで人々をいかにとらえようとしたか、人々は「健康」というキーワードにどんな欲望を投影してきたか。ここで温故知新。

こちらで紹介
→『「健康」の日本史』


明治の精神異説?神経病・神経衰弱・神がかり


『明治の精神異説 神経病・神経衰弱・神がかり』
 度会好一 岩波書店

●日本における健康観が、がらりと一変した明治の時代。

こちらで紹介
→『明治の精神異説 神経病・神経衰弱・神がかり』


こちらも捨てがたくて歴史クラスタ温故知新!

日本仏教の医療史




→『ミニ特集:日本の昔の病気観 その1』
→『ミニ特集:医療人類学 その2』
→『ミニ特集:医療人類学 その1』
→『ミニ特集:医療人類学 波平恵美子さんの本』
→『ミニ特集:文化依存症候群を考える本 その2』
→『ミニ特集:文化依存症候群を考える本 その1』
 



このページ ミニ特集:日本の昔の病気観 その2 は以上です。

 No.2013,0828
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