612: ãŠã•ã‹ãªãã‚ãˆãŸåç„¡ã—さん æŠ•ç¨¿æ—¥ï¼š2014/02/16(日) 12:53:53.44 ID:cj/Suvyt
普段雪がほとんど降らない、積もらない地域に住む人間が少し遠出した帰り道でのこと。 
昼をかなりすぎたころ、山間部の幹線道路を走ってたら雪が降ってきた。 
路肩などがだんだんと雪で白くなってきて、ノーマルタイヤだから早く帰らないと、と焦っていた。 
自分の車の前後にも何台も車がいて、道は緩やかな下り坂だった。 
前方に50mないぐらいの橋があって、凍結してるらしく一台が渡りきるのを待って 
次の車が橋を渡る、という状態になってた。 

私の車の前の車が橋の途中で止まったまま動かなくなってしまった。 
どうしたのかと聞きに行ったら、その車の運転手が怖くて走れないというので、走り方を 
教えたんだが、どうしてもできないという。 
そうこうしてたら、後続の車数台から人が何人もやってきてその車を橋の外に押し出した。 
それから手分けして橋のたもとにあった融雪剤を橋にまいた。 
その間、対向車線では橋の途中で登れなくなった車がタイヤを空転させ、その横を 
追い抜こうとする車がこれまたタイヤを滑らせ空転させつつ必氏に走り抜けようとしたりして、 
雪が降る中、橋の上はちょっとしたカオス状態だった。 

私の車が橋を渡り終えた時にも橋から押し出された車は押し出されたときと同じ場所である、 
路肩の雪が多めのところで止まったままだったけど、こちらもかまってる余裕が 
なかったので、どうにもできなかった。 
山を下りるころには道に雪がほとんどなくなって、何とか無事故で帰り着けた。 

これ以来、冬の間は雪が降りそうな地域には車では絶対に近づかない。 
橋などのたもとにおいてある融雪剤は誰が使うのかと思ってたが、それを 
自分で実践することになるとは思ってもみなかった。