585: ãŠã•ã‹ãªãã‚ãˆãŸåç„¡ã—さん æŠ•ç¨¿æ—¥ï¼š2013/11/05(火) 14:56:58.51 ID:2IDpT6wd
同僚の奥さんは妊娠中で、もう子供の性別が『女』だと分かっているようだ。 
なので名前を決める事にしたらしいが、 
奥さんが「絶対にこれが良い!」と言ってる名前(仮に『A子』とする)が、 
同僚の元彼女の名前と同じ。 

同僚としては『A子』という名前は避けたいが、 
その名前は一般的に使われる名前だし字面も良いので、「どうやって却下したらいいのか分からない」と。 
「元彼女の名前と同じなので嫌です」とは口が裂けても言いたくないらしい。 
奥さんの両親も「『A子』にしよう!」と言っていたようで、同僚は相当参っていた。 
同僚が他の名前を提案してなんとか『A子』という名前から気を逸らそうとしても、 
奥さんは全然聞く耳を持ってくれなかった…ということだった。 

このような感じで同僚は2週間ほど前まで職場で嘆いていた。 
だがウダウダしていると本当に『A子』という名前に決まってしまうということで、 
同僚は奥さんに「その名前は絶対に嫌だ」とキッパリ伝えたということだった。 

その後が相当な修羅場だった。 
彼らは家で散々言い合いをし、終いには奥さんは同僚が仕事中に携帯に電話をかけて来たりもした。 
同僚が仕方なくその電話に出ると「『A子』が嫌ってどういうことなの?ねえ!!」などと、 
奥さんの物凄い怒鳴り声がこちらにまで聞こえてきた。 

そして先日、同僚が憔悴しきった顔で教えてくれた事は、 
「『A子』じゃなくて『A美』にすることでお互い妥協した」という事だった。 
因みに「元彼女の名前がA子」というのは一生言わないつもりのようだ。