536: åç„¡ã—さん@HOME 2013/02/25 22:27:42
流れ切って申し訳ないですが投下。 


少し前まで債権回収の会社に勤めてたときのこと。 
要するに取り立て屋なんですけど、別に鮪漁船に乗っけたりお風呂に沈めたりなんてことはしません。 
借入返済しない債務者の債務を銀行なんかから請け負い、財産調べて、法律に則って通知した後預金や給料差押えしたり、 
家を競売したりするだけのお仕事。 
法には触れてないし、恫喝の類いも一切しない。 
まあ家売りますとか、給料差押えますって連絡を恫喝ととるお客さんもたくさんいましたが… 


とにかくそんな仕事をしていた私の元に、あるA家というお客さんが来ました。 
A家はA夫婦と子供は二人。 
債務者はA夫でしたがA妻が返済についての窓口になっていました。 
A家は収入はそこそこあるのですが、収入に見合わない住宅ローンを組み、子供を中高大と私立に通わせるなど身分不相応の生活を 
しているため、度々返済が滞るような家庭でした。 
銀行も私も、何度もA妻に継続してしっかり返済するよう説き続け、そのための相談の機会も設けましたがそんなものはどこ吹く風。 
A妻の決め台詞は 
「私達だって贅沢せず頑張ってるんです!」 
「〇〇(進学や戸建てに住むとこと)を諦めろっいうんですか!」 
「あなた達みたいにのうのうとお金取り立てるだこの人にはわからない!」 
で、返済遅滞について何も反省していなかったように思われました。 
その態度に幾度怒鳴り付けてやろうと思ったか… 
とにかく私達は根気よくA妻に返済を促し、頑張って債権を回収していました。