673: ãŠã•ã‹ãªãã‚ãˆãŸåç„¡ã—さん æŠ•ç¨¿æ—¥ï¼š2013/09/12(木) 16:47:59.38 ID:xTHE8pqc
久しぶりに盆に帰省したときの話。 
同居してた祖父母は既に鬼籍で、毎年盆になると祭壇も作る。お供え物もいっぱいもらう。 

母が買い物に行くというので、一人で留守番してたら、誰か尋ねてきたので応対すると、隣のお婆ちゃん。 
今時珍しく、サザエさんのおカルさんみたいな髪型をしている人で、私が子供のときから、風貌が変わってない。 
「これ、おはぎ作ったから。お祖父ちゃんお祖母ちゃんにお供えして」 
と言って、おはぎをお裾分けしてくれた。昔から、羊羹とか作ってくれる人だったので、何の疑問も抱かず 
「ありがとうございます」 
と受け取ると、ニコニコしながら帰っていった。 

帰ってきた母に伝えると、丁度うちでもお隣にお裾分けするものがあったそうで、「じゃあ、お礼言っておかないとね」 
と、早速お隣さんへ出かけていった。 

10分くらいして、母が帰ってきたんだけど、どうも様子がおかしい。 
青ざめた顔で私に向き合い「本当に、おはぎくれたのは隣のお婆ちゃんだったんだね?」と言う。 
昔から知ってるお隣さんだし、少し会わなかったくらいでは間違えようが無い。 
こんな髪型で、こんな話し方(脳梗塞をしてるので、ちょっと言葉が詰まる)で、と私が説明すると、母も「そうよねぇ…」と首をひねる。