627: 名無しさん@HOME 投稿日:2014/02/01(土) 18:30:58.32
流れ豚切りスマソ 
長文になるけど、俺の半生がほぼ修羅場だった話を聞いてほしい。 

まず物心ついた頃からすでに父親が居なかった。よくある両親の不倫の末の離婚というやつだ。(有責が父親) 
とはいえ離婚後母は実家に寄生してて、爺が居たので男親がいない事は俺的には問題なかった。(婆はすでに他界してた) 
だけど母は爺に俺を預け、夜よく出掛けてる事が多くて、その分寂しい想いはよくしていた。 
結論から言うと母親は夜な夜な遊びに出掛けていたらしい。付き合ってる男もいたみたいだし。 
で、ある日突然「この人と結婚するから」みたいな感じで男を連れて来た。

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628: 名無しさん@HOME 投稿日:2014/02/01(土) 18:31:51.35
父親とか全く必要としてなかった俺は、とにかく母親がこいつに取られてしまうという思いしかなく、全力で反対したが、何故か結婚話は着々と進んで行った。後から知ったのだがこの時すでに母の腹の中に子供がいたらしい。我が母ながらとんだビだと思う。
この時俺小学校低学年だったので、いきなり知らないおじさんが父親になって、今まで一緒に住んでた爺とも離れて3人で暮らさなきゃいけないとか自分的にはかなり修羅場だった。

629: 名無しさん@HOME 投稿日:2014/02/01(土) 18:32:41.62
こっからさらに本当に修羅場な事が起こるんだが、長くなるけどいいかな?

631: 名無しさん@HOME 投稿日:2014/02/01(土) 18:35:44.20
ありがとう。じゃ、書いてく。

3人で暮らし始めて母親の様子がおかしくなり始めた。
もともとおかしいとこはあったんだろうけど、俺が小さすぎてよくわからなかっただけかもしれない。
ある日学校から帰ると、家電がかかってきた。
母親は昼間実家に家事手伝いに行ってた(母実家と新居は近所だった)から、当時俺は鍵っ子ってやつで昼間はほぼ一人で留守番だったので、いつものように電話応対したら、泣いてるようなか細い母の声で
「助けて...助けて...」
ってうわ言のように繰り返すんだよ。

632: 名無しさん@HOME 投稿日:2014/02/01(土) 18:38:26.82
ただ事じゃないって思いながら焦って母実家に行くと、泣きながらしゃがみ込んでる母と、その前に仁王立ちしてる爺がいた。
どうやら激しく親子喧嘩になって口論の末母が泣き出し、俺に助けてと電話をかけてきたらしかった。
この時俺も爺もよくわからなかったんだが、母は今でいう糖質というやつだったんだと思う。
度々発作的に暴れたりヒス起こしたり、幻聴が聴こえたりする人だった。

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633: 名無しさん@HOME 投稿日:2014/02/01(土) 18:40:10.14
でもそれを病気とは思わなかったんだ。性格的なものだと思って、爺と母はよく衝突してた。

で、運悪くその頃PTA仲間の中に宗教活動してるのがいて、「俺母さんは悪霊に取り憑かれてるのよ!だから人には聞こえない声が聞こえるの!私が紹介してあげるから除霊してもらいましょう!」
みたいな感じでまんまと乗せられて宗教に入ってしまった。

634: 名無しさん@HOME 投稿日:2014/02/01(土) 18:40:53.15
そっから俺が高校上がる頃までは地獄だった。
宗教活動で糖質が治るわけない。
母の発作はだんだん酷くなって行って、包丁持ち出して暴れたり何度も自頃しようとしたり、最後には俺の事がわからなくなってたよ。
そんな状態でも「悪霊のせい」だと頑なに信じてた母は山寺に篭るとまで言ってた。
当時はまだ精神的な病気に対する偏見もすごくあったから、精神科連れて行ったら隔離されてもう二度と会えなくなると思い込んでた俺ら家族は、必氏で自宅介護してた。

635: 名無しさん@HOME 投稿日:2014/02/01(土) 18:42:53.16
最終的に自分達だけではどうにもならなくなって、病院へ連れて行って薬を飲み始めたら発作はだんだん落ち着いて行った。
今はわりと普通に生活してる。
俺もあれから結婚して家を出れたので今は幸せだけど、結婚して自分の家庭を持つまでは不幸としか言えないような半生だったな。

長文すまんかった。
でもずっとどこかに吐き出したかったんだ。

636: 名無しさん@HOME 投稿日:2014/02/01(土) 19:02:39.66
>>627
今は平穏で何よりだな。
義理の父親や異父弟?妹?はどうなったんだ?
やはり母ちゃんがアレだったから別れたとかか?

637: 名無しさん@HOME 投稿日:2014/02/01(土) 19:13:12.54
いや、今も家族として暮らしてるよ。
義理父はあんなに修羅場だった時期も母を見捨てずに居てくれてた。それだけは感謝してる。俺にとっては不要なおっさんだったけど、母の夫としてはいい人だったんだなと思う。
異父弟も、流石に酷い発作続きの頃は塞ぎ込みがちだったけどまだそれほど思春期とかじゃなかったから今は忘れてるのか何ともなく暮らしてる。
俺だけが未だにちょっとトラウマになってるっぽい。

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