政治家瀬長亀次郎さんのドキュメンタリー映画「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」の桜坂劇場での観客動員数が17日、1万人を突破し、記念セレモニーが開かれた。桜坂劇場によると、公開37日目の突破は、ドキュメンタリー映画としては異例の早さだという。
1万人目は那覇市の宮城伸夫(78)と泰子さん(77)夫妻。瀬長さんの演説会に何度も足を運び、追っかけもしたことがあるという伸夫さんは「あの時代に孤軍奮闘して弾圧にも負けず、この人こそ我々の代表だというような人だった」と話した。
上映前に開かれたセレモニーでは、佐古忠彦監督と、瀬長さんの娘の内村千尋さんが宮城夫妻に記念品を手渡した。【琉球新報電子版】