【東京】遊技機メーカーの平和(東京都、嶺井勝也社長)は19日、都内で会見を開き、沖縄県内でも四つのゴルフ場を保有するゴルフ場国内最大手のアコーディア・ゴルフを買収したと発表した。平和はグループでのゴルフ場保有数が全国321カ所となり、世界最多となる見通し。
アコーディア・ゴルフの親会社の全株式を取得し子会社化した。アコーディアの県内ゴルフ場は八重瀬町のザ・サザンリンクスゴルフクラブ、糸満市のパームヒルズゴルフリゾートクラブ、中城村のオーシャンキャッスルカントリークラブ、西原町の沖縄カントリークラブの四つ。
平和は子会社のゴルフ場運営会社パシフィックゴルフマネージメント(PGM)が全国でゴルフ場事業を展開。県内では恩納村冨着で運営するPGMゴルフリゾート沖縄と合わせ5カ所となった。2026年には同ゴルフ場に併設して、初のラグジュアリー総合施設「PGMホテルリゾート沖縄」の開業も予定している。
会見で嶺井社長は、遊技機事業とゴルフ場運営のゴルフ事業を両輪に「総合レジャー企業への成長を一層推進する」と話した。
嶺井社長は玉城村(現・南城市)出身で「今後、県内五カ所のゴルフ場に磨きをかけていくことになるが、観光立県である沖縄なのでリゾート関係を含めてホテルを建設している。まずは特徴のあるゴルフ場にし事業を固め成長させていくのが目標だ」と語った。
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