徐々に動き出すスマホ業界
コロナ禍の中で様々な業界で、製品の開発や生産が影響を受ける中、ようやくスマホ関連も少しずつ動き出してきたようで。
Google Pixel4a
Googleが自社ブランドのスマートフォン「Pixel」シリーズの新機種としてPixel4aを発表。
Say Hello to the Google Pixel 4a
項目 | 機能 |
---|---|
CPU | Snapdragon 730G |
メモリ | 6GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 5.8" OLED |
解像度 | 2,340×1,080ドット |
I/F | USB-Cポート,3.5"イヤホン端子 |
micro SD | 非対応 |
カメラ | 背面 1220万画素×1、前面 800万画素×1 |
生体認証方式 | 背面指紋認証 |
おサイフケータイ(Felica) | 対応 |
対応バンド | (LTE)1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20 /25/26/28/38/39/40/41/42/66 (UMTS/HSPA+/HSDPA):1/2/4/5/6/8/19 |
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 69.4×144×8.2mm |
重量 | 143g |
Pixel4a自体は、以前発売されたPixel4シリーズよりは廉価版を目指していると言うこともあり、プロセッサはミドルレンジモデルのものとなっており性能はそれ程高いわけではないが、実運用上は殆ど困ることは無さそう。
Pixel4で搭載されていたジェスチャー操作を検知するMotionSenseカメラは廃止され、フロントカメラはシンプルなシングルカメラとなっている。 その代わり、ディスプレイ内のパンチホールにカメラが埋め込まれたことにより筐体のサイズはPixel4より若干小さいにもかかわらず画面サイズは大きくなっている。
顔認証が無くなり、生体認証は指紋認証となったが、昨今流行の画面内指紋認証ではなく筐体背面の物理センサーをタッチしての認証となる。 コスト低減のためと思われるが、まぁ実績の多い物理指紋認証センサーの採用は悪くは無いと思う。 また、これもコスト低減のためと思われるが、これまでのPixelでは数種類あった筐体のカラーバリエーションが今回は黒一色のみとなっている。
価格は$349(日本での販売価格は42,900円)。決して激安とは言えないが、まぁまぁ手を出しやすい価格にはなっているでしょう。
SDカードスロットが無いのが相変わらずで残念ではありますが、日本では利便性の高いFelicaも搭載しており、Google謹製だからこそのAndroidの長期アップデートサポートもあることから、長期間にわたって使い続けることの出来る「潰しの効く」端末という意味ではコスパは非常に高そうです。
ただし、一点注意が・・・
今回のPixel4aの発表と同時に、Googleは5Gに対応した「Pixel5」と「Pixel4a(5G)」の発表を既に予告しています。
まぁまだ日本では5Gのサービスエリアは非常に狭く、少なくとも現時点での実用性については疑問が残りますが、もし5Gに興味があるのであれば今回のPixel4aは見送って5G対応端末の発売を待つ、と言うのも手かもしれません。*1
Galaxy関連
8月に入り、Samsungが恒例の新製品発表イベントの「GALAXY UNPACKED 2020」を開催しています
Galaxy Unpacked August 2020: Livestream
Galaxy Note 20/Note 20 Ultra
Galaxy SシリーズもS10→S20にモデルナンバーがジャンプしたのに合わせて、Galaxy NoteもNote10からNote20に更新。 全体的に20シリーズとして出していくようです。*2
項目 | Galaxy Note20 | Galaxy Note20Ultra |
---|---|---|
CPU | Snapdragon 865plus 又は Exynos 990 | ← |
メモリ | 8GB | 8/12GB |
内蔵ストレージ | 128/256GB | 128/256/512GB |
ディスプレイ | 6.7" AMOLED | 6.9" Dynamic AMOLED |
解像度 | 1,080×2,400ドット | 1,440×3,088ドット |
I/F | USB-Cポート | ← |
micro SD | 非対応 | 対応(最大1TB) |
カメラ | 背面 1200万画素超広角/1200万画素広角/6400万画素3倍望遠 前面 1000万画素×1 |
1200万画素超広角/1億800万画素広角/1200万画素5倍望遠 前面 1000万画素×1 |
生体認証方式 | 画面内指紋認証(超音波) | ← |
おサイフケータイ(Felica) | - | - |
対応バンド | 詳細未定(5G 対応) | ← |
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 75.2×161.6×8.3mm | 77.1×164.8×8.1mm |
重量 | 195g | 208g |
Galaxy Noteシリーズのキモとも言えるS-Penは今回はレイテンシ(遅延)が大幅に少なくなり、ApplePencil相当になったそうで、より滑らかにメモを書けるようになるとか。
GalaxyNote20のオフィシャルビデオを見ているとやたらとMicrosoft関連製品との連携を推してきています。
Galaxy Note20 Ultra: Official Introduction Film | Samsung
昨年辺りから、急速に距離を狭めつつあるサムスンとマイクロソフト。
AppleやGoogleがプラットフォームとソリューションのセットで攻勢をかける中、マイクロソフトはサムスンと蜜月関係を結ぶことで第三軸になることを狙ってるのかもしれません。
Galaxy Z Fold2
昨年、様々な紆余曲折を経て発売された折り畳みスマホのGalaxy foldの後継が発表。今回から「Galaxy Z」シリーズとなったようで、「Galaxy Z Flip」と共に折り畳みスマホとしてのブランドを統一するようです。
初代Galaxy Foldの難点だった何となく画面が狭い点は大幅に改善。 広げた際に使用できるメイン画面はカメラがパンチホール型の小型のものになり画面が大幅に拡大。折り畳んだ際に操作できる背面側モニタもほぼベゼルレスになりこちらも拡大。 初代の何となく感じたヤボったさが大分無くなりました。
価格、発売日等はまだ未定のようです。
Appleは?
一方で、動きが気になるAppleのiPhoneですが、こちらは遅れそうな雰囲気です。
噂では次期iPhone12(仮)は
5.4”と6.1"のエントリーモデル iPhone12
6.1"と6.7"のハイエンドモデル iPhone12 Pro
が発表されると言われていますが、はたして・・・・
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