ある日、焼きそばを作っていた時にふと思ったことがある。
焼きそばって「そば」って名前がついてるのに、使ってる麺はそばの麺じゃないよな。そば粉でできているあのそばで、焼きそばを作るんじゃダメなのかな?
気になったので、実際に作って確かめてみることにした。
ある日、焼きそばを作っていた時にふと思ったことがある。
焼きそばって「そば」って名前がついてるのに、使ってる麺はそばの麺じゃないよな。そば粉でできているあのそばで、焼きそばを作るんじゃダメなのかな?
気になったので、実際に作って確かめてみることにした。
ありがたいことに、今の日本には「な〜んかウマイものが売っているお店」がたくさんある。カルディをはじめ、ディーンアンドデルーカ、アコメヤ……などなど。その中のひとつに久世福商店も入っているであろう。
これまで完全に久世福商店はノーマークだったが、「もしかして、干し蕎麦も売ってる?」と思いながら入店してみると……あった、あった、ありました! 数種類の干し蕎麦が売られている! いっちょ買ってみっかァ!!
この連載を始めてから、乾そばのパッケージの裏面を見る癖(くせ)がついた。メーカーを確認したいのである。意外と「これも●●●●なのか!」みたいに、商品は違えど同じメーカーが作っていることが多いのが乾そば業界。
その中にあって、「株式会社 自然芋そば」という社名は初見だった。場所も新潟、連載初。期待に胸躍(おど)る商品名は『越後伝統へぎそば 自慢ののどごし』。価格は3束入りで税込354円なので、1人前118円だーっ!
いきなり私事で恐縮だが、先週末に新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催された「フジロックフェスティバル」に行ってきた。東京駅から新幹線で越後湯沢駅、そこから会場へはバスで向かう。過去に車で行ったことはあるのだが、新幹線を使うのは今回が初めてだ。
せっかくなので何か名物をと考えていると、越後湯沢駅の構内で「へぎそば」のお店を発見。駅ナカね……まあ入ってみるか。と、あまり期待をせずに入ってみたところ、これが予想をはるかに上回るおいしさで驚いてしまった。「へぎそば」、激ウマである。