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お得なモーニングやシロノワールで大人気のカフェといえば、名古屋発祥のコメダ珈琲である。あんかけスパゲティや台湾ラーメンに代表されるよう、個性的な食文化がはぐくまれる名古屋メシだが、小倉トーストの “あんこ” とも縁深い土地柄だ。

そんなあんこを使用した「マジかよグルメ」が、2015年12月14日からコメダ珈琲で発売開始されたあんこ入りコーヒー『小豆小町』である。ブラックコーヒーにアズキを入れただけの、大胆すぎる商品の気になるお味は、果たしてどんなものなのだろうか?

・コメダ珈琲は自信満々

普通に考えれば、大福やどら焼きなど、あんこを使用した和菓子とコーヒーの組み合わせは悪くない。いや、むしろ合う。だがあんこそのものをコーヒーにぶっ込むなんて……その発想はなかった。というか、本当に大丈夫なのか? と心配になってしまう。

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だがコメダ珈琲は自信満々のようで、店内で『小豆小町』はこう紹介されていた。

「あずき、入れました。まさかとは思いますが、そのまさかです。日本伝統の甘味であるアンコがくれる癒しと、あたたかいコーヒーがくれる安らぎ。ふたつの甘みと苦味がこんなに合うなんて。日本のスイーツのような新しいデザートコーヒーの出来上がり」

(一部抜粋)

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この説明を聞いて素直に「ウマそう!」……とは思えないが、「ふたつの甘みと苦味がこんなに合うなんて」と言っているから、単なる悪ふざけではないのだろう。し、信じてるぜコメダさんよ……と祈りながら『小豆小町』のレギュラーとホイップタイプを注文した。

・大量のあんこが入ってる

到着した小豆小町は、一見すると普通のブラックコーヒーとウィンナーコーヒーである。だがスプーンで底をすくってみると……いた。ちょっぴりではなく、たっぷりのあんこが潜んでいた。しかし肝心なのは味! ウマけりゃなんの問題もない!! おそるおそる口をつけてみると……。

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んー。んんーー。んんんーーー。正直なんとも言えませんなぁー! まず、あんこの甘さでコーヒーの酸味がかなり引き立っている。逆もまた然りで、コーヒーの酸味であんこの甘さも強く主張してくる。……が、その2つが全然マッチしてねぇぇぇええええ!! 飲めなくはない……けど決して好んで飲みたいくらいウマいわけでもない!

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トータルすると『小豆小町』は、もしラテン系のコーヒー農家の人が飲んだら「Oh……(絶句)」と戸惑うであろう、摩訶不思議な一杯であった。ただ、もしかしたら時代の最先端を行きすぎて筆者の舌がついて行けてないだけかもしれないから、興味がある人はぜひチャレンジして欲しい。

それぞれ税込みで、レギュラータイプが480円、ホイップタイプが540円となっており、一部店舗では販売していないぞ。

参考リンク:コメダ珈琲
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼問題作の噂を聞きつけ、都内のコメダ珈琲へ。
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▼こちらが2015年12月14日から発売されている『小豆小町』だ。
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▼コメダ珈琲は自信満々のご様子。
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▼見た目は普通である。
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▼フレッシュタイプ(480円)。
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▼ホイップタイプ(540円)。
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▼いた。味は何とも言えん! 摩訶不思議!!
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▼こっちもいた。ホイップタイプの方が甘くて違和感ない……かも。
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