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InterScan for Domino 5.8 Service Pack 1 リパック版 (ビルド:1688) 公開のお知らせ:サポート情報 : トレンドマイクロ@ リパック版が出たらしい、けど、12月に再リパックされて出てるらしい、基本は製品名称変更対応が主な変更点

InterScan for Domino 5.8 Service Pack 1 リパック版 (ビルド:1688) 公開のお知らせ:サポート情報 : トレンドマイクロ

InterScan for Domino 5.8 Service Pack 1 リパック版 (ビルド:1688) を以下の通り公開いたします。


■公開開始日

2024年10月08日 (火)


■公開Service Pack

InterScan for Domino 5.8 Service Pack 1 リパック版 (ビルド:1688)


■主な変更点

本バージョンより製品の名称が以下の通り変更されます。
・変更前:InterScan for IBM Domino / InterScan for Lotus Domino
・変更後:InterScan for Domino

複数の既知の問題が修正されます。
※詳細につきましては、付属のReadmeや管理者ガイドをご覧ください。


■入手方法

本製品は次のページからダウンロードいただけます。

InterScan for Domino 5.8 Service Pack 1 リパック版 (ビルド:1688) ダウンロードページ


■導入手順

・今後リリースされるHotfix/Critical Patch/Patch/Service Packを適用いただくには、
この 5.8 Service Pack 1 リパック版 (ビルド:1688) が適用済みであることが前提となります。
可能な限り、本修正プログラムを適用いただくことを推奨いたします。

・過去に以下のサポートニュースでご案内した 5.8 Service Pack 1 (ビルド:1682) を
適用済みの環境におきましても本修正プログラムの適用をお願いいたします。
InterScan for (IBM/Lotus) Domino 5.8 Service Pack 1 公開のお知らせ

※なお、本修正プログラムの公開に伴い、5.8 Service Pack 1 (ビルド:1682) につきましては、非公開となります。

・Readme に記載のシステム要件を満たしている場合、既存の非リパック版をご利用の環境に
この 5.8 Service Pack 1 リパック版 (ビルド:1688) を適用することでバージョンアップが可能です。
また、本修正プログラムを用いた新規インストールでの導入も同様に可能です。

※導入手順の詳細につきましては最新版ダウンロードページからダウンロードできる管理者ガイドをご参照ください。

サポート情報 : トレンドマイクロ

InterScan(TM) for Domino 5.8 Service Pack 1 Readme

2. 新機能
=========
2.1 32ビットおよび64ビットの両プラットフォームのサポート
==========================================================
本バージョンのInterScanは、64ビットのDominoプラットフォームに加えて、
64ビットのWindowsプラットフォームにインストールされている32ビットの
Dominoプラットフォームに対応しています。

2.2 最新プラットフォームのサポート
====================================
本バージョンのInterScanは、最新のHCL Domino 11.0、11.0.1、12.0.1、12.0.2
および14.0をサポートしています。

2.3 Visual C++ 2019再頒布可能ランタイムライブラリ
===================================================
本バージョンのInterScanは、Microsoft Visual C++ 2019再頒布可能パッケー
ジ (32ビットおよび64ビット) を使用して実行されます。

2.4 ウイルス検索エンジン (VSAPI)/ 高度な脅威検索エンジン (ATSE) APIの
Advanced File Information (AFI) での置き換え
=======================================================
本バージョンのInterScanでは、潜在的な脆弱性を解決するために、
VSAPI/ATSE API (VSDecompress) がAdvanced File Information (AFI) で
置き換えられています。

2.5 データベース検索履歴の削除
================================
本バージョンのInterScanでは、データベース検索履歴の削除機能が有効化
されています。

2.6 Control Managerとの通信プロトコルの更新
===========================================================
本バージョンのInterScanでは、Control Managerとの通信用プロトコルがTLSv1から
Agent.iniの「SSL_Cipher_List」で指定されているプロトコルに変更されています。

2.7 新しい実際のファイルタイプのサポート
==========================================
本バージョンのInterScanでは、「VSDT_MSI」および「VSDT_LNK」の実際
のファイルタイプのサポートが追加されています。

2.8 dtSearchモジュールの強化
==============================
本バージョンのInterScanでは、dtSearchモジュールがV7.2102.8730.1にアップグ
レードされています。

2.9 Webレピュテーションサービス (WRS) の強化
==============================================
本バージョンのInterScanでは、OpenSSLの潜在的な脆弱性を解決するため
に、URLフィルタリングエンジン (TMUFE) モジュールがアップグレードさ
れています。

2.10 製品登録モジュールの強化
===============================
本バージョンのInterScanでは、OpenSSLおよびcurlの潜在的な脆弱性を解決するため
に、製品登録モジュールがアップグレードされています。

2.11 アップデートモジュールの強化
===================================
本バージョンのInterScanでは、OpenSSLの潜在的な脆弱性を解決するため、
アップデートモジュールがアップグレードされています。

2.12 MCP AgentSDKモジュールの強化
===================================
本バージョンのInterScanでは、OpenSSLおよびcurlの潜在的な脆弱性を解決するため
に、MCP AgentSDKモジュールがアップグレードされています。

2.13 スパムメール検索エンジンモジュールの強化
===============================================
本バージョンのInterScanでは、OpenSSLの潜在的な脆弱性を解決するため、
スパムメール検索エンジンモジュールがアップグレードされています。

2.14 eManagerモジュールの強化
===============================
本バージョンのInterScanでは、eManagerモジュールがビルド7.6.0.1283にアップ
グレードされています。

2.2 本リリースに含まれる問題修正と機能強化
===========================================
本バージョンのInterScanは、次の問題修正と機能強化に対応します。

問題: seg-148663 SMD5.8 Win EN hfb1225 ISSUE
詳細ファイル情報 (AFI) の適用後、圧縮パッケージから解凍したファイルの実際
のファイルタイプを、添付ファイルフィルタが誤って「DOS COM」として検出する
ことがある問題

修正:
本リリースの適用後は、この問題が修正されます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
機能: No case SMD5.8 Win EN hfb1225 Enhancement2
本リリースの適用後は、オンラインヘルプが更新され、古いURLが修正されます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
機能:
更新されたInterScan設定データベースのライセンスプロファイルを、SMDrealタ
スクで確認する回数を設定できるようになります。これにより、ライセンスプロ
ファイルの最初の確認に失敗した場合に、SMDrealを再試行できるようになります。

手順:
InterScan設定データベースのライセンスプロファイルをSMDrealで確認する試行
回数を設定するには、次の手順を実行します。

1. 本リリースをインストールします。
2. Dominoコンソールにログオンして、次のコマンドを実行します。
「retry_times」は0~20の任意の数に置き換えます。

set conf SMD_CHECKCONF_RETRY=retry_times

注意:
「SMD_CHECKCONF_RETRY」に「0」未満または「20」を超える値を指定すると、試
行回数は初期設定で「5」に設定されます。「SMD_CHECKCONF_RETRY」を指定しな
い場合、試行回数は初期設定で「0」に設定されます。再試行間隔は1分です。

3. SMDrealを再起動します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
問題: seg-124037 SMD5.8 Win EN hfb1138 ISSUE1
InterScan 5.8 Patch 1 の適用後、「X_ATT_NAMETRIGGERFILE」または
「X_ATT_TYPETRIGGERFILE」ヘッダがデータベース文書内に残ることがある問題

修正:
本リリースの適用後は、InterScanで「X_ATT_NAMETRIGGERFILE」および
「X_ATT_TYPETRIGGERFILE」を削除できるようになり、この問題が修正されます。

手順:
InterScanでデータベース文書から「X_ATT_NAMETRIGGERFILE」および
「X_ATT_TYPETRIGGERFILE」ヘッダを削除できるようにするには、次の手順を実
行します。

1. 本リリースをインストールします (「5. インストール」を参照)。テキストエ
ディタを使用して「notes.ini」を開きます。次の隠しキーを追加します。

SMDAttHeadRemove=1

2. 変更内容を保存して、ファイルを閉じます。
3. [InterScanの設定] コンソール→[処理]→[手動検索]→
[検索するデータベース]→[指定するデータベース] で対象のデータベースを
指定し、[保存]→[今すぐ検索] をクリックして、手動データベース検索を
実行します。
4. 「X_ATT_NAMETRIGGERFILE」および「X_ATT_TYPETRIGGERFILE」ヘッダがデータ
ベースに存在するかどうか確認します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
問題: seg-166075 SMD5.8 Win EN hfb1238 ISSUE1
dtSearchモジュールをV7.2102.8730.1にアップグレード後、情報漏えい対策と
コンテンツフィルタが適切に動作しない問題

修正:
本リリースの適用後は、この問題が修正されます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
VRTSJiraCloud-11216 SMD5.8.1 Win EN hfb1684 ISSUE1
問題: curlのバージョン7.69.0から8.3.0において脆弱箇所が見つかりました。
脆弱箇所はSOCKS5プロキシハンドシェイクにおいてヒープベースのバッファオーバーフロー
の原因になります。InterScan for Dominoではこの脆弱箇所を含むcurlバージョンが
使用されています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
解決策: 本リリースの適用後は、MCP AgentSDKおよび製品登録がcurl 8.4.0に
更新され、この問題が修正されます。

SEGJiraCloud-PCT-15665 SMD5.8.1 Win EN hfb1684 ISSUE2
問題: ユーザは、NotesクライアントのインターネットアドレスでNotesグループを定義し、
メール検索ルールの [一般] > [送信者] > [除外] > [Notesユーザ/グループ]
でターゲットとしてインターネットアドレスを指定しました。このインターネットアドレスからメールが
送信されると、メール検索ルールの [除外] 設定がメールに適用されませんでした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
解決策: 本リリースの適用後は、この問題が修正されます。

VRTSJiraCloud-TMINTERNAL-539 SMD5.8.1 Win EN hfb1684 ISSUE3
問題: SMDrealは、「notes.ini」で [SMLD_DLP_ENABLE_INBOUND_SCAN=1] キーが
指定され、情報漏えい対策フィルタが有効になると予期せず停止する可能性があります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
解決策: 本リリースの適用後は、この問題が修正されます。

No case SMD5.8.1 Win EN hfb1684 ISSUE4
問題: InterScanヘルプデータベース (smhelp.nsf) の「InterScanデータベースへのアクセス」
の章にリンクエラーがあります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
解決策: 本リリースの適用後は、InterScanヘルプデータベース (smhelp.nsf)
が更新され、この問題が修正されます。

SEGJiraCloud-PCT-25356 SMD5.8 Win EN no hotfix
問題: InterScan隔離データベースから指定した宛先に隔離メッセージを転送する場合、
指定した宛先だけでなく元のメッセージのCCおよびBCCの宛先も転送メッセージを受け取
ることができます。しかし、元のメッセージのCCおよびBCCの宛先は転送メッセージを受け取
れないようにする必要があります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
解決策: 本Service Packの適用後はこの問題が修正され、隔離メッセージで指定
した宛先だけが転送メッセージを受け取ることができるようになります。

SEGJiraCloud-PCT-31190 SMD5.8.1 Win EN no hotfix
問題: InterScan構成データベースの [管理] 下にある一部の機能は、64ビットHCL Notes
クライアントでは動作せず、「このフォームはWIN32プラットフォームにのみ対応しています」
というヒントが表示されます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
解決策: 本Service Packの適用後は制限がなくなり、機能が動作するようになります。
機能: seg-112384 SMD5.8 Win EN hfb1097 Enhancement1
InterScan 5.8 Patch 1では、潜在的な脆弱性の問題を修正するためにVSAPI/ATSE
API (VSDecompress) がAFIで置き換えられますが、そのためには、[セキュリ
ティリスク検索] 機能を有効にして、[ファイルタイプによる添付ファイルフィ
ルタを有効にする] チェックボックスをオンにする必要がありました。
本リリースの適用後は、以前のソリューションのこの制限がなくなります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
seg-161586 SMD5.8 Win EN hfb1235 Enhancement1
機能強化: Domino 12.0.2に対応するため、絶対パスを指定してSMDタスクがロード
されるようになります。

seg-151947 SMD5.8 Win EN hfb1235 Enhancement2
機能強化: [スパムメールフィルタの設定] で [許可する送信者] と [ブロックする送信者]の
リストにグループを追加できるようになります。

SEGJiraCloud-PCT-23850 SMD5.8.1 Win EN no hotfix
機能強化: InterScanデータベースのレプリカIDがInterScanのバージョンアップインストール
中に変更されないようになります。
InterScanデータベースACL内のLocalDomainServersにユーザタイプ
[サーバグループ] が追加されました。
InterScanデータベースACL内のLocalDomainAdminsにユーザタイプ
[パーソングループ] が追加されました。
InterScanデータベースACL内の現在のDominoサーバにユーザタイプ
[サーバ] が追加されました。

SEGJiraCloud-TMINTERNAL-1022 SMD5.8.1 Win EN no hotfix
問題: SMD5.8 Service Pack 1 (ビルド1642) のリリース以降、Apexセンター
コンソールの[製品ライセンス情報]行にデータが表示されません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
解決策: 本Service Packの適用後は、この問題が修正されます。

SEGJiraCloud-PCT-33352 SMD5.8.1 Win EN no hotfix
問題: [構成] > [ポリシー] > [通知] > [管理者] > [メール受信者]で
複数の宛先が通知を受信するよう設定されている
場合で、ポリシールールの「管理者」の
通知オプションとして [検索オプション] > [APT対策フィルタ] が
選択されているにもかかわらず、
APT対策フィルタが不審なファイルを検知したときに
管理者が通知を受け取ることが
できない問題。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
解決策: 本Service Packの適用後は、この問題が修正されます。

VRTSJiraCloud-13599 SMD5.8.1 Win EN no hotfix
問題: InterScan for Domino 5.8 SP1で、安全でないDLL
検索順序での権限昇格が実行されることがあります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
解決策: 本Service Packの適用後は、この問題が修正されます。

https://ohc.blob.core.windows.net/o-help/manual/2357ffb2-7280-4d39-a65c-740b30f29c92/readme_isd58_sp1_win_jp_r1.txt