2008年は使いきり型ウイルスと身代金要求型ウイルスに注意、G DATAが予測
使い切りウイルスが蔓延して、ウイルス対策側が大変な年になるという予測。
あながち間違えていないですね。
G DATA Softwareでは、2007年の有害なコードの発生量は2006年の倍以上となっており、2008年はさらにネット犯罪者とウイルス対策ソフトメーカーとの「終わりなき戦い」が激化すると予測。ウイルスが発生してから沈静化するまでの周期は短くなり、有害なコードは次々と改変され「使いきり」で利用されるだろうとしている。
特に、感染することでにさらに別の有害コードをインストールしようとする「ドロッパー型」「ダウンロード型」のトロイの木馬が、一度使用された後に改変され再びばらまかれる「使いきりウイルス」として利用されると予測。こうした手法には、ランタイムパッカーと呼ばれる圧縮状態のまま実行されるプログラムが使われており、この方法がかなり成功しているため、2008年にはさらに氾濫するだろうと警告している。