「スモールビジネスの国」と「強者と弱者の国」

http://d.hatena.ne.jp/essa/20060727/p1
アンカテ(Uncategorizable Blog)


派手な資金の動きがないから見過されているが、
実はそういう層が厚みを持って育っているそうです。
 
(中略)
 
Hammockさんが要約したFriedさんの経営哲学五カ条。
 
・競合相手を下回れ(同種の製品の中で単純で使いやすいものにチャンスがある)
・自分が使うようなサービス(製品)を作れ
・自己資金で行け
・必要な機能を網羅したリストを作って、半分だけ実装せよ
・会議は捨て
 
(中略)
 
「未完成なもの、気紛れなもの、気違いじみちててどうなるか予想もつかないもの」は
強者にも弱者にもなれません。
その受け口は「スモールビジネス」の中にしか無いと思います。
「スモールビジネス」という用語が、社会の中にそういうスペースを作るのです。
21世紀は、「強者と弱者の国」と「スモールビジネスの国」が
競争する時代になるのかもしれません。
 
 極めて重要なポイントのひとつは
「自己資金で行け」って部分だと思う。
銀行やVCなどから融資を受けたりすると、
この手法だとやりづらそうな部分が出てくる。
あと、自己資金があるってこと自体が、スタートラインに立つ前の
いい意味での経験を実証することになっているのかも。
 
あと、
「競合相手を下回れ(同種の製品の中で単純で使いやすいものにチャンスがある) 」
ってのは、要するに「デザイン」で勝負しろってことかな。
機能を削ぎ落とすことで、ユーザーを導くのはデザインの仕事だ。