Red Hat のオペレーター認定 Part 1

こんにちは、ISVパートナー担当SAの森須です。 今回は前回のPreflightに続きオペレーター認定の取得プロセスについてご紹介します。

プロダクトオーナーにとってコンテナを販売する時の課題の 1 つは、提供しているコンテナ化されたソフトウェア [オペレータ] がエンタープライズ グレードであることを顧客に認識してもらうことです。この問題を解決するために、Red Hat はOperator 認定パイプラインを提供しています。

認定のメリットは?

  • 汎用性の高いコンテナー開発 - UBI を使用して、一度ビルドすれば、安全かつ効果的にどこにでもデプロイできます。
  • ハイブリッド クラウドとクラウド プロバイダー間での移植性 - クラウド プロバイダーの選択に関するロックインはありません。
  • セキュリティを確保するための継続的な監視 - 新しい脆弱性や既知の脆弱性を通知します - Red Hat Build Service はイメージを自動的に更新および公開します。
  • Red Hat によるより優れたグローバル カスタマー サポート - TSANet を利用し、Red Hat とパートナーによるエンタープライズ サポートを提供します。
  • 市場認知度の向上 - Red Hat のソフトウェア カタログでソフトウェアを公開します。

オペレーター認定取得の前提条件:

  • OpenShift / Kubernetes および OpenShift パイプラインに関する実用的な知識 - https://developers.redhat.com/learn/openshift
  • OpenShift クラスター

コンテナ認証ワークフローの概要

コンテナ認証ワークフローは複数のステージがあります。このブログ投稿では、「認定のオンボーディング」セクションで以下のステージについて説明します。

ステージ 1: Red Hat Connect でテクノロジー パートナーとして登録する

ステージ 2: OpenShift コンテナー プロジェクトの作成

ステージ 3: 認定前チェックリストを完了する

認定オンボーディング

Step1: 必要なすべてのクライアント ツールをインストールする

Step2:テクノロジーパートナーとしてRed Hat Partner Connectに参加する 参照: https://connect.redhat.com/login

Step3: プロジェクトを作成し、プロジェクト ID を取得します。パートナー ポータル > 製品認定 > 認定プロジェクトの管理

Step4: 「プロジェクトの作成」をクリック

Step5: 「Red Hat OpenShift」を選択

Step6: 「operator Bundle image」を選択

Step7:プロジェクト名を入力し、要件に基づいて公開オプションを選択します

Step8: ospid の詳細をコピーします。この例では「635779f4f8899ec0b039cc75」です。パイプラインを実行するときに、この情報が必要になります。

Step9: 「認定前チェックリスト」に記入します。必要な情報を入力すると、チェックリストは次のようになります。

Step10: 次に、Operator バンドルをテストするには、API キーが必要です。Partner Connect ポータル > 製品認定 > コンテナー API キーにログインします。

Step11: 「新しいキーの生成」をクリックします

Step12: キー名を入力し、[生成] をクリックします。

Step13: API キーを保存します。

これで、オンボーディングの 3 つのステージがすべて完了しました。

次のステージについてはパート 2 で説明します。

* 各記事は著者の見解によるものでありその所属組織を代表する公式なものではありません。その内容については非公式見解を含みます。