Ansible

Image Mode for RHEL の構築から管理を Ansible で自動化してみる

こんにちは。Red Hat ソリューションアーキテクトの清水です。RHEL9からImage Mode for RHELという新しいオペレーティングシステムのデプロイメント方式が導入されていますが、皆さん触ってみたことはありますか?本ブログ記事では、このImage Mode for RHEL…

Ansible Collectionメンテナの日常(リリース編)

みなさん今日もメリークリスマス。昨日に引き続きRed Hatのさいとうです。Ansible Advent Calendar 2024の、12月5日の記事をお届けします。 ansible.posix collection version 2.0.0 をリリースしました 僕はサポートチームに所属していますが、表の仕事の障害解…

Ansibleのモジュールやプラグインを修正したいあなたへ(2024年版)

Ansible Advent Calendar 2024の4日目の記事です。 みなさんメリークリスマス。Red Hatのさいとうです。 日々Ansibleを使って自動化を推進しているみなさん、「Ansibleのモジュールやプラグインにオプションを追加してほしい」、 「実行結果の戻り値に自分が必用とす…

Event-Driven Ansible の重複アラートの抑制機能の紹介

Red Hat で Ansible のソリューションアーキテクトをしている中島でございます。 本エントリーは Ansible Advent Calendar 2024 の3日目の記事となります。 Ansible Advent Calendar 2024 にはAnsible 関する様々なTIPSやナレッジが投稿されておりますの、An…

RHELのパッチ適用を Ansible + Satelliteで自動化しよう

こんにちは。Red Hat ソリューションアーキテクトの清水です。RHEL7のELSも開始となり、RHELのライフサイクル管理の重要性に改めて認識された方も多いのではないでしょうか?さて、本ブログ記事では、RHELのパッチ適用をAnsibleとSatelliteを使って自動化す…

転ばぬ先の...パッチ適用? IT サービス稼働率の最大化と RHEL のパッチ管理

皆さんこんにちは、Red Hat の岡野です。 今回は、運用面から見たシステム稼働率の最大化と RHEL のパッチ適用について考えてみたいと思います。実は最近、セキュリティに対する意識の高まりを背景に、『RHEL のパッチ管理をやりたいんだけど』という問い合…

Event-Driven Ansible + Zabbix で実現する障害対応の自動化

皆様はEvent-Driven Ansible(以下EDA)をご存知でしょうか?通常のAnsibleでは人がPlaybookをコマンドラインやAutomation Controllerから実行します。一方で、EDAでは他のソフトウェア(監視システム等)からメッセージを受取り、そのメッセージの内容に応じ…

Event-Driven Ansible と IBM Turbonomic / Instana の連携

皆さんこんにちは、Red Hat の岡野です。 前回 Event-Driven Ansible のお試し方法についてご紹介させていただきましたが、今回は一歩踏み込んで、サードパーティ製のアプリケーションと連携した動作についてご紹介します。 Event-Driven Ansible (EDA) は以…

Event-Driven Ansible の始め方

皆さんこんにちは、Red Hat の岡野です。 前回の『Ansible Lightspeed の始め方』に引き続き、AAP 2.4 のもう 1 つの注目の新機能、Event-Driven Ansible (EDA) のお試し方法についてご紹介したいと思います。EDA を利用することにより、IT 運用において発生…

Ansible Lightspeed の始め方

皆さんこんにちは、Red Hat ソリューションアーキテクトの岡野です。2024 年が始まりましたね。今年もたくさんの Ansible Automation Platform 関連の情報をお届けできればと考えています。是非お付き合いください。 さて、昨年末こちらで予告させていただい…

2024年のAnsibleとわたし

みなさんメリークリスマス! Red Hatのさいとう(@saito_hideki)です。 この記事は、Ansible Advent Calendar/Red Hat Advent Calendarの2023年最終日の記事です。 ここ数年、Ansible Advent Calendar/Red Hat Adivent Calendarでは、最終日に翌年のAnsibleプロ…

Ansible Automation Platform 2.4 注目の新機能紹介

皆さんこんにちは、Red Hat ソリューションアーキテクトの岡野です。 2023 年も残すところあと少しとなりました。さて、今回は、注目の新機能をサポートし、今年GAとなった Ansible Automation Platform 2.4 について、2023 年の締めくくりとして書いておき…

【Ansible】win_shellモジュールで実行したコマンドの文字化けを修正する

この記事は、「Red Hat Advent Calendar 2023」20日目の記事です。 Windowsの文字化け問題 AnsibleでWindowsノードを管理していると、特にwin_shellモジュールでコマンドを実行した際などの実行結果が時折文字化けしてしまうケースがあります。こうなってし…

完全復活!?Red Hat Tech Night 2023を開催!

Red Hatのもえわきです。Red Hat Tech Night 2023運営チームからの熱烈な説得もとい依頼を受け、前回に続き、先週10/11に行われたRed Hat Tech Nightのハイライトをお伝えします。 Red Hat Tech Nightとは Red Hat Forum 2018(その後昨年からRed Hat Summit…

RHEL System Roles を Ansible Automation Platform から利用する

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。 RHEL の設定変更を Ansible から容易にできるようにするための RHEL System Roles について、以前のブログで紹介されていました。 rheb.hatenablog.com Ansible Automation Platform か…

2023年のAnsibleとわたし

みなさんメリークリスマス。Red Hatのさいとうです。例年になく静かなクリスマスを過しながら、このAnsible Advent Calendar最終日12月25日の記事を書いています。 2022年もAnsible界隈では大きな動きがいくつかありました。個人的にはコンテナ実行環境とPri…

Ansible Automation Platform のライフサイクル

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。 この記事は Ansible Advent Calendar 2022 の9日目の記事です。 adventar.org Ansible Automation Platform (AAP) は比較的足の速い製品で、頻繁に新しいリリースを出しています。リリ…

RHEL(Red Hat Enterprise Linux) System Rolesについて

レッドハット ソリューションアーキテクト石倉です。 ここでは、 RHEL System Roles について紹介をします。 システム関連の作業で、サーバにログインして構築作業を実施したり、ログインしてパッチ適用や設定ファイルの変更作業などを実施することは日常的…

Ansible の SSH の通信をデバッグする

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。 今回は以前のお問い合わせいただいた事例から、SSH (Secure Shell Protocol) について一つ紹介しようと思います。Ansible は Linux サーバを制御対象とするときは SSH で接続して処理を…

Ansibleのジョブからファイルを保存する

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。 テクニカルサポートは土日祝日年末年始は全員休みというわけにはいかず、平日よりは少ない体制で問い合わせに対応するようにしています。今回の土日は当番になりました。空き時間ができ…

OpenShift 上で動く AAP での must-gather

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。 先ほど、OpenShift での問題解析のためのコマンドを紹介する記事が掲載されました。 rheb.hatenablog.com Ansible Automation Platform (AAP) も OpenShift で動作しまして、以前 Opera…

Open Hybrid Cloud Week 2022が6月14日(火)〜 17日(金)に オンラインイベントとして開催されます。

ソリューションアーキテクトの瀬戸です。 直近となりますが、Open Hybrid Cloud Week 2022が6月14日(火)〜 17日(金)に オンラインイベントとして開催されます。 大きく分けて前半2日がセッション、後半2日がハンズオンとなっております。 ohc.redhat-event.c…

Ansible のジョブ間での変数の受け渡し

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。毎月1つは何か書くことを目標にしています。5月があっという間に去ってしまいまして、5月34日(6月3日) ということにさせてください。 これまで2回に分けまして、Ansible で扱う変数につ…

Ansible の変数の受け渡し

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。毎月1つは何か書くことを目標にしています。3月分は3月38日(4月7日ですが)になってしまいましたが、4月は何とか滑り込みできました。 前回は変数の基本的なところを紹介しました。 rheb.…

Ansible で扱う変数

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。毎月1つは何か書くことを目標にしているのですが、3月があっという間に去ってしまいました。 今回はたまにお問い合わせいただく変数について紹介してみようと思います。Ansible のバージ…

Ansible Automation Platform 2.1 のご紹介 Part3 - アップグレード編 (その2)

皆さんこんにちは、Red Hat ソリューションアーキテクトの岡野です。 前回で AAP2.1 への移行の考え方と手法についてご紹介しました。今回、Isolated Node の移行についてご説明します。Automation Controller から直接アクセスできないホストに対するジョブ…

Ansible Automation Platform 2.1 のご紹介 Part2 - アップグレード編(その1)

皆さんこんにちは、Red Hat ソリューションアーキテクトの岡野です。 前回は AAP2.1 の大きな変更点であるコンテナ化された実行環境と、Ansible Automation Controller による実行方法についてご説明しました。今回、ansible-navigator のご説明をしよう!と…

KCSドキュメントの紹介

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。毎月1つは何か書くことを目標にしています。 しかしながら2月はあっという間に過ぎてしまい、28日になってしまいました。今月はKCS (Knowledge Centered Service) について紹介しようと…

Ansible Automation Platform 2.1 のご紹介 Part1

皆さんこんにちは、Red Hat ソリューションアーキテクトの岡野です。 メインの仕事はパートナーを担当する SA なのですが、『Ansible 大好き』 を公言しているので、関連する仕事は良くやっています。 長らく赤帽エンジニアブログを書いていませんでした、皆…

OpenShift 4.9 を SNO で構築して、AAP 2.1 をインストールしてみた!

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。 Ansible Automation Platform は旧 Ansible Tower の時代から、OpenShift での動作をサポートしています。これまでも自宅で試してみようという記事をこれまでも何度か書いてきました。 …

* 各記事は著者の見解によるものでありその所属組織を代表する公式なものではありません。その内容については非公式見解を含みます。