大阪市教育委員会は2024年12月25日、2026年度（令和8年度）大阪市公立学校・幼稚園教員採用選考テスト（2025年度実施）の選考実施日程と特別選考内容の変更を発表した。受験者の負担軽減を目的に、大学（大学院）・教職大学院推薦特別選考の選考内容を一部変更する。詳細は2025年2月下旬ごろに公表予定の受験案内で確認できる。
大阪市教育委員会は、受験者の負担を軽減するため、特別選考の内容を見直すことにした。特に、大学（大学院）・教職大学院推薦特別選考においては、小論文の提出を不要とすることで、受験者の準備負担を軽減する。また、大学3年次前倒し特別選考を継続し、大学3年次等に第1次選考（筆答テスト）を受験可能とする。これは、大学の最終年次の1年前の年次を指し、大学院、短期大学、専門学校やいずれの学校にも所属していない科目等履修生は含まない。
第1次選考（筆答テスト）は、2025年6月14日に実施され、第2次選考結果は9月26日に発表される予定。これらの日程は、2024年度実施と同時期である。
さらに、2026年度大阪市公立学校・幼稚園教員採用選考テストに関する説明会も予定されている。「教採SQUARE～大阪市教員採用説明会～」は対面式で2025年3月15日午後1時から4時30分まで、大阪市総合教育センターで開催される。オンライン説明会は3月26日午後4時から5時に実施される。各説明会の申込方法などの詳細については、「大阪市教員採用に係るイベント情報」を確認する必要がある。
今回の発表により、受験者は早期に準備を進めることができるようになり、特別選考の変更により、より多くの学生が受験しやすくなることが期待される。教育委員会は、今後も受験者のニーズに応じた選考制度の改善を進めていく方針である。
