私はネット関連企業に勤めており、
最近営業職から企画職になったため、社内にいることが多くなりました。
エンジニアの人と話す機会も多少増えたのですが、
社内にいるエンジニアの誰がスーパーエンジニアで
誰が普通のエンジニアで、誰が・・・なエンジニアなのか
雰囲気でしか分からない状態です。
そもそも技術力のある・無いってどのあたりで定義できるのかから
分からない状態です。
「営業マンの出来る・出来ないを見るときには売上数字を見る」くらいの
ざっくりさで構わないので、そう言うのがあれば教えてください。
できるエンジニアが誰か知りたければ「○○に詳しい人を教えてください」と誰かに聞いて、「□□さんが詳しい」といわれた人ができるエンジニアです。
1.□□さんは○○に詳しい→2.□□さんに○○の仕事が頼まれる→□□さんは○○にさらに詳しくなる→1.へ戻る
これを「技術雪ダルマの法則」と勝手に名づけています。
パレートの法則というのがあります。
仕事でいうと「全体の2割の人が8割の仕事をしている」という法則です。
良く仕事をやる2割だけを集めて仕事をさせると100%の仕事をするかというとやはり「2割の人が8割の仕事をする」そうです。
これがなぜ発生するかというと「仕事はできる人の所に集中する」という法則があるからです。
上記の人数や構成を変えても「2-8の法則」が成り立つのは「スケールフリーネットワーク」を形成しているからです。
つまりスケールを変えても相似が成り立つ(スケールに対してフリーなネットワーク)なわけですね。
そうやって一人スーパーエンジニアを見つけたらその人に他の人について聞いてみるといいです。
スーパーエンジニアなら自分の得意分野に関しては少し話すだけで他の人のレベルを理解できます。
プログラマだったらソース見るとか少ししゃべるだけで大体レベルが分かります。
技術力があるのかないのか判断するには、それ以上の技術力がないと できないものです。
なので、一口に言って、技術力のない人には 無理 といえるでしょう。
というか技術力があるかないかの定義より、技術力とは そもそも何なのか?といったほうが
先かな。
私が考える技術力とは、基礎はもとより応用力がある、ひらめきがある、記憶力がいいなどの力だと思います。
その人以上の技術力が無いと、技術力の有無が判断できないということは
新人エンジニアは誰についていけばいいか分からない、ということになりますよね。
その人の作ったサービスが「これすげぇ!」ってのは私でもなんとなくわかりますので
(でも何がすごいの?って言われると答えられない)
なんか違そうな気がします。。
問題が起こったときに、
実際に解決しているキーマンは誰かとかわかるのならその辺から。
ただし、技術的に解決している人を見極める必要はあります。
マネージメントしてるだけと言う場合は、技術力があるかどうかは
不明です。
知名度がある(噂がある?)人は、
・・・なエンジニアかスーパーエンジニアのどちらかだと思われます。
能力が高そうな人は、スーパーエンジニアだと見ても構わないと
思いますけど。
能力が高そうに見えないスーパーエンジニアもいますけど、そんなのは
同じエンジニアでないと見分けがつかないと思うので、切り捨てるしか。
エンジニア同士では、自分よりも技術力があるかどうかは分かるので、
相手よりも技術力がなければその能力が理解できないというわけでも
ないと思います。同じ自分より上だと判断したとしても、どの程度
上にいるのかは、やっぱりそれなりにわかるので。
>「営業マンの出来る・出来ないを見るときには売上数字を見る」
エンジニアから見た場合、売上数字をみるまでもなく、その営業マンが優秀かどうか
それなりにわかります。たまに、優秀じゃないと思ってる営業マンでも
売上げの数字をみると、そうでもないのかなと思う人はいますけど。
>エンジニアから見た場合、売上数字をみるまでもなく、その営業マンが優秀かどうかそれなりにわかります。
そうそう、そうなんですよ。でも営業マンから見るとエンジニアが優秀かどうかって
いまいち分かりにくいんですよ。
「キーマン」は誰か、ってのはなるほどです。キーマンなら分かります。
でも地味な仕事をしてても重要な人はいますよね、その人が分かりにくいのです。。
話していて、
できるエンジニアは、
一方、・・・なエンジニアは、
かなと思います。
書いていて、自分も感情で話すことが多いなぁとちょっと自虐的な気分です。
例外もありますし、ある分野に関してはすごい能力を持っていたりする人もいるので、一概には言えないですが、エンジニアとして、できるエンジニアだなと感じた人にはこんな共通点がある気がします。
「人の話を聞ける」「無駄に知識をひけらかす」からあの人は・・・なんだって分かってしまいましたw
「論理で話す」「人の話を聞ける」ってのは納得です。すっきりしました。まずはやはり話してみないと、ですね。ありがとうございます。
回答も論理的でわかりやすいのでt_shionoさんは出来るエンジニアなんだろうな、って思いました。
「出来るエンジニア」の要件は分かったので、あとは「スーパーなエンジニア」の要件が分かったらうれしいです。この人がいなきゃ、みたいな。
それとなく上司の方に聞いてみるのが一番いいでしょう。
おっしゃるとおり技術力の定義が曖昧ですし、要するに大切なのは「使える人材」かどうかだけでしかないと思います。
ですから誰かの評価を聞いてみるのが一番です。
「使える人材かどうか」ってのは分かりやすくていいですね。こっそり聞いて回ってみます。ありがとうございます。
パジャマで来たり、仕事中に漏らしたりしても
まったく不問にされてる人が居れば 絶対にそれは出来るエンジニアです(実例あり)
冗談はさておき(でもない)
今は分業化と先鋭化が凄いので
「・・・なエンジニア」ってのは、あんまり居ないと思ったほうが良いです
転職予定者とか その仕事がつまんない って人は外野からみたら 「・・・」に見えるかもしれないですが・・・
(世間から見たら 愚鈍だなぁと思うような奴でも たとえば3万件あるチェック項目を漏らさずやって 自分なりにクロスチェックとかしてくれるなら ある意味 スーパーエンジニアです)
> パジャマで来たり、仕事中に漏らしたりしてもまったく不問にされてる人が居れば
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「・・・はいない」ってのはおもしろいですね。でも分業が進んでもやはりその分野で能力の差は出そうな気がします。もはやそんなことないのかな?
> (世間から見たら 愚鈍だなぁと思うような奴でも たとえば3万件あるチェック項目を漏らさずやって 自分なりにクロスチェックとかしてくれるなら ある意味 スーパーエンジニアです)
これはそうですね。ある意味、じゃなくてそのままスーパーな感じします。
漏らさずやれるならやっぱりそこの能力は高いってことですよね。
門外漢がその分野での能力を判断するのは不可能です。よってそれに代わるものとして資格があるのですが、そういうものを御社が採用していないなら、雰囲気で判断するしかないですね。
不可能を可能にしたい、それがこの質問の意図ですw
スーパーエンジニアって資格とかそういう規格のようなものは気にしなさそうな
イメージがありますが、それは単なる空想の産物でしょうか?
技術力があるかないかは、判断する人にも技術力がないといけません。
ですが、幾つかヒントはあります。
(1)話をして、分からなかったら「すみませんが、そこ教えて下さい」
と、しつこく聞いてみる。技術力がある人は、相手がわかるまで教えてくれるはずです。
(2)判断の根拠を、図面なりプログラムのソースなどで示してくれる人。
~じゃないのとか伝聞の人は、実際にはやっていない可能性が高い。
(3)「誰が一番詳しい?」と、周りの人に聞いてみる。
周りの人は、大抵正しいものです。
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技術力のある人とは、技術を正しく理解し、それを正しく適用できる人です。
その検証は、適用したものが、意図したモノと同じ(もしくはそれに類するもの)
となるか否かで判断できます。
以上。
(1)(3)は思い当たります。そのヒントは使えそうですね。
正しく理解し正しく適用できる人・・・その視点で行くと、
やはり自分も技術を理解していないと判断出来ないということになりますね。
うーん、、もちろん勉強はしないといけないんですけどね。
営業的な視点を持っていないので、ちょっと主観的に書きます。(当方エンジニアの端くれ。)
私が知っている「スーパー」なエンジニアには、様々な分野というかパターンがあります。
1 こつこつと技術を積み上げ、磨く人。
2 様々な方面に興味を持っており、少し変わったアプローチで改善する人。
3 知識や経験が少ないくせに、突然物事の本質を突いた解決策を提示する人。
4 突拍子もないことを言い出すのに、結果最適解だったりする人。
5 通りすがりのホワイトボードの数式に目を留めて、一般解を書き出しちゃう人。
ひとくくりにはできませんが、少し変わった人が多いのは事実です。
しかし、ここで挙げている人が、ksksmnさんのいうスーパーエンジニアなのかどうかがわかりません。場合によっては、彼らは「企業としての」エンジニアの最適解にはたどり着いていないこともあるからです。
※ 私が、たどり着いた、すげぇ人かどうかも見分け方
本質的に「技術」が体に染み付いている人は、
その事柄を、幼稚園児に説明できる
はずです。「テクニカルターム」を一瞬口にしても、相手の反応を見て言い換えられる人は、その「技術・事柄」を身に着けていると考えてよいでしょう。
・あと、本当にスーパーだな、と思ったことがある人は、「他の人より少し暇そうにお茶を飲んでました。」→仕事が速すぎて、すぐ暇になっちゃうそうです。(この人、ホントに宇宙人の様な人でした。)
こつこつ系or突拍子もない系のどちらか、って感じですね。
「その事柄を、幼稚園児に説明できる」という点で言うと、
技術・事柄を身に付けているというだけでなく、コミュニケーション能力も高そうですね。
基本的には物事に対して「ポリシー」を持っているかどうか。
ロジックで物事を話せるのは勿論なんだけど、しっかりとした
考え方ができているか、という所でシステムに対する取り組みは
かわってくると思う。
自分なりの考え方、ってことですね。
ポリシーを持ってる⇒自分の得意パターンがある⇒得意パターンに持ち込んで問題解決、
という感じでしょうか。
ポリシーを持ってるかどうか知るには、まずはやはり話してみることですかね。
エンジニアの技術力のある・ないの判断については,単純な目安になってしまいますが,
資格を持っているかどうかで判断するというのはどうでしょうか。
エンジニアであれば,
「技術士」を持っている人がいたらその人はたぶんかなりの能力がある(あった)人という感じです。
国家資格でなくとも合格率の低い資格を持っている人は,
その分野では何らかのスーパーな部分があるのではないでしょうか。
もちろん資格があっても・・・な人はいるので,注意が必要です。
資格、、、やはり「技術系の資格を持っている」ことは「技術がある」ことにつながりますかね。
それは確かに分かりやすい。
ですが、社内ではそもそもあまりそういうのに興味がある人が少なさそうです(苦笑)
ちょっと確認してみます。
私の思う「スーパーなエンジニア」は「このエンジニアと一緒に仕事をしてみたい!」と思わせるようなエンジニアです。そうゆうエンジニアを一言で言うと、技術や知識だけでなく、人間性もあって、経験もあるエンジニアとなるのでしょうか。良い意味で人間くさいというか個性的なところがありますので、少し話をすると分かったりします。
あと、いくらスーパーなエンジニアでも、スーパーぶりを発揮できる(発揮したくなるような)環境がないとスーパーにはなれませんので、依頼する側の人間性とか調整力も重要と思います。
そういう雰囲気のある人は確かにいます!
が、雰囲気止まりでその人が技術力があるかどうかまでは分からないのです。。
私は畜産系の会社に勤めています。でも、ITとかも趣味レベルで興味があるのでよく「はてな」は見ています。
畜産系は遅れているイメージがあるかもしれませんが、実は設備にものすごくITが使われています。理由はたくさんの家畜を一人で管理しないといけないため、自動化が進んでいるからです。
前置きが長くなりましたが、その立場から技術力が何かということを述べたいと思います。
私が思う技術力は専門外の人が専門的な言葉や技術に対して質問して、それを分かるように説明できることです。どんな分野にもいえると思いますが、専門家同士で話すときは専門知識が使えるためその技術に対して完全にわかっていなくても話が通じます。
しかし、専門外の人と話すときはその専門用語の定義・なぜその言葉を使わなければいけないかという理由をわかっていないといけません。
そのため、技術力がある人と言うのは、難しいテクニックを知っている人ではなく、普段業務で行う作業の用語の定義や歴史、背景にまで詳しい人であると思います。
技術の定義・歴史を知っているし専門外の人に説明できる、ならば技術力が高い
ということでしょうか。
そうすると、やはりコミュニケーション能力がカギになりそうですね。
企画さんであれば「技術力の在る人」よりも、
技術部にいる、
* 頓珍漢な質問をしても丁寧に教えてくれる。
* 頼みごとを聞いてくれる。
人を見つけた方が仕事がやり易いと思います。
要するに「まともな人」ですね。
そういう人であれば自分の手に余る時は、
他部署からは見えない、他部署の人からは
とっつき難い人に頼んででも、
やってくれるでしょう。
そうですね、確かにそういう人と仕事がしたいですね。
できるエンジニアは、技術の高低よりもまずはコミュニケーション能力が問われそうですね。
でも、技術力のある無いとコミュニケーション能力は
常に比例するわけではなさそうな気がするのですが、そうでもないのでしょうか。。
SEのみならず、多くある業種並びにその仕事をするそれぞれのカテゴリーのつわものは、イレギュラー(想定外)なものにどれだけレスポンスよく対応できるかというのが答えなのではないでしょうか?
例えば接客業でみれば、客の接客だけでなく、クレーム時にお客様をこれ以上怒らせないといったノウハウなどをお持ちの方が、それこそスーパーというものであり、これをシステムエンジニアで考えると、トラブルシューティングがパラパラパラと頭に思い浮かぶ人だと思われます。
スーパーという人を見抜きたいのであるならば、相手にイレギュラー的な問いかけをすればいとも簡単に見分けられると思えます。
イレギュラーに見えるものにも、力があるから対応が出来る、ということですね。
それは一つありそうですね。
ただ、お恥ずかしい話で、どんな問いがイレギュラーで、何がそうでないか、
すらまだ分からないので、ちょっと実用できなさそうです。苦笑
でも、やはり話してみることから、ですかね。
やはり「人に聞く」が一番ということですね。
スケールフリーネットワークの話はいまいちピンときませんでしたが、
「技術雪ダルマの法則」は分かりやすくて面白いですね。