運で勝って楽しいか?

ポケモンについて

【ポケモンSVシーズン25最高レート2010】ラッシャ抜き健全ループ

 


ピタゴーラ!ピタゴラスです!

今回はシーズン25で使用した受けループの構築を紹介します。

自分なりにこのルールで組んだ構築なので読んでもらえると嬉しいです。

 

f:id:PythaPoke:20250106231802p:image
【戦績】

TN:スカーレット

最高レート2010

最終レート1909 最終590位

f:id:PythaPoke:20250106225820j:image

f:id:PythaPoke:20250106225915j:image

 

 

 

【パーティ】

f:id:PythaPoke:20250106224448j:image

f:id:PythaPoke:20250106225056j:image

・ドヒドイデ

特性: 再生力

持ち物: 黒いヘドロ

技構成: まとわりつく、毒毒、黒い霧、自己再生

テラス:毒

育て方: 穏やかH252 B116 D140

調整意図:

特化シルクテラブラム耐え

ブリの臆病+1エロビ耐え

ブリの臆病ステラ眼鏡流星耐え

特化サフゴの+2ショック耐え


核。基本的にスタンパには初手こいつのドヒドハピアマガで選出する。毒撒きやトリック受けをして他の受け駒をサポートする。

受けループのドヒドはマスカーニャ意識のHB特化の印象が強いのか型の誤認を誘える。また、相手視点グライをケアする必要があるため、受けループへの選出を決めている場合が多い。

 

ガチグマのシルクテラブラムはHBドヒドを確1にできるためよく撃たれたが、耐えて対面から毒を入れられる。早い挑発持ちはドヒドの前では挑発をしてこないため、ハピでの処理が楽になる。毒を稼ぐだけならアマガもギリ繰り出せるため、ハピのSを削ってもなんとかなった。


また、風船ステロ吠える10万プレスのうわっきーブリに毒テラスすることで倒されなくなる。裏をブーツハピと守る持ち残飯アマガにすることで吠えられても誰も削れない選出が可能になる。ラッシャからアマガにすることで撒菱下でも凌げる。厳密には守る読みで吠えられるとアマガが若干削れるため多少の択は生まれる。ただ、この系統のブリは残飯以外のことが多いため基本的に総量で勝てる。ドヒドを無限に投げ続ければよい。ハーブエロビや眼鏡流星を耐えるので対面まとわりつくで様子見ができる。

ガブはステロ撒菱ばかりだったので対面は毒毒から入っていた。


サフゴは対面まとわりつく。グライ意識なのかスカトリが多かったが、その場合ヘドロとまとわりつくで1/4削れるため相当削れる。再生があるとシャドボで連打から押し負けるので適度にハピバックして頑張る。ヘドロ押し付けを嫌ってハピを毒テラスにしようかとも思ったが、割と気合いでどうとでもなった。最悪サイクル下でスカーフを貰っても卵連打でTODするとか、ヘドロ貰いながら戦った。巧みには霧をしてからハピに繋ぐ。MAXブラム耐えの余りをBに回すと+2ショック耐えになったの美しい。


他にもウルガモスに強いためハピでの急所バトルを避けられる。ラウドボーンや運依存だがオオニューラも見れる。最近の受けはヘドロが余りがちだったがかなり使いやすかった。

 

 

 

f:id:PythaPoke:20250106225110j:image
・ハピナス

特性: 天の恵み

持ち物: 厚底ブーツ

技構成: ハイボ、放射、瞑想、卵産み

テラス:悪

育て方: 穏やか H36 B100 C4 D228 S140

調整意図:

サフゴの+2特化ショック耐え(願望)

アシレガチグマ意識S実数値93

余り特殊耐久

受けミラー意識でのH振りを流用していたが、ラッシャがいないので無意味だった。多分もっといい調整あります。


格闘テラスのメリットは鋼サザンの押し切り、ガチグマやブリへの打点であった。ガチグマはドヒドアマガで多少楽なのとテラバなくてもどうにでもなる。ブリは吠えるがなければ格闘テラスして瞑想を積んで持久力を発動させずに一気にテラバで倒す動きがあったが、吠える爆増や処理でハピが削れすぎてしまうのが微妙だと感じた。また、サザン側は格闘テラバが一般的なのを知って毒テラス採用が増え寧ろ格闘テラバが裏目になる。その為悪波半減にできるテラスであれば十分であり、ショックサフゴも爆増していたので悪テラスとした。攻撃技はテラバではなくハイボにすることで連打できる最高打点となる。鋼サザンには放射を打てばいい。ハイボは残飯身代わりアシレーヌにそこまで不利でない点を評価した。


ブーツハピは毒菱を踏まないのでほぼほぼ状態異常にならないことに気づいた。そこで特性を天めぐにし放射の火傷確率を20%にした。カイリュー がほいほい出てくるので実質2割の一撃必殺を打てるような感覚だった。ただしセグレイブ繰り出しには注意、ラッシャがいないので世界が終わる。


素早さはずっと準速ガチグマ抜きで使っていたが、Bがペラすぎるのが気になったため実数値93にまで下げた。これはアシレとガチグマの上位の構築記事を調べて準速ガチグマ以下のラインで最大のものを抜けるようにした。ハピナスとかいうポケモンはアシレのノイズよりクイタンの方がきついという謎現象がある。

 

 

 

f:id:PythaPoke:20250106225121j:image
・アーマーガア

特性: プレッシャー

持ち物: 食べ残し

技構成: 撲撃、鉄壁、守、羽休

テラス:フェアリー

育て方: 腕白HB252 D4

調整意図:HB特化


ラッシャに変わる残飯物理受け枠。ステロ下でブリ吠えられ続けてもいいように残飯守る。

採用の経緯としてはグライハピラッシャがうわっきーブリに弱い。毒ヘドロドヒドなら凌げるがドヒドハピラッシャ選出は撒菱や鉢巻ガブやマスカーニャが重い問題が起きた。そこでラッシャをアマガにして残飯まで渡してしまおうという発想になった。


もはやラッシャとアマガムドーは別物であり同時に採用もされる枠であるが一応違いを説明する。ハピはブーツが一般的であるためステロ撒菱を絡めた崩しは行えない。そこでラッシャに設置を踏ませて眠るタイミングで引いて崩す動きが多かった。特にスケショカイリューにはフェアリーテラスを切ったり裏に地割れを当てればなんとかなるもののテラス強要がしんどかった。アマガはテラスを切らずともカイリューに強いため、ハピに悪テラスを切る余裕が生まれる。悪テラスはサフゴにショックを打たれる前に保険的に切らなければならない。

そして、残飯でないアマガはカイリューの竜舞に繰り出して鉄壁をするとアンコされて回復できずに押し切られる展開があったが残飯の回復により凌ぐことができる。プレッシャーでアンコが4回しか打てない上に守るもあるため割と簡単に枯らせる。トレンドの守る渦カイリューには負けない。耐性優秀でガチグマにも投げることができる。テラスはカイリューガブあたりに弱点を突かれない無難なフェアリーにしているがあまり切らなかった。


反面、ラッシャに比べると耐久が3/4程度しかなく貧弱。セグレイブに電気テラスがあるだけで簡単に負けてしまう。置物でもいいからラッシャを入れておかないと剣舞竜舞され放題になってしまった。一応ラウドボーンが天然枠みたいな雰囲気だけあるが、残飯でないラッシャを置物として採用するのは難しかった。

相手のパーティ次第だがセグレイブに対してはアマガより硬いキョジオーンを選出することも多かった。

 

 

f:id:PythaPoke:20250106225130j:image
・グライオン

特性: ポイズンヒール

持ち物: 毒毒玉

技構成: WW、毒毒、身代わり、守る

テラス:鋼

育て方: 腕白H228 B100 S180

調整意図:

ブリサフゴ意識最速85族抜き

H16n+1〜3で最大

余り物理耐久最大


以前は脳死でグライハピラッシャしていたが、ドヒドをメインで出すようになってから選出率が格段に下がった。ただ、TODの勝ち筋や自動回復ソースは唯一無二なため続投。シンプルにガチグマとアシレを呼ぶ役割もある。エルレイドやダイケンキがいる時に無理やり毒を入れるような使い方を主にした。テラスは耐性変化とマスカ意識で鋼。技構成はみがまも以外はかなり自由度が高いが、有象無象に強くなる毒毒とキノガッサ意識でダブルウイングを採用した。

サフゴを不採用にしたらガッサを対策できるポケモンが本当にいないことに気づき、技スペ1つで解決できるのはお得だと思って採用した。一応一致なので多少は威力があるのとマスカーニャに弱点を突けるメリットがある。

 

意味不明な余談だが、このグライオンをおせちだとするとこの型は縁起がいい。まもみがは繰り返しによる無限の象徴であるが、毒毒とWWも繰り返しである。一見2回の繰り返しに見えるが、更に毒毒で毒毒玉持ちというのは毒毒毒毒玉と4回の毒繰り返しであり、Wの語源はダブルUであるため WWはUUUUの4回のU繰り返しである。これほど繰り返しを表すグライオンの型はない。

 

f:id:PythaPoke:20250106225139j:image

・ラウドボーン

特性: 天然

持ち物: 隠密マント

技構成: フレソン、シャドボ、身代わり、怠ける

テラス:悪

育て方: 穏やかH252 D228 S28

調整意図:

ミラー意識ややS振りのHD


補完①。クエスバトン対策。一応ブリにも強い。アシパ無効の悪だが安直な対策ポケモンであるため、フェアリーテラバポットデスやスキスワエーフィに返り討ちにされて悲しかった。

受けミラーではサフゴハピラッシャで出されると思うので、地割れを凌ぐ身代わりとラッシャに通るシャドボ。眠られたらキョジ引いて地割れ。

マントはキョジ、ルミコ、テラスしてキラフロル対策になるが、フロルいてもあんまり出さなかった。

 

f:id:PythaPoke:20250106225146j:image

・キョジオーン

特性: 清めの塩

持ち物: 先制の爪

技構成: 塩漬け、地割れ、鈍い、自己再生

テラス:フェアリー

育て方: 腕白HB252 D4

調整意図:HB特化


補完②。ドラパが爆増していたため採用してカモりまくった。特に身代わりとアロー流星シャドボみたいな崩しが多かったため、初手のドヒドで毒を透かされたら交代していた。また、物理受けとしてもアマガの代わりに選出していた。テラス時は鉢巻トリックフラワーを2耐えできるため再戦で毒撒きから勝ったりした。

またここまででキツめな挑発アマガ、グライ、挑発コノヨなどにも強く出れる。グライでまもみがTODされないように先制の爪を持たせた。そして身代わりを破壊しやすくなるよう鈍いを採用した。


キョジの圧力からかマント持ちがこの世に意外といることに気付かされたが、突破する必要ないのであまり困らなかった。また、受け構築にもそこそこ強く出れて、マント持ちでも地割れまでケアできるポケモンは限られているのでよかった。


先制の爪はテキトーに持たせているようで、鈍いを積む上で攻撃を喰らう前にBを上げたり、怯みを無視して先に回復するなど地味なメリットがたくさんあった。そしてなんといっても6%で地にいる相手を破壊する勝ち筋があるのがいい。スキスワエーフィにラウボを突破されてから爪地割れで勝った時は叫んだ。

 

【重いポケモン】

・パーモット

・ソウブレイズ

・剣舞ガブ

・マスカーニャ特にやどりぎ

などなど無限

 

特に宿木マスカーニャきついのが敗因です。


【感想とか】

俺の弱さは社会人になって時間がとれないせいだと思っていたので年末年始で10日以上休みがあったため頑張った。対戦回数をこなして構築をよく考える。しかし、この結果。また3桁。自分の中での記録更新とはいかなかったがレギュHでレート2000を超えたのは初めてなので一応頑張った方ではある。最終日前日に3000位だったのは本当に萎えたが追い上げも含めて自己分析をする。俺にできることは反省点を見つけて努力し続けることしかない。

 


100勝RTA(途中で寝た)とか6時間以上の配信を3回した結果そこまで順位が伸びなかった。振り返るとただ構築の欠陥を知りながら闇雲に潜り続けていたのが原因である。特に長時間潜ることは集中力が切れる。細かいミスがなくならない。ミスのせいで5000位まで落ちて本当に萎えたので「絶対にミスするな!」と自分に言い聞かせて頑張ったらノーミスで最終日9連勝してレート2000になった。やろうと思えば集中できるわ。というかいつも自分が最終日に2000位そこらから上げて3桁ウロチョロをしているが、最終日以外対戦に全力を注いでいないことに気づいた。ちゃんとやろう。

 


そして構築を自力で考える大切さに改めて気づいた。昔のちょっと強かった自分を思い返すと、常に構築を考え続けていた。それを使って配信をしていたのでパクりルーパーがわんさかいたが結果は俺かきゅあっとがいつも良かった。あれ?今の俺ってorion様の構築パクって使ってるだけじゃね?あの頃の雑魚パクりルーパーと同じじゃん。一見したら似たような並びになるかも知れないが、全ての採用理由を理解して構築を使っているのとパクりとでは雲泥の差がある。だからこそハピナスの採用理由から何まで1から改めて考えることにした。特に受けループなんてのは知れ渡った時点で賞味期限切れだ。寧ろそれがベースに対策されるからパクルーパーは勝てない。対策の対策を新たに生み出していく必要がある。その点今回は結果は微妙だったが、自分でしっかりと組んでそこそこ勝てたのは良かったと思う。

結果を求めるのは当然としてポケモンの面白さは自分の思考で相手を上回ることにある。「へへーん!対策済みだよーん」と勝つのが1番気持ちいい。それを再確認した。

 


ただラッシャ抜きを使おうと決めたのが最終日2日前の5000位に転落して足掻くしかなかった時で、固定観念に縛られていたのはよくなかった。常に柔軟な思考を持ち続ける必要がある。

 


まとめると反省点は集中力して潜ることと構築をよく考えること。結局それだけだ。

 


また次から苦しいルールがきますが、地道に考えて頑張って行きます。プチ自慢ですが、ポケカで今運良く日本のcspランキング1位(同率25人くらい)になっているので初WCS行けるようにそっちも頑張ります。

 


これからも最強目指して頑張ります。

以上。ここまで閲覧ありがとうございました。