黙然日記（廃墟）

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産経野口記者の負けっぷり観。

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　6/5分です。入梅ですか。梅の実が色づく季節ですね。まだ店頭に出回っているのは梅酒用の青梅ですが、そろそろ梅干し用の黄色い梅が出てくるのかな。塩分20%の本物の梅干しを日常用とするには、自分で漬けるしかないのが現状です。今年は漬けませんが。

【軍事情勢】英霊の遺骨を放置　日本の「負けっぷり」の悪さ象徴（1/5ページ） - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140605/plc14060509000004-n1.htm

　困ったな。野口裕之記者が、前回の電波全開はどうしたのかと思うぐらい、まともなことを書いています。んーと。なんかあんまり、問題になるようなことも書いていないんですよねえ。「米国は戦死者改宗の経験を積み重ねているが、日本はそうではない」とは言っていますが、「だから日本はもっと戦争しろ」と直接言っているわけでもないし、《民主国家が授ける将兵への敬意と名誉は、戦場に行かせるための“餌”などではない》というのも、これだけ見れば正当な発言ですし。「日本は、なぜ負けたかを総括していないから安全保障に思考停止している」というのも、意味不明だし危険な香りもするのですが、反論するほどの表現ではないし。もちろん、わたしに言わせれば、「反省しているから軍を持たない」というのは立派なひとつの立場なのですが、なんか野口記者にそれを言っても通用しそうにないし。ただ、負け方についてはこれほど徹底的にミケ手見せた民族も世界史上他にいないと思うので、「負けっぷりが悪い」という言い方は当たらないだろうと思いますが、これも野口記者に言ってもしかたないし。うん、まあ、「しかたない」というのが結論でしょうかね。