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武士の一分

3.3点

監督：

山田洋次

出演：

木村拓哉、檀れい、笹野高史、小林稔侍

ジャンル：

邦画 / ドラマ / 時代劇

スポットレンタル価格：55円(税込・送料別)help

『隠し剣鬼の爪』に続く、藤沢周平原作による山田洋次監督の時代劇シリーズ第3弾。藩主の毒見役を務める下級武士の新之丞は、貝の毒にあたり失明してしまう。しかも、最愛の妻・加世が藩の上役に弄ばれ…。主演の木村拓哉が盲目の剣士を熱演。

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武士の一分の作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）


2006年	第49回ブルーリボン賞新人賞	檀れい
2007年	第30回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞	笹野高史
2006年	第80回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞	檀れい

レンタル開始日：

2007-06-01

制作年：

2006年

制作国：

日本

品番：

DB-9054,DB9054
※お届けするディスクの品番はご指定いただけません。

脚本：

山田洋次、平松恵美子

原作：

藤沢周平

音楽：

冨田勲

収録時間：

121分

メーカー：

松竹

音声仕様：

日：ドルビーデジタル5.1ch／ドルビーステレオ

特典：

予告編

色：

カラー

画面サイズ：

ビスタ

作品についているタグ

（タグ一覧）

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武士の一分のレビュー

現在53件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★3つ (3.3点)

評価分布

星5つ: (2)
星4つ: (22)
星3つ: (24)
星2つ: (7)
星1つ: (1)

作品の印象

作品の印象グラフ

4点 2007-10-11 ymo1191 (2404)

藤沢周平原作による山田洋次監督の時代劇シリーズは本作を含めて３作とも見させてもらいました。本作はキムタク主演とあってすごいパブリシティーにあおられましたが、まあ、急いで見ることもないなと思っていて、今の時期になってのＤＶＤ鑑賞です。前２作を忘れてしまうくらい良い作品ですね。山田洋次監督の作品として、実に緻密ですし、山田作品の一貫した人間愛の暖かさが、ドラマのテーマと融合しています。作品的にも、前２作とは違い、まったく新鮮な女優檀れいさんを和服の美人として起用して成功しています（宮沢りえや松たか子さんだと既成イメージあり過ぎ）。うなじがきれいで、あごがちょっと割れ加減のふくよかさなど、タレントキムタクの引き立て役として目を見張ります。全体としても、舞台でやってもいいくらいコジンマリと作られていて、それがまた味があります。

7人が参考になったと評価しています。

3点 2007-08-25 Calamity Jane (65)

ひとりの男のありきたりの復讐劇ですから、
それにしても広がりがないですね。
また、ぎらぎらとしたものも伝わってこないですし、
テレビ（NHKの藤沢周平時代劇）的。
「たそがれ清兵衛」は良かったんですが、
３部作と言われるものの、少しずつ雑に
（いい表現ではないが、しっくりこない）なってきた感じです。
そこそこにこじんまりまとまった映画ですが、
映画的な魅力は感じられないですね。（製作予算もあるでしょうが）
やはり、キムタクの映画ってことなんでしょうか。
（キムタクのTVドラマも見たことないんですが）。
全般に、この監督の時代劇って、あまり時代を感じないですね。
まあ、重厚さは求められないですが（軽い人情喜劇っていうイメージで）。

4人が参考になったと評価しています。

4点 2007-07-02 sachirou51 (372)

山田洋次監督の時代劇シリーズ3部作の最終章ですね。
過去の2作品は自分の意思ではなく、藩命により仕方が無く剣を交える事になった作品でした。
ですから、決闘こそしませんが、「社命には逆らえない」というような、企業戦士たちからの共感を受けて、ヒットしたのだと思います。
今回のこの作品は、それとは違い、他人から背中を押されるのではなく、自分の意思で、妻の屈辱と自分のプライドを取り戻すために、戦いに行くと言うのが、「企業より、個を」というように変わってきた今の時代に、受けたのだと思います。
現代社会でも、昔ではなかなか考えられなかった「内部告発」と言うのが市民権をえ始めています。
これは、長いものには巻かれろ的なものから、『たとえ上司でも悪い事は悪い、もしそれによって自分の身を置く場所がなくなっても、不正を正したい』というものの考え方をする人が出てきたと言う事ですね。
これって、この作品に通じていると思います。
「武士は食わねど高楊枝」なんて言葉もありますが、やはり、
武士でも、というか、武士だからこそ、限界を超えれば... 「武士の一分」（侍が命をかけて守らなければならない名誉や面目）が大切なんでしょうね。
それから、最後のシーン、あそこも良かったですね！？
人によっては「出来すぎ」と取る人もいるかもしれませんが、
「出来すぎ」結構じゃないですか！映画なんですもの！

4人が参考になったと評価しています。

4点 2007-06-08 やまま+他社は速達便? (554)

自身が盲目となり、妻が辱めを受けた事を知りながら、武士としてあり続ける最後の一分を守れるのか。
守る事は判っているが期待していた映像。盲目の殺陣はやはり難しい。緊迫感が物足りないのは山田洋次だからだろうか。
一方、新之丞と加世の夫婦の物語は美しい。
武士として夫として絶望した新之丞を支えながら、結果として裏切る事になり離れなければならなくなるが、新之丞と再び赦し合うラストシーンが美しい。

4人が参考になったと評価しています。

4点 2007-06-04 lovecinema (429)

なるほど・・・。
コレはすごいテーマではありませんか？
階級に関係なく、人は皆プライドを持ち、
一分を貫くために命を掛けて戦う。
もちろん、武士の妻も命を掛けて夫を守りますﾈ。

“命をかけて、守りたい愛がある。”
このテーマがズシリときます。

筋の通った武士を木村拓哉は,そつなくこなしました。
ちょっと人間の情けない部分がもう少し出ててもいいかな〜？なんて感じもしましたが、盲目になったキムタクは本当に何も見えてない様ですごかった。
果し合いの場面も、見えてるのに見えない演技で戦うなんて、本ッと難しいと思うんだけど、完璧だった。

壇れいさんは綺麗でした。
この人和服の方が似合う！！！
命がけで夫を守り、自分の犯した罪を悔やみ死ぬことも考えたものの、盲目の夫を残すことができず、とても苦しかったと思います。
そんな奥様を徳平（笹野高史）が守る。
徳平はｲｲ味出してたね〜b
笑いもあって良かったﾜ。

しかし桃井かおりすごいっ！
こんなおばさんいるいる〜ｗさすが桃井！！！かっこいぃ〜♪って感じ。　貫禄。

熟年離婚や年金がもらえるようになるまで我慢とか・・・
夫婦の関係があまり良いﾓﾉのたとえが無い現代。
もう一度“夫婦のあり方”を考えなおした方がいいのかもしれません。
もっと、互いを守り、思いやり、夢を持って生活することがどんなに楽しいことか。
自分たちを支えてくれる人たちを気遣ったり、とても大切なことがぎっしりと詰まった映画だと思います。

3人が参考になったと評価しています。

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山田洋次×感動木村拓哉×感動檀れい×感動

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