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心と体とコミュニケーションが不得手である事と 異常とも思える記憶力を持つ主人公のマーリアにとって 多分世界とは理知的なルールによって成り立っており 外部とのコミットはそのルールに従ってのみ関わる事になってい…(続きを読む)9603さんコミュニケーションが不得手である事と 異常とも思える記憶力を持つ主人公のマーリアにとって 多分世界とは理知的なルールによって成り立っており 外部とのコミットはそのルールに従ってのみ関わる事になっているので 常にルールの正否が問われ神経質にならざるを得ない 非常に疲れる日常を送る事になることから 生きづらい社会にできるだけ関わらない(関われないか?)生き方を選択する事になる 一般社会から見れば ある意味非常にナイーブで扱いにくい人というイメージ そのマーリアと同じ夢を上司のエンドレが見ていたことがわかり次第に惹かれていく という一寸この辺りはファンタジックな設定ではある それでも理知の世界ではない部分を恐る恐る踏み出す部分(この映画では マッシュポテトを握ってみる等のショットで 触覚を回復するという表現をしている)は上手く描いているし エンドレへのぎこちなく唐突な感じのいい方もコミカルだが よくわかる 勤務先の設定が食肉工場の牛の屠殺・解体場の監査官ってのもいかにもという感じ(牛の屠殺風景はかなり強烈に描かれていて フランジュの”獣の血”なんかを思い出した)
主人公のの潔癖性なんかは テーブルのパン屑なんかを律義に拾い集めるショットとか ベットに上がる時の室内履きをきっちりそろえて脱ぐ ローアングルの足首のショットとかの細部の工夫もよくできていて 映画の出来としては上々なんだけど 一方で最後の部分のモヤモヤなところのわからなさや違和感が残る感覚があって(実際それをはっきり指摘できないもどかしさがある)これは 監督が女性であることからくる生理的な手触りや感覚ではないかと疑っているんだけどね ほぼすべてのメロドラマとかって男性監督が作っていて それはものすごく納得させられるんだけど 女性の立場から見たときに”それはないんじゃないの?”っていう発言を聞くことも多いのはこの感覚かと理解したような気がしたな そういった意味合いではカルチャーショックを受けた映画
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サンクスギビングクエンティン・タランティーノ監督とロバート・ロドリゲス監督の「グラインドハウス」内のフェイク予告編から、長い時を経てようやく長編映画化!イーライ・ロス監督のスラッシャーホラーってだけで特に説明は不要と…(続きを読む)Don Vitoさんクエンティン・タランティーノ監督とロバート・ロドリゲス監督の「グラインドハウス」内のフェイク予告編から、長い時を経てようやく長編映画化!イーライ・ロス監督のスラッシャーホラーってだけで特に説明は不要とは思うけど…。
感謝祭の日にスーパーで起こった事故をきっかけに、翌年の感謝祭に何者かにより復讐の惨殺が幕をあける。
イーライ・ロス監督らしいゴア描写満載で、無理な人は絶対に無理、好きな人にはたまらない作品となっております。ジャンピングスケアによるドキドキを楽しむというよりは、単純にゴアを楽しむスラッシャー映画かと。
「ナチ親衛隊の狼女」と「Don't/ドント」も長編映画化して欲しいなぁ… -
DESTINY 鎌倉ものがたり鎌倉では受け入れられているバケモノがいる世界が舞台です。 作家でバケモノとの世界を受け入れている一色正和と バケモノの世界に不慣れな年の離れた妻亜希子の夫婦が バケモノや黄泉の国を受け入れな…(続きを読む)ちあきだよさん鎌倉では受け入れられているバケモノがいる世界が舞台です。
作家でバケモノとの世界を受け入れている一色正和と
バケモノの世界に不慣れな年の離れた妻亜希子の夫婦が
バケモノや黄泉の国を受け入れながら夫婦愛を描いた作品です。
最初はバケモノを描く滑稽ものかと思いながら観ていましたが
徐々に夫婦愛に中心が移っていくことで、
どんどんのめりこんでいきました。 -
「俺と結婚しようぜ」という最序盤から展開が早く,作品に引き込まれるが,私なら結婚しない.
原作未読.
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アニメが面白すぎるので原作読んで見た。5
作成者:kjhhhさん「響け!ユーフォニアム」あの忌まわしい事件が起こり、ふと頭をよぎったのは、被害の状況と今後の作品についてだった。本作は3期制作が発表されていたのだが、事件後の報道を見るに状況が余りにもひどく、一時京アニ存続が危ぶまれる状況になり・・・原作小説を読むしかないと判断した。それほど本作の結末を知らずには居られなかったのだ。とりあえず1年生編3冊を読んだところ、とても面白く結局シリーズ全てを読むことになる。そうすると、何故かアニメを見たくなり、結局本作のサウンドトラックを聴きながら小説の全部読みと、アニメの全部鑑賞を交互に5回くらい繰り返したりして、一時期憑りつかれたみたいな感じに・・・。それと、原作を読んでいないと判らないシーン(ファミレスで梓相手に黄前相談所を開いている時、窓の外に何かを背負いながら走る自転車の女子学生が佐々木梓だったり)などが有り、小説を読めて良かったと思う。ちなみに、3期アニメが昨日終わったところで、何やら大変な事になっているみたいだが、それは本編レビューにてたっぷりと述べさて貰おう。