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おくりびと

4.2点

監督：

滝田洋二郎

出演：

本木雅弘、広末涼子、笹野高史、余貴美子、山崎努

ジャンル：

邦画 / ドラマ

スポットレンタル価格：80円(税込・送料別)help

『壬生義士伝』の滝田洋二郎監督が、本木雅弘主演で描いたヒューマンドラマ。遺体を清め棺に納める納棺師として働くことになった主人公の成長と周囲の人々の人間模様を綴る。広末涼子、山崎努が共演。モントリオール世界映画祭でグランプリを受賞。

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おくりびとの作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）


2008年	第51回ブルーリボン賞主演男優賞	本木雅弘
2009年	第33回エランドール賞作品賞映画部門（TV Taro賞）
2009年	第33回エランドール賞プロデューサー賞	中澤敏明
2009年	第32回日本アカデミー賞最優秀作品賞
2009年	第32回日本アカデミー賞最優秀監督賞	滝田洋二郎
2009年	第32回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞	本木雅弘
2009年	第32回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞	余貴美子
2009年	第32回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞	山崎努
2009年	第32回日本アカデミー賞最優秀脚本賞	小山薫堂
2008年	第81回アカデミー賞外国語映画賞
2008年	第82回キネマ旬報ベスト・テン日本映画ベスト・テン第1位
2008年	第82回キネマ旬報ベスト・テン日本映画監督賞	滝田洋二郎
2008年	第82回キネマ旬報ベスト・テン脚本賞	小山薫堂
2008年	第82回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞	本木雅弘
2008年	第82回キネマ旬報ベスト・テン読者選出日本映画監督賞	滝田洋二郎

レンタル開始日：

2009-03-18

制作年：

2008年

制作国：

日本

品番：

ASBX-4337,ASBX4337
※お届けするディスクの品番はご指定いただけません。

脚本：

小山薫堂

音楽：

久石譲

収録時間：

131分

メーカー：

アミューズソフトエンタテインメント

音声仕様：

日：DTS5.1ch／ドルビーデジタル5.1ch

色：

カラー

字幕：

日（聴覚障害者用）

画面サイズ：

ビスタ

作品についているタグ

（タグ一覧）

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おくりびとのレビュー

現在90件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★4つ (4.2点)

評価分布

星5つ: (33)
星4つ: (45)
星3つ: (14)
星2つ: (2)
星1つ: (0)

作品の印象

作品の印象グラフ

4点 2009-04-28 ちゃ〜 (514)

人の死についてかなり考えさせられるつくりになっています。
人の死、見送る人、納棺士のお仕事を通じて残された人の心情をみられます。

静かに死を受け入れる儀式のような納棺。
死後硬直している不自然な体をほぐし、黄砂をかけられたように土気色で粉吹いたような肌を生前のなめらかな表情に変える事で、死体を愛すべき人に蘇らせ、悲壮や死への恐怖を和らげる重要なお仕事のようにみえました。

ただ、自分自身、人が死ぬことを静かに受け入れられる時期ではなかったので、とっても複雑な気持ちが湧き起こりました。
話題作ということで何にも考えず借りてしまいましたが、観た事を後悔しています。
観るタイミングって大事ですね。
死を静かに（客観的に）受け入れられる状態にある人ならばこの作品の良さが染み入るのでしょう。

13人が参考になったと評価しています。

5点 2009-03-23 にゃんてぃ (1121)

アカデミー賞取りましたね！　
おめでとうございますヽ(^o^)丿
『おくりびと』を観た韓国人女性が
死に化粧のことをとても珍しがっていて、
本作を大絶賛していた姿をテレビで見てたので
アカデミーもアリなんではないかと思っていたら…
やっぱり^m^

年齢問わず、高給保証、実質労働時間わずか、しかも正社員で！
こういう都合良すぎる求人ってホント恐いのよね〜(^^ゞ
色々な意味でハードで敬遠されがちなお仕事が多いのが現実。。
「旅のお手伝い」じゃなくて「旅立ちの…」
コレ絶対誤植じゃないでしょ〜、確信犯だゎょ！

でもひょんなことから天職にめぐり合うって結構あるんじゃないかな。
それはそれで幸せなことだと思います。
な・の・に、何？妻の態度…。
新しい仕事を隠されていたことにショックを受けるのは当然だけど
なんで「汚らわしい！」だの、「普通の仕事をして欲しい」だの。。
皆で「もっとマシな仕事つけ」など何だのって
オマエらはそんなに立派な人間なのか〜？って
ちょっとキレちゃった(^^ゞ
普通の仕事って何？誰が決めたの？
本作の裏テーマは職業差別ですね^m^

数年前に亡くなった私の親戚のことなのですが、
死んでるなんて思えない、まるで未だ生きているかの様に
綺麗に死に化粧をしてもらっていて
感動したことを思い出しました。話は逸れましたが…
納棺師のお仕事ってとても素敵で立派な職業だと思います。

それにしても納棺師の方も色々とあるみたいですね(^^ゞ
綺麗な女性のご遺体をね…拭いたらアレ何か違う？みたいな。
うちの娘はこんなんじゃない！とか逆ギレされたりとかね。
人それぞれ様々な人生があるものです。

モックンはいつになく素敵、
特にチェロを奏でるお姿にはうっとり〜♪
ヒロスエは私の中では高校生のイメージが強くて
何だか妻というより妹に見えちゃった。。
妻の設定年齢は元々は３０代後半だったそうですね。
でもやっぱり山崎努の存在感はさすが！
脇を固める余貴美子・吉行和子・笹野高史の演技も絶妙。
そして何より一番素晴らしかったのは、
オープニングのビクリともしないご遺体役の
白井小百合さんではないでしょうか。
２００名の中からオーディションで選ばれただけあって
完璧なお遺体ぶりでした^m^

10人が参考になったと評価しています。

4点 2009-05-31 Chayanne (1183)

まずはアカデミー賞外国語映画賞受賞おめでとうございます。これは理屈抜きに
日本人にとっては喜ばしい事ですよね。特にこの作品の様な日本人の死に対する
尊厳さや四季の移り変わりが美しく表現された点評価された事嬉しく思います。
この作品は観る人によって様々なテーマがあるかと思うのですが、自分はまず
働くと言うテーマを考えさせれました。誰でも小さい頃に描いた憧れの職業が
あると思いますが果たしてどれだけの人がそれを実現させているでしょう？実際は
お金の為と割り切って今の仕事に従事している人が大半かと思います。それでも
働いていかなくてはいけない訳でその日々の労働からスキルアップはもちろん
人間関係、理不尽さ、そして評価された際の喜びなどをあらゆる事を体感して
成長していくんですよね。そして死と言うテーマ。決して死は悲しむべき事ではなく、
新しい旅立ちへの門なんだと痛感しました。だから生きている内は十分人生を
謳歌しなくてはいけないと改めて思い知らされました。多少展開が足早に過ぎる点
はあるものの高く評価出来る作品だと思います。

9人が参考になったと評価しています。

4点 2009-04-01 ymo1191 (2404)

本作品で取り上げているテーマは、先のレビュアーさんも指摘している通り、３つのテーマ、壮年の男性（本木雅弘）が直面する就職難、納棺師（山崎努）や火葬場の火夫（笹野高史）も含めての職業に対する貴賎の考え、家族のあり方＝子を捨てた親（余貴美子）と子の絆、等が丁寧に扱われたハートフルのドラマとなっています。納棺、葬儀と言う厳粛なシーンもありますが、ドラマとしては決して重苦しくなることなく、本木君をはじめとした役者さんたちの演技はちょっとコミカルさも感じる飄々としたものになっています。”いったい自分は何を試されているんだろう”と、転職の試練に、本木君は鮭の遡上を見ています。死を尊ぶことは、生を謳歌できること、生と死の対比を、旺盛な食のシーンを通して感じました。

9人が参考になったと評価しています。

4点

個人的に、好きな作品です。
納棺師という職業にスポットをあてて、悲しくも切ない物語。
お勧めです。

8人が参考になったと評価しています。