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トカレフデラックス版

3.4点

監督：

阪本順治

出演：

大和武士、芹沢正和、國村準、牧口元美、鈴木晋介、水上竜士、尹明蘭、類家大地、佐藤浩市

ジャンル：

邦画 / アクション / ドラマ

スポットレンタル価格：80円(税込・送料別)help

『亡国のイージス』の阪本順治監督・脚本による緊迫感あふれるアクション。妻子と共に平和な日々を送っていた道夫だったが、ある日息子が拳銃“トカレフ”を持つ覆面男に誘拐される。後日、息子は遺体で発見され、道夫は復讐を誓う。

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トカレフデラックス版の作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

レンタル開始日：

2005-12-22

制作年：

1994年

制作国：

日本

品番：

GNBR-1127,GNBR1127
※お届けするディスクの品番はご指定いただけません。

制作：

脚本：

原作：

音楽：

収録時間：

103分

メーカー：

NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社

音声仕様：

日：ドルビデジタルモノラル

特典：

DVD用に新たにローコンポジを起こし、撮影の石井勲監修によりテレシネしたスクイーズ・ニューマスター仕様、DVD用撮り下ろし対談映像<監督：阪本順治×主演：佐藤浩市>対談映像（23分）収録、劇場予告篇（2分）収録、スタッフ＆キャスト・プロフィール（静止画）

色：

カラー

画面サイズ：

ビスタ

作品についているタグ

（タグ一覧）

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トカレフデラックス版のレビュー

現在5件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★3つ (3.4点)

評価分布

星5つ: (1)
星4つ: (2)
星3つ: (1)
星2つ: (0)
星1つ: (1)

作品の印象

作品の印象グラフ

4点 2009-10-17 ymo1191 (2404)

阪本順治監督第４作目の作品は３作まで続いた地元関西圏を出て、千葉、三里塚が舞台です。千葉の団地に住む普通のニューファミリー（大和武士、西山由海）の一人息子が同じ団地に住む普通のサラリーマン（佐藤浩市）一味によって誘拐、殺害されてしまいます。この前半は普通の社会派サスペンスドラマで、なぜ犯人は大和武士さんの子供を狙ったのか、奥さん（西山由海）と犯人との日常など気になり、そもそもトカレフを拾ったからこうなってしまったのかなどと考えをめぐらしていると、ドラマの後半は阪本ワールドの世界に突入して、大和武士さんと佐藤浩市さんのハードボイルドの復讐劇が三里塚を舞台として展開します。今回はトカレフとか拳銃が主体ですから、大和武士さんのアクションはありませんが、阪本ワールドでのハードボイルドの面構えが魅力的です。佐藤浩市さんもこの作品以降阪本ワールドの男の顔となっていくのですが、本作では本人が意識しているか否かにかかわらず三國連太郎さんのＤＮＡをひく不気味な犯人像を怪演しています。本デラックス版DVD特典の撮り下ろし対談映像（阪本順治×佐藤浩市）（2005年収録、23分）が、阪本監督とはタメで佐藤浩市君より２歳年長の私としては共鳴ものです。

4人が参考になったと評価しています。

4点 2010-05-31 9603 (624)

まず、第一印象は阪本順治侮りがたしというところでしょうか。”どついたるねん”から２０数年ぶりに見た前回の”魂萌え”なかなか良くて、ちょっともう一本という感じで借りたのですが、そんな軽い気分に一撃を喰らわされました。
　確かに、ストーリーを追っかけてくと、警察の無能さ（これだけ証拠残したら捕まえるだろう！山狩りしといて２人を探せない！）とか、佐藤浩市がトカレフを手に入れた状況は納得できるとして、入院中の大和武士の前にそんなに簡単にトカレフが手に入るような状況がありえるわけがないとか、流動調査をして（ハードボイルドにはありかな？）、たまたま犯人を見つけるとか・・・・考えてみれば（考えなくても感じれよ！とか言われそう・・・）理不尽なご都合主義に満ち溢れていますが、いいじゃないですか、それを上回る緊張感を持続できてるんですから。
　それと映画の印象として、例えて言えば、拳銃で撃たれるような痛覚を持つ映画として、北野武の映画があるように、阪本順治の”トカレフ”は（拳銃を表題にしながら）拳銃で撃ち抜かれるのではなく、鈍器で殴られたような（・・・そう佐藤浩市が大和武士を背後から殴ったあの感じ！）そんな比較もできるかな、とおもいました。
　なお、絶賛しながら☆４つにしたのは、ご都合主義的なストーリ故ではなく、自分も青年期として過ごした８０〜９０年台のファッションがどうにも恥ずかしかったからと言うことに尽きます。

1人が参考になったと評価しています。

1点 2009-11-01 shojiman22 (1252)

支離滅裂、何が何だか分からないです。時間の無駄だから見ない方が良いですよ。自信のない監督が良く使う手で、分かると馬鹿にされるから分からないように作るんです。そうこうしてる内に、自分でもホントに分けわからなくなってきたりして・・・今時、少なくなったファッションだけど、１９９４年制作というから、この頃はまだこんなことやってたんだなあ。最初に、子供誘拐犯が子供を肩車してカネ取りに来る場面で、父親や警察の何人かがそこらあたりにいるんだけど、なぜか捕まえようとはしないで、バイバーイいってらっしゃい、みたいなことやってる。その辺りから、この映画おかしいんじゃないかと思ったら、やっぱりそうでした。

1人が参考になったと評価しています。

5点 2007-11-13 キャティ (1475)

非常にこころうたれます。
せつなさが映像にもでています。
最後までたのしめた数少ない作品

1人が参考になったと評価しています。

3点

現実的な描き方もある一方で、全体的に訳の分らない内容の映画です。現実的な要素は、犯人の勤めている職場が「毎日新聞」の印刷工場だったり〔身代金目的幼児誘拐殺人犯ですよ、よくも毎日新聞社は許可を与えたものです〕、スーパーの売れ筋商品が置かれているような目立つ場所に、今では考えられませんが「マンナンライフの蒟蒻畑」が陳列されていたり、妙に生々しいんですよ。不可解な点は数々ありますが、身代金受け渡しの場面は、あれは何なんでしょうかね。警察は間抜けと言うことでしょうか。もしかしたら、この映画の訳の分らなさは、大和武士さんが撃たれたあとのエピソードは、意識不明なのに変な言い方ですが、大和さんの病床での夢だからかもしれません。