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紙の月

2.9点

監督：

吉田大八

出演：

宮沢りえ、池松壮亮、大島優子、田辺誠一、近藤芳正、石橋蓮司、平祐奈、伊勢志摩、佐々木勝彦、天光眞弓、中原ひとみ、小林聡美

ジャンル：

邦画 / ミステリー・サスペンス / ドラマ

スポットレンタル価格：80円(税込・送料別)help

角田光代のベストセラー小説を宮沢りえ主演で描いたサスペンス。銀行で契約社員として働く主婦・梅澤梨花と夫との間には空虚感が漂っていた。ある日、大学生・光太と逢瀬を重ねるようになった彼女は、彼のために顧客の預金に手を付けてしまう。

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月額990円（税込）からレンタル枚数の異なる3つのコースをご用意しています。詳細はこちら。

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この作品には、Blu-ray版もあります: 【Blu-ray】紙の月

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紙の月の作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）


2014年	第27回東京国際映画祭最優秀女優賞	宮沢りえ
2014年	第27回東京国際映画祭観客賞	吉田大八
2014年	第57回ブルーリボン賞助演男優賞	池松壮亮
2014年	第57回ブルーリボン賞助演女優賞	小林聡美
2015年	第38回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞	宮沢りえ
2014年	第88回キネマ旬報ベスト・テン助演女優賞	小林聡美

レンタル開始日：

2015-06-02

制作年：

2014年

制作国：

日本

品番：

PCBP-73319

制作：

大角正

脚本：

早船歌江子

原作：

角田光代

収録時間：

126分

メーカー：

ポニーキャニオン

音声仕様：

日：ドルビーデジタル5.1chサラウンド／ドルビーデジタルステレオ

色：

カラー

字幕：

日

画面サイズ：

シネスコ

作品についているタグ

（タグ一覧）

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紙の月のレビュー

現在18件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★3つ (2.9点)

評価分布

星5つ: (0)
星4つ: (3)
星3つ: (13)
星2つ: (3)
星1つ: (1)

作品の印象

作品の印象グラフ

4点 2015-05-30 ryugen (4355)

角田光代の原作は読んでいないが、"美人だけど地味で真面目な女性"という
ヒロイン役には、映画版の宮沢りえにしても、ＴＶ版の原田知世にしても、
それぞれイメージがピッタリで甲乙つけがたい。幸薄そうという感じでは、
宮沢りえに軍配が上がるが、女優としては原田知世の方が好きだ(笑)　いづ
れにせよ、若い頃は可愛いだけの女性だった彼女らが、演技のできる女優と
して生き残ってきているのは意外と言えば意外。その点、小林聡美なんかは、
もはや貫禄の域(笑)　大島優子がなかなかの曲者なので、いづれ小林聡美化
しそうな気配も(笑)　映画の内容は、平凡な主婦が若い男との出会いをきっ
かけに横領に手を染めるという、ありがちでシンプルな構図。ヒロインが、
嘘に嘘を重ねるコトでどんどん破綻への道に突き進む姿をサスペンス感をも
って描くというもの。「八日目の蝉」ほどの衝撃性はないけれど、こちらは
ややリアルな部分もあるかも? 買い物の時、少々お金が足りなくて預かり金
を一時拝借したりする誰もが覚えのある?(笑)トコロから、徐々にエスカレー
トしていくサマを非常に自然で上手く描いている。下手にエンタメ方向へ傾
かせなかったコトも成功のポイントだろう。最後に流れる名曲 "Femme fata
le"(Nico&The Velvet Underground)。魔性の女という本来の意味とはズレて
いるが"破滅の匂いを感じさせる女"という部分で、印象に残る選曲でもあっ
た。

3人が参考になったと評価しています。

3点

原作既読。正直言うが、主人公のキャスティングに難ありと見る。
TVドラマでの原田知世、本作の宮沢りえ、いずれも薄倖そうな人妻という感じは悪くないが、原作の持つ遥か年下の大学生との情事を描いた「恋愛小説の映画化」という感じがまるでしない。
私見で申し訳ないが、井川遥とか、常盤貴子とかの、いかにもそうなりそうな仇っぽさが欲しかった気がする。
それよりも、小林聡美のパーペキな演技がドラマを締めてしるのは凄い。私は、この人になら頼んででもお金を預けたいと本気で思った。
また、大島優子はAKB出身らしいが、元アイドルという感じがまるで無く、俳優養成所からの新進のような感じがして非常に新鮮だった。

1人が参考になったと評価しています。

4点

宮沢りえ　の　演技に感服。元銀行員だった私には想像もできない展開でしたが
人間の心の奥底を見事に暴露させた作品だった。

1人が参考になったと評価しています。

3点 2015-06-09 くぬぎ (1548)

決して悪くはないと思うが、すでに原田知世が演じたTVドラマ版がある
上での映画製作であるから、さすが映画、TVドラマとは一味違うな、と
思わせるようなものがあると良かった。ところが、そう感じることは
残念ながら無かった。せいぜい、宮沢りえと池松壮亮の、ちょっと毛が
生えたような濡れ場があったことぐらい。
宮沢りえは、疲れたようなやつれ感が良く出ていたと思うが、ラストは、
えっ、これだけ？と思うくらい、あっさりとしていた。

4人が参考になったと評価しています。

3点 2016-12-18 ymo1191 (2404)

お金を貢ぐ女を、ミッションスクール少女時代の募金活動の映像と交錯して描いています。他人のお金をくすめて、お金を施す女を、宮沢りえさんが演じてます。大学生の男（池松壮亮）とのゴウジャスな日々とか、映像的に表面に描かれている事は、見苦しいばかりの言い訳で、この女性の心の何がそうさせているのかは別のところにあるようで、それが描けていることが、宮沢さんの演技力だと評価できます。お金で幸福感を満たそうとする事も過剰レベルでは、脳科学的にも、麻薬依存症と同じですね。まあその辺の病理的なものは、個人毎に様々ですが、お金と言うものの入り口のところの狡猾さは、犯罪であり、お金を動かす職業の者として戒めでもあります。

4人が参考になったと評価しています。