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櫂

3.6点

監督：

五社英雄

出演：

緒形拳、十朱幸代、名取裕子、石井ひとみ、石原真理子

ジャンル：

邦画 / ドラマ / 文芸・史劇

スポットレンタル価格：55円(税込・送料別)help

『鬼龍院花子の生涯』『陽暉楼』に続く、太宰治賞＆直木賞受賞作家の宮尾登美子の原作を、五社英雄が描いた文芸ドラマ第3弾。高知を舞台に、女衒の一家とそれに関る様々な人間関係の中で暮らす、ヒロイン・喜和の愛と悲しみの人生を浮き彫りにしている。

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櫂の作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

映画賞受賞履歴
映画賞受賞履歴	1985年	第28回ブルーリボン賞主演女優賞	十朱幸代

レンタル開始日：

2002-06-14

制作年：

1985年

制作国：

日本

品番：

DRTD02120

脚本：

高田宏治

原作：

宮尾登美子

収録時間：

135分

メーカー：

東映ビデオ

音声仕様：

日：モノラル

特典：

フォトギャラリー

色：

カラー

画面サイズ：

ビスタ

作品についているタグ

（タグ一覧）

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櫂のレビュー

現在12件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★4つ (3.6点)

評価分布

星5つ: (2)
星4つ: (3)
星3つ: (7)
星2つ: (0)
星1つ: (0)

作品の印象

作品の印象グラフ

3点 2011-05-24 ymo1191 (2404)

宮尾登美子さん原作を、五社英雄監督が描いた文芸ドラマ映画としては、『鬼龍院花子の生涯』『陽暉楼』に続く第３弾ですが、原作が書かれたのは本作の「櫂」が最も最初の作品で、宮尾さんの生まれ育った高知の女衒の男気や色町の芸子の女気と、賑やかな世界をベースとした自伝的内容に基づく宮尾ワールドの原点です。宮尾ワールドに共通する、そんな時代背景を女性としての確固とした自我を持って生きて来た女の生きざまを描いた作品として、本作は最もオーソドックスな作品ですが、主演女優・十朱幸代さんがしっかりと演じています。自伝と言うことでは後半に登場する少女綾子（高橋かおり）に宮尾さん自身が投影されていますが、女衒の一家に生まれながら、一人の女性としてしっかりした教育を受けさせてくれた母、実は義母（十朱幸代）の存在感がドラマの焦点となっています。

9人が参考になったと評価しています。

3点 2011-05-01 alfa60 (2884)

絶対的な貧しさ、そこから生まれる人身売買、それを利用した男のご都合主義の売春システム、それを嫌悪して生きた女の一生、矢張りこういう滅入る映画は嫌いだ、出来がいいだけに、男である私は、そういう救いのない男の一人であることを見せ付けられるのが嫌だ、それでも和服の乱れの中に熟れるような白い肌の淫靡な誘惑は、大いにそそるのだった。

9人が参考になったと評価しています。

3点 2008-01-12 shojiman22 (1252)

（DVDの状態が悪く、最後まで見せては貰えなかった。その上での評価だが）大河ドラマにはプラスとマイナスがある。人の一生を長いスパンで描くことによって重さが生じる面と、ドラマとして掘り下げが足りなくなるため絵巻物を見るような薄っぺらさが生じる面だ。後になるほど、段々に飽きが生じるのはそのためだろう。

2人が参考になったと評価しています。

4点 2006-11-11 E.T. (1287)

原作は宮尾登美子が太宰治賞をとったものです。彼女の自伝的内容であり、後半に登場する少女綾子＝宮尾自身です。

ものすごい複雑な家庭、男尊女卑の世界を描いていて、現代の働く女性の感覚からはかけ離れた世界です。
十朱幸代があまりにもかわいそうで、五社監督の作品の中で一番泣けました。
緒方拳が鬼のように見えます。

生活力のない女性というのは男性の奴隷のように生きていくしかないのだなとつくづく思ってしまいました。
十朱が、心労で変貌してゆく様子も痛々しくてすごいです。それでも芯が強い女、というところが宮尾流。

2人が参考になったと評価しています。

3点 2011-05-25 まえみつ (3908)

石原真理子がまだ可愛い頃の作品ですけど・・・
それ以外は良く覚えていません。

4人が参考になったと評価しています。